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剣と魔法と科学の世界  作者: インドア猫
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樹液採集

「な、な、な、何をしたッ」


「引き金引いた」


マジでそんだけなんだよなぁ。引き金引いてドパッで終わり。速攻過ぎて呆気ないと言うか、威張るからにはもっと強いのかと思って警戒した自分が馬鹿みたい。(シールド)の魔法とか使って防がれる事も視野に入れてたけど…いらん心配だったな。


「その魔道具はなんだァッ。どうせ金にモノを言わせて買ったのだろう。卑怯者がァッ」


「取り敢えずカルシウムとったら?キレやすかったら脳の血管プチンして早死にすんぞ。牛乳飲むか、小魚食え」


「ふ、ふ、ふざけるなっ。この俺様を愚弄する気かッ。まぁいい。金は出す。その魔道具を買ってやろう」


「えっ、嫌だけど。出来れば、というか出来なくても却下で」


コイツ何言ってんの?論点ズレ過ぎだろ。そもそも樹液採集の話が銃買う話になってんの?敗者の癖に図々しい。


「取り敢えずもう勝ったからいいよな。あと、交渉するならもっとマシな言葉使えよ。じゃぁ」



************



木に切り傷を入れて溢れてくるところに瓶を置く。後は待つだけ。果報は寝てまて。


「おぉ、青カビいっぱいあるな。もしかしたらペニシリン作れるかもな。最初はスルファニアアミド、サルファ剤からかと思ってたが、ショートカット出来れば越したことはないしな」


「ちょっと何言ってるかわからないですけど、何か青カビから作れるのですか?」


「薬」


「うわぁ、硫酸の時も思いましたけど絶対その薬飲みたくないですね」


やっぱり原料知ったらちょっと嫌なモノもあるか。シャンプーだって硫酸と水酸化ナトリウムで作ってるの知ったらちょっとアレだし。


取り敢えず一日終了。何か疲れた。

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