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履歴書

 はっきり言おう。

履歴書なんてたいして読んでない。

まさに「第一印象」ぐらいのものだ。


 なんて書くと「受ける側」が萎えてしまうので、もう一度言おう。「第一印象」ぐらいのものだ。

つまり一回読んだら終わりなので、インパクトが大事だってことだ。


「ほほう、んじゃインパクト重視で書くか!」とか安易に考えて、オール赤ペンで書くとか、挿絵付きだとかやって、失敗しても責任は持ちませんよ?


 冗談は半分ぐらいさておき、まず概要を言えば、本当に一回くらいしか読まない。

まして事前郵送(書類選考)でもない限り、面接当日に見るならなおさらだ。

さらに僕の場合は採用決定権があったので、面接の印象の方がウエイトが高い。

(決定権が上司にある場合は履歴書のウエイトが高いわけだが)



 というわけで、もう少し詳細に見ていきましょうか。


 まず打ち込み型と直筆型ですが、どちらでもいいです。


 さて打ち込み型のメリットデメリットを書きましょう。

メリットは字が汚くて読めないことを回避できます。むしろ読みやすいです。そして大量生産できます!

そこからわかる通り、デメリットは「読みやすい」を損なっている方がたまにいるということです。

つまり書式です。

出来るだけ既存の書式に合わせて構成してほしいですね。それで慣れているので。

あと字体は明朝体でお願いします。ゴシックって読みにくいんだよねー。


 続けて手書き(コピー含む)ですが、デメリットは書くまでも無く、読めないのは論外です。

メリットは字面から本人のやる気だとか人柄が出るということかな?

あぁ、女の子の可愛い文字に騙される僕がいる…

いやいや、男でも「あー、一生懸命綺麗に書こうと頑張ったんだろうなぁ」というのはメリットですよ!

なので、極端に字が下手でない限り、手書きのほうが好印象なのはしょうがないと思います。


 打ち込み型と直筆のコピーで大量生産する方に共通してやりがちなミスは、業種別のアピールを間違えている場合があることでしょうか。

例えば肉体派な職業なのに事務方なアピールはいりませんよね?

そういう方、たまにいらっしゃいます。



 はい次、写真。

ケチらないで証明写真使ってください。

明らかな自撮り、そして適当な切り方は即その人柄として悪評価になります。

貼ってない人がたまにいるけど、意味がわかりません…

ちなみに白黒写真は怖いです。


 そういやプリクラを貼ってきた人がいたなぁ。(*´-`)



 学歴、職歴は普通に書けばいいよね?

しいて言えばバイトなんかも書いてあると、話題が広がります。

ただし職歴があまり多いのはマイナスイメージになりやすいですが…


 ところで職務経歴書を添付する方がいますが、あれ、読むのめんどくさいです。

アピール強すぎるとなおさら閉口します。

エンジニアとか、経験が生かせるものならわかりますが、それは特記事項に書けばいいよね。


 あ、今の履歴書って、賞罰は書かなくてもいいじゃないですか。そもそも賞って一般的には馴染みない(もらわない)し、罰はわざわざ書く必要はありません。

 


 続いて資格などの欄。持っているものが希望職に関係なくても書いていいと思います。

船舶4級とか漢字検定とか、話題になりますしね。



 特技、趣味の欄。

これ、唯一のアピール場所だと思います。

個性を出すところはここです。


 会社って個性より従順さを求める傾向にあります。特に新入社員にはなおさらです。

だから職務経歴書などで自己アピールが強すぎるのは敬遠されます。

大衆向けの車は、扱いやすいのが一番売れるのと同じ。プロ仕様は専門職だけですので。


 なので特技、趣味の欄が面白いと良いわけですよ!

「こいつは素直で扱いやすそうだな

 それでもって面白そうなやつだ」

が理想的です。

特技が無い人は「早起き」って書いて、入社後は一番出社を目指してください(笑)



 最後に特記事項(自己PR)

ここに「土日休み希望」とか書く必要はないと思います。それってPRじゃないので口頭で伝えていいですよね?

自分の希望を書く欄に見せかけて、会社が希望するだろうことを書く欄だと考えてください。

社是のある会社だと、方向性の参考になります。



 さて、準備は整った!次は面接だ!

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