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募集詳細(前編

 どうもどうも!

人事採用担当のパイポイです!


 前回では「募集」の概要について語ってみたわけですが、今回は「んじゃ、どうやって募集をかけよっか?」ってとこを考えてみましょう。


 ざっくり言えば「募集をかける」=「働く人を集める」って単純な話なのですが、これがまた容易ではありません。バブル(体験していないけど)の時は景気のいい話(大手企業とか)に人はなびきますし、バブルがはじけた時には手堅い職業(公務員とか?)になびきましたし、現代のように少子化となりましては、やはりその両方になびきます。


 ちなみに警察官とか自衛隊とかは採用年齢の上限を上げましたね。

うんうん、公務員ですらきつい時代です。知り合いの警察関係の方に「募集媒体プロに任せるしかないんじゃないですかね? いや、外国人雇用も視野に入れるしかないのでは?」なんて冗談を投げかけてしまうほどの時代です。

弱小企業なんて目も当てられません。


 んま、その辺りはまた次の機会に語るとして…

さて、どうやって募集をかけましょうか?



 一番お金と手間がかからないのは、店だとか会社の窓とかに「従業員募集!」って張ることですかね!

はっきり言って安易な発想です。アイデアもなにも、誰だって思いつきます。

どこに行ったって、飲食店にも小売業にも、会社の看板にもあります。「犬も歩けば募集に当たる」ぐらい見ない日は無いってな勢いです!


 だがしかし、それを見て心躍った方はいますかね?

逆に企業側の方、募集効果はありましたか? 「あぁ、少子化、人材不足の世の中だからしかたがないか。」ってなってませんか?


「張らないよりまし」「他もやってるし」なんてのは思考停止です。

この募集方法のメリットって何でしょう? 「安い、簡単、すぐできる」ですか?


 僕は思います。この方法は職種は選びますが、一番「安く、簡単、すぐできる」でありながら、もっとも大きなメリットが潜在している方法です。


 「募集をかける」とはなんでしたっけ? そうです「働く人を集める」です。

「働く人を集める」ためには「働きたい!」って思わせるほかありません。


 なのに「従業員募集 委細面談」ってだけしか書かれていなかったら心躍りません。

まして適当な文字だったり、日焼けしてくしゃくしゃだったりしたら印象は最悪です。

まず第一段階は「心惹かれるポップか?」からスタートする必要があります。


 そして最大のメリットはなんでしょう?

それは「生で見せることができる!」ってことではないかと思うのです。



では飲食店を例にシミュレートしてみましょう。


某飲食店に客として行ったとします。

「従業員募集 + 心惹かれるようなもの(そいつは自分で考えな!)」が張ってあったとします。


「へー、ここの店、従業員募集してるんだ」

と多少なりとも興味をひかれます(全員ではないにしろ何割かでも)

そうなると今度はそういう視点で店を見ます。


店は綺麗か、衛生的か

働きたくなる雰囲気か

制服は可愛いか格好いいか

料理は美味いか

そいつは賄いでも食べられるのか

自分も作れるようになるのか


そして何より

「今現在働いている人たちと一緒に働きたいか」

がおそらく、非常に、もっとも重要です

笑顔だったり、元気の良さだったり、人柄だったりと



表面上の評価のあとはどうするでしょう?

裏面が気になります!


ネットでその店を調べます(現代っ子ならまちがいなく)

HP、FB、Twitter、食べログなんかも調べちゃったりします

仮に従業員(元従業員)の口コミなどがあった場合には、ものすごい影響力です



 もうここまで書けばお分かりですね?

「従業員募集」のポップって最初の窓口インパクトであって、真の募集広告は店そのもの、従業員そのものです。

そういった効果が望める職種の方はやるべきです


 ちなみにとある土建会社さんの会社の入り口には、「従業員募集」と結構目立つ感じで立っているのですが、それを見た知人は通勤途中であったこともあり、毎朝その会社の従業員が集まる姿、現場に出発する前の姿を見て、その会社で働いてみたいと思ったそうです。

どこで人が見てるかわかりませんのー

"(-""-)"

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