彼は貴方を殴らないかも知れない
シャリムに出国を阻まれたシャハルは、それまでもその後も、数え切れない程の強行突破を試みて、その全てを愛情の名のもとに却下されていた。そこにあらゆる暴力は介在せず、あるのはただ熱病患者が求める水に似た何かだった。
#MaybeHeDoesntHitYou
【彼はあなたを殴らないかもしれない だけど、あなたが勇気を振り絞って別れを切り出すと、自殺すると脅す。あなたは結局彼の元にとどまり、もっとコントロールされてしまう。】
— Nneka M. Okona (@afrosypaella)2016年5月8日
「どうしても出て行きたかったら、これで自分を刺して下さい。さあどうぞ、遺書もありますし、何があっても訴えませんから安心して。貴方に刺されるなら本望です」
#maybeHeDoesntHitYou
【彼はあなたを殴らないかもしれない だけどあなたが髪を『彼の許可無し』に切ったことに、何週間も怒り続ける】
— Planet Thickness (@bad_dominicana)May 2, 2016
「絶対に前の方が似合ってました。何故勝手なことするんです!」
#MaybeHeDoesntHitYou
【彼はあなたを殴らないかもしれない だけど、あなたをめったに実家に帰さず、友達に会わせない。】
— Akilah Hughes (✔@AkilahObviously) 0:13 - 2016年5月10日
「またお国言葉を使って。サイモン議員とヨウゼン議員、あの二人と何をお話しされていたんですか」
#MaybeHeDoesntHitYou
【彼はあなたを殴らないかもしれない だけど、あなたが飲んでいる薬を盗んだり、隠したりする。】
— Lauren Chief Elk (@ChiefElk)2016年5月8日
「ねえ、どこにやったのさ。返してよ! 僕の家族写真」
#MaybeHeDoesntHitYou
【彼はあなたを殴らないかもしれない だけど、あなたを孤立させ、友人関係を壊して、彼があなたの全てになるようにさせる。】
— lil spooky(@lifeaschicanx) 12:59 - 2016年5月4日
「貴方の他に何も要らない。でも貴方はそうじゃないんでしょう?」
#MaybeHeDoesntHitYou
【彼はあなたを殴らないかもしれない だけど、あなたを経済的に不安定にし、自信を奪い、彼無しでは何の価値もない人間だと告げる。】
— Nengi W-P(@RunwayRibbons) 3:16 - 2016年5月3日
「前にも言ったじゃないですか、貴方は遠くに行く必要なんて無いんだから。そんなに暇で嫌なら随行して下さいよ。貴方、通訳だって出来るじゃないですか」
#MaybeHeDoesntHitYou
【彼はあなたを殴らないかもしれない だけど、あなたが付き合っていい友達と、付き合ってはいけない友達を決める。】
— Saracastaholic(@HeartTruly) 2:16 - 2016年5月11日
「まあ良いでしょう。お父様とのカウンセリング位なら。それだって本当は気に入らないけど」
#MaybeHeDoesntHitYou
【彼はあなたを殴らないかもしれない だけど、あなたが小言や口論を避けるために彼の電話に出ないと、40回以上電話をかけてくる。】
— Retailers Don't Want It(@PigmentsnPixels) 2:16 - 2016年5月11日
「あ、やっと出てくれた。今まで何をしてたんですか?」
#MaybeHeDoesntHitYou
【彼はあなたを殴らないかもしれない だけど、もう二度とあんな風に怒鳴ったりしないと誓う。】
— A❤️ (@THAT_onegirlA)2016年5月10日
「自分でもこれじゃ駄目だって、本当は分かっているんです。でも止められない」
#MaybeHeDoesntHitYou
【彼はあなたを殴らないかもしれない だけど、あなたが抱えている問題を、わざと解決しない。あなたを支配することを楽しんでいるから。】
— morgs (@mkoziolx)2016年5月10日
「ずーっとずっと、一緒に居ましょうね。死んでもまた」
#maybehedoesnthityou
【彼はあなたを殴らないかもしれない だけど、何をする時も彼の承認を取るように求める。そして、あなたを人ではなく所有物のように扱う。】
— Keegan Part 2(@Keegannnnn) 4:42 - 2016年5月10日
「そんなの駄目に決まってるじゃないですか。だって貴方は放っとくと何をするか分からない。潜在的自殺願望者の伴侶を目の届かない、広い荒野に放つ馬鹿なんてどこにも居ませんよ」
如何にテレワークのドキュメンタリー作家といえども全く働かない訳には行かず、シャハルはついに所属先を辞めてフリーランスとなった。しかしシャリムの妨害により労働実態はまるで無く、実質無職である。
時折、過去作品や著書の印税収入は得られるものの、悲しいかな、さほど売れっ子という訳でも無い。シャハルは、もはや対外的にはヴィンラフ朝の随行員兼通訳者と化していた。
ここまで来るといくら相手が年下で肉体関係の無い同性であろうと、経済的配偶者暴力の範疇に含まれるのではないかと考えたシャハルは、かつて世話になり現在はオブザーバーでもある非政府組織・世界開発機構に救助を要請した。
「Hello, This is Naomi. Oh, Shahar? Long time. Aha, 王子様に誘拐されて無職になった? 何それ~、超ウケる。良いじゃない、熱烈で。しかも末は王様でしょう? 上手く操って人間開発を推進させたら?」
「そんな権力、彼は持ってないから。ねえ、お願いだから今すぐ助けてよ。これじゃ仕事にならないってマジで」
「大丈夫! フラレたら暴露本を書きなさい。そしたらすぐ稼げるから。それを原作にして、その次は監督の私が全編ノンフィクションで映画化してあげる lol」
シャハルはあまりに暢気なネイオミに苛立ち、そのまま通話を打ち切った。
【ツイート翻訳引用元記事】
https://m.huffingtonpost.jp/2016/05/17/tweets-how-damaging-emotional-abuse-can-be_n_10000526.html
2016年05月17日 18時01分 JST|更新2016年05月17日 22時33分 JST
#彼はあなたを殴らないかもしれない ...だけどそれはDVだよ。女性たちがシェアし始めた。
虐待には多くの形がある。それがわかる17のツイート。
Jenavieve HatchThe Huffington Post




