3章
どもども与一です。
これから中途半端な終わり方になるかもしれないですが
楽しんでいってください。
目的の自分の寮の部屋についたので、中に入ることにした。
事前に二人部屋でルームメイトがいると聞かされていた早瀬だったが、どうやら風呂に入っているみたいなのでベッドでくつろぐことにした。
「はぁ・・・、まだこれが一日目なんて思わないよな・・・。濃い一日だった。」
早瀬は今日までにあった、いろいろなことを思いだしていた。
すると、風呂場のほうからドアを開ける音が聞こえてきた。
「お?やっと上がったのか。」
どうやらルームメイトが風呂から上がったらしい。
ドアを開けて、そこから出てきたのは・・・。
「ん?急遽この部屋に入ることになったやつか?俺の名前は阿部一義だ。
よろしくな。・・・って真司だったのかよ。」
出てきたのは大事なところだけバスタオルで隠していた一義だった。
「おまえは早く服を着てこい!」
これからこいつがルームメイトだと思うと、頭が痛くなるな・・・。
そう思う早瀬だった。
また風呂場に戻り、服を着てきた一義が戻ってきた。
「すまんすまん。いつもの癖だ。」
いつも風呂上りは裸なのかよ。勘弁してくれ。
「ていうか、真司はこの近くに住んでいるんじゃなかったっけ?」
まぁ、当然気になるよな・・・。
「あぁ。そうだったんだが、生徒会に入ることになったから、寮生活になってしまったんだよ。」
「なるほどね~。いろいろあるんだな。」
一義は適当なうなずきで聞いていた。
なにかひらめいたようでたずねてきた。
「そういえば、気になっていたんだが・・・。お前の能力ってなんだ?」
おもむろに聞いてきて、メモまで出してきたよ。
新聞記者かよ・・・って新聞部はいるとか言ってたな。
「お前風に言い返すならば・・・。」
「ん?なんだ?」
「情報は命だぜ?だな。」
「おいおい、俺のきめ台詞とるなよ。」
言ってみたかったんだよな。なんかかっこいいと思っていたからな。
なんていったら悪いよな。
内心、早瀬はほくそ笑んでいた。
どうやら、生徒会などの説明を聞いていたら、あたりは夕方となり日がどんどん落ちていく。
時計を見ると18時を過ぎたあたりだった。
二人のお腹の音が一緒に鳴った。
「はは。腹が減ったな。」
「だな。とりあえず食堂に行くとするか、場所教えてやるよ。
「お、サンキュー。」
早瀬は決闘をしていたのでお腹がかなり減っていた。
場所も知らなかった早瀬は一義の後についていき、食堂の場所まで着いた。
「ここが食堂だ。驚いただろ。」
なぜか一義が自分のことのように自慢していたが、中を見た早瀬は、なるほどといわざるをえないほどだった。
どうやら夕食のときはバイキング形式らしい。
和、洋、中、いろんな食べ物がたくさん並んでいた。
早瀬は口の周りにあるよだれをじゅるりとなめとり、皿の上にこれでもかっという具合に山盛りにして乗せていた。
「おまえ・・・。そんなに食えるのかよ。」
それはあの体格がいい一義ですら、若干引いていた。
「腹が減ってんだ。これくらい余裕だよ。」
早瀬たちは座れる席を探していたが二人を呼ぶ声が聞こえた。
「お~い、真司、阿部~!こっちこっち。」
麻奈が二人のことを呼んでいた。リリアナも一緒にいた。
麻奈は早瀬が持ってきた、皿の上に積んである料理を見て引いていた。
「え~、あんた、それ食べれるの?」
「当たり前だ!誰が残すか。」
麻奈まで一義と同じ事を言う・・・、そんなに食えない量なのか?
「す、すごいですわね。日本人はこれが当たり前ですの?」
リリアナも珍しげに見ていた。
「「違う。こいつがおかしいだけ。」」
二人してほんとにひどいな・・・。
食えなかったらツルギに食わせるか・・・
若干、心配になってきた早瀬だった。
どうでしょうか?
今回も中途半端な終わり方で申しわけないです。
できるだけ直していきたいですが、なかなかきりがいいところまでたどりつかなくて・・・それでも見ていただければ幸いです。
というわけで
感想、評価、意見などございましたらぜひぜひ送ってください。
よろしくお願いします