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剣と魔法と科学の世界  作者: インドア猫
19/99

抗生物質

「何でユニコーンがこんなに弱っているんですか?」


「病気だろうな。と言うかそれ以外に原因も見つからん」


回復魔法は病気には効きが悪い。多分、回復魔法は怪我や傷、体力を回復させるものであって、病原菌をブッ殺す訳ではないのだろう。


体力回復によって免疫機能が高まるからある程度は効果があるということだろう。免疫力を高めるのに体力回復は効果的だからな。ただ重い病気には対応しきれない。


「薬作ってやるか。このままほっとくのも目覚めが悪いしな」



抗生物質の作り方。



読み飛ばし可能。



コールタールに塩酸を流してと酒と酢を混ぜて作った酢酸エチルを混ぜてアニリンが出来る。酢を炭酸カルシウム焼いたやつにぶっ掛けて更に硫酸ぶっ掛ける。出て来た氷酢酸を鉄パイプを使ってケテンにしてから元に戻したら無水酢酸。無水酢酸とアニリンをゆっくり混ぜてアセトアニリド。ちなみに下手したら爆発するので気を付ける。塩酸に湯の花を混ぜて作ったクロロ硫酸とアンモニアをアセトアニリドと混ぜて塩酸を使って煮る。ここらの物質の名前は長過ぎてもはや脳で考えてる時点で噛みそうになるから割愛させていただく。舌噛んだら血が出る。それは置いといて、炭酸水と水酸化ナトリウムで作った炭酸水素ナトリウム、つまり重曹と煮たら抗生物質、スルファニアアミド、別名サルファ剤。世界初の抗生物質の出来上がりだ。


ユニコーンにサルファ剤を飲ませる。魔獣だし効くかどうかは分からん。


「これ言ったら簡単・・・ではないですけど、作るのにかなり気を使って、精神がドンドン擦り減っていきますね」


「危険物使いまくりだからな。大体の人が材料聞いたら飲みたくなくなる」


「でしょうね」


とりあえず量作っとくか。

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