表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/43

また電話来る

はっきり言って「お客様は神様です」って言葉が嫌いだ

だってね? 自分が神様だって思ったことあります?

え? 神なの? 君は(;´・ω・)?


んま、そもそもこの言葉の生まれって、「お客様(お金をくれる人)は絶対的存在で、崇める神様」という意味でつかわれた言葉ではなかったんですけどね笑



パイポイは「売るも商売、買うも商売。つまり五分と五分のお付き合い」だと思います

(=´∀`)人(´∀`=)


商品に対する対価を支払ってるわけじゃないですか

「でも利益取ってるんでしょ?」

いやそりゃ当然、それは労力に対する対価を上乗せしているに過ぎませんからね


なのでパイポイは大抵、コンビニでも「ありがとう」と言われれば「どーもー」とか答えるし

飲食店でも「ご馳走様」って言います

( ´ ▽ ` )ノ


んま、苦情に対する「落ち度」がこちらにあれば、「ごめんなさい」なわけですけどね笑



さて

パイポイが正社員なりたての頃に遭遇したクレームについてお話ししましょう


あれは何の仕事してたんだっけなぁ

忘れましたが、「こいつは徹夜だな」ってな事務仕事で残業していた時の話です

夕方、腹を決めて晩飯を食べに行ったか買ってきて食べ、上司と黙々と事務仕事していた時でしょうか

事務所の電話が鳴りまして、普段なら終業後の電話は出ないのですが、仕事の没頭していたのもあり条件反射で出てしまいました


「おい! 手前ぇ何考えてんだバカ野郎!

 どうにもなんねぇぞこら! あぁ?」


 咄嗟の電話で開口一番から怒鳴り声でしたが、一発で誰だかわかりました


「あれか、俺をなめてんのか? それともあれか、うちの会社なめてんのか?

 どっちよこら!」


「いやいやいや、〇〇さん。どっちもなめてませんよ。」


「どうにもなんねぇぞこら! 今すぐ来い!」


 と、一方的に言われガチャ切りです

実際のところ、当時の取引先の中でもイケイケな会社。そしてパイポイの人生史上、一番の過激派。

営業も誰も、彼の相手を避けてました。だってね? ヤクザかと思うレベルですよ?

そして時計を見ると22時過ぎてたかな? 今から現地に駆け付けたとしても片道1時間弱。帰りは終電ギリギリだろうなぁ。タクシー代が出る気がしないなぁ。

(T ^ T)


んなこと言ったって、来いと言われたら行かざるを得ません

そもそもですが、苦情の内容はまるでわかりません

上司は、端から行く気なかったので、パイポイは一人速攻で向かいました

思い出すだけでも胃が痛くなる笑


現地についた時にはすでに1時間弱経ってますから、先方も怒りが冷めてました

その後、色々と詳細を聴きましたが、「俺が怒るのもわかるべ? んま頼むはそこんとこ。悪かったな、わざわざ。」と、意外と早く解放されました


なんとなく、うちに落ち度があるにはあるけれども、それよりもコミュニケーション不足(ガス抜き的な)が原因じゃないかな、と帰りの電車の中で考えてました


ほんと誰もかれもが今迄この方を避けてましたが、僕は次の日から週2~3、彼の元へ通いました

毎回、馬鹿の一つ覚えみたいに名刺を出してました(新人あるある)ので、


「毎回貰うけど、これ意味あんのか」


「え~と、あの~、10枚溜まると、もう一枚差し上げます」


「バカ! いらねぇよ!」


「できれば代わりに〇〇さんのご名刺を頂ければと」


「俺のに何の価値もねぇぞ」


と、それ以降も怒鳴られたりはしましたけれども、その分、気にもかけてくれましたし色々と学ばさせていただきましたね

それだけ仕事に真剣な人だったと、ほんと思います


色々と業界というか会社の方もありまして、最終的には取引がなくなりましたが、その最後の方には「お前ぇの会社大丈夫か? お前はなんともないか?」とすごく親身に心配してくれました

有難い話です

(^^;;

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 神様と言っての邪神や疫病神・貧乏神・死神もいますからね。 そもそも日本の神様は祟り神がほとんどですがw
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ