表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
剣と魔法と科学の世界  作者: インドア猫
21/99

大群襲来

「ゴム採取最終日。やるぞー」


「おー」


「ヒヒーン」


ユニコーンという移動手段があると大分違う。速い速い。バイクでツーリングをするのは好きだったが、乗馬は未経験だ。しかし意外と楽しいな。新しい趣味にしようかなぁ。


魔獣はアメリカ西部のカウボーイみたいにユニコーンの上からドパッ、ドパッ、撃って殺す。


これでブーツとかハットとか有れば完璧だが、生憎と今着ているのは薬品や火にも弱い白衣擬きだ。今度プラスチック作ってプラスチック繊維で作ってみよう。


しかし、今日は多いな。



************



早く着いたから今日の採取は早めに終わった。魔獣は今日はユニコーンがいるというのにやたらと襲って来る。モテモテだ。全く要らないが。というか寧ろ御断りだ。


ただこのユニコーン、そこそこ強い。雑魚なんざ一瞬で切り刻まれる。ユニコーンの種類はウインドウハイユニコーン。


魔獣の強さを表すのに、元の個体名に下級(レッサー)高級(ハイ)上級(アーク)(キング)(ロード)皇帝(エンペラー)がある。ちなみに(キング)の雌個体は女王(クイーン)と呼ばれる。


何にせよ結論、強い。戦力は多いに越した事はない。


「しかし、ちょっとこれは本格的に多すぎるんじゃねーか?」


「正直言ってヤバイですね」


マジか。森の住人のお墨付き貰っちゃったわ。洒落になってねーよ。なんでこうなった。



全略。



いや全部略したら駄目だな。


失礼前略、親父、お袋、エルフの森に出かけた息子は今サソリの大群に囲まれて死にかけてます。


二回死んだら今度はどうなるのでしょうか。


また転生するのか、それっきりか。


神を信じてるヤツは神のみぞ知るとかいうだろうけど、生憎俺は無神論者だ。なら誰が知っているか。答えは経験者と、百年後にでも老衰した自分だ。

誤字脱字ありましたら報告お願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ