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そして「台本」へ

 台本の作成…

こいつが案外、面倒くせぇ


直接喋る挨拶文の場合、

普通は重要項目、目上の方の名前や肩書なんかを箇条書とかにしておいて、アドリブにするもんだと思うのだが


まぁ「挨拶慣れ」しているかによるよね

( ´Д`)ノ



 さてと、重い腰を上げて作りましょう。


作り方の概要は前回の「文書系」とほぼ同じです。


なので違う点を上げてみましょう。



まず「話しやすさ」

が必要となりますので、このように

適度な句読点と、改行を駆使します。


注意したいのは、横文字や長い単語です。

これらが2行にまたがるのは、

読む時に詰まる原因となりかねません。


尺は、だいたい5分から10分が多いですね。

その確認も兼ねて、一度読んでみましょう。

黙読すると早くなってしまいます。

もし「声に出すのは…」という場合には、

ニュースキャスターになったつもりで

心の中で真似して読みます。


ちなみに句読点の数は、文書系よりも増えますね。


作成、頑張ってください。

以上。



 あとはプリントアウトし実際に持つとわかりますが、挨拶する時の台本との距離は顔からお腹ぐらい離れます。

そのため、文字サイズは大きめにします。



「社長、挨拶文できました。」


「早いな! どれ」


(この後の質問と演説会に時間が取られるのは、もはや決まりきってるからな)


 そして勢いよく、大きな声で鷹揚に演出しながら読む社長。

読めない漢字で立ち止まり、ゴニョゴニョしたり、頷きながら飛ばしたり、別の言葉に置き換えたりします。


「いつも通り、念のためにフリガナ頼むな。念のために。」


「はい。」


「コンプライアンスって何よ?

 知らねってな?」


「そうですね。流行りですね。」


「わかんねーよな?」


「はい。」

(そもそもうちの会社は、コンプライアンスとは無縁だしな)


 漢字も英語もダメなので、いっそのこと全て平仮名にしたいと思う勢いです。



 そういえば、僕が忙しくて手が回らない時に下請(事務員さん)に挨拶文を作ってもらったことあったなぁ。


「どうすればいいですか?」


「あぁ、僕のファイルから似たようなの探して、日付とかだけ変えて、あと調整して社長にチェックしてもらって。」



「フリガナ振ってくれって言われたんですけど、私も読めないのあるんですけど?」


「あぁ、Wordの一括機能で振ってくれる?

 全部ね。」


「え? 全部ですか?」


「うん、全文。」


「本日は、とかもですか?」


「うん。たまに誤変換入れてみてもいいよ。」


と、いう感じでした。

素人には逆に読みにくいことこの上ないよね

(-.-;)y-~~~



 はい、あとはひたすらに「社長の独演会」という練習に

ずーーーーーっと付き合うだけです。


苦行です。

途中には頷きなど入れ、終わったならば賛辞を送ります。



サラリーマンはこうして給料を貰うのです

(・∀・)ノ

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