3章 生徒会とはこんなのだっけ?
どもども与一です。
土曜日と日曜日は休んでいたので書くことができませんでした。
申し訳ないです。
目標は一日800文字以上!がんばります。
3
リリアナとの決闘も終えて、二人して生徒会室に向かっていた。
妙に親しげに話してくるリリアナやモノクルがないのに見えている精霊ツルギ、こんな学校だったのかと思うとどっと疲れてくるものがあった。
「生徒会ってどんなことするんだろうな?」
正直に言うと生徒会というのはこれまでやったことがないのでわからない。
庶務なんていってたから仕事が多いのかと思ってしまうのだが。
「あら、ついたみたいですわよ。」
「お、ここか。」
(Zzz・・・)
二人は生徒会室の前についた。
こいつ器用に寝やがって・・・!
コンコンっと二回ほどノックをすると中から声が聞こえた。
「どうぞ~。」
許可が出たみたいなので生徒会室に入った。
「失礼します。」
「失礼しますわ。」
二人して中に入るとそこは・・・、みんなでお菓子を食べていた。
「おぉ~、やっと来よったのぉ。まぁ座るんじゃ。」
「は、はぁ・・・。」
思っていたより皆が自由にしていたので呆気に取られていた。
もっと忙しいと思っていたんだけど・・・。
「では~、お二人が来ましたので、改めて自己紹介をしますね~。」
「うむ、ではわしからじゃな!」
正直、会長のことは何度も聞いているので大丈夫です。なんていえない・・・。
いつもの胸を張るポーズで構えた。
「わしが、生徒会長桜宮かなじゃ。二人とも生徒会にようこそなのじゃ!これからよろしく頼むぞ。」
次に右にいるショートカットの人が立った。
「あたしが副会長の飯田茉莉紗だ。二人ともこれからよろしく頼むぜ!」
なんとも体育会系の人だった。なんというか熱い。
次に会長の左の人が立った。
「私が書記の赤木成美です~。よろしくお願いしますね~。」
大和撫子みたいな人だと思った。なんというか・・・きれいだ。
次に生徒会唯一の男の人がこちらに来て握手を求めてきた。
「僕の名前は棗大輔です。これからよろしくお願いしますね。」
「あ、はい。こちらこそよろしくお願いします。」
そういって、握手をしたら、
「会長と仲良く遊んでいたら、君をなぶり殺す・・・。あのちっちゃい会長と遊ぶのは僕だ・・・。」
「え・・・。」
ものすごく、やばい人だった。まともだと思っていたのにここはやばい・・・!
早瀬の感がここはもうだめだとかなり反応していた。
「では、お主らも自己紹介を頼むぞ。」
会長~!そんな笑顔で先を進めないで。目の前にロリコンが!助けて、殺される・・・。
「わたくしの名前はリリアナ・シャルロットですわ。がんばっていきますのでよろしくお願いしますわ。」
ぱちぱちとみんなからの拍手が送られていた。
「きれいな金髪ですよ~。触ってもいいです~?」
「金髪じゃな。きれいじゃのう。」
どうやら、会長と赤木さんが気に入ったみたいだった。
「俺の名前は早瀬真司です。何もわかりませんがよろしくお願いします!」
早瀬にも拍手は送られたが・・・棗だけはにらんでいた。
(もう、あの人どうにかして・・・。)
早瀬はこれからこの生徒会でやっていけるのかわからなくなっていた。
「真司は何かやってたことってあるのか?」
え?真司・・・。いきなりですか飯田さん。
「え、えぇ。そうですね、剣術をやっていますね。飯田さんは何を?」
「飯田なんて堅っ苦しいこと言わずに茉莉紗ってよんでくれ。」
「は、はぁ。わかりました。茉莉紗さん。」
「おう。」
そういって茉莉紗さんはにかっとしていた。
なんかほんとに体育会系だな。
「あたしは主に助っ人だな。部活に入っているわけではないないからな。入ったら全部の部活ができないだろ?」
いや・・・、できないだろって。そんなに掛け持ちしていたのか。早瀬は目の前にいる副会長に驚くことしか出来なかった。
「剣術ってことは、剣道は?」
「まぁ、出来ますね。」
「おぉ!まじか。今度一緒にやらないか?」
「えぇ、いいですよ。」
副会長は「よっしゃ!」っとガッツポーズをしていた。
そんなにしたいのかな・・・。
「よし!自己紹介も済んだことなので、生徒会についてお主らに教えていくからの。」
早瀬とリリアナは背筋を伸ばして会長の話を聞いていた。
どうでしょうか。
決闘が終わった後の
生徒会の仕事に入っていくところです。途中で終わってしまったのは申し訳ないと思っています。
やっぱり、決闘が終わるとなんか気持ちが落ち着いてくるものなんですね。
どんどん書いてうまくなるようになってみせますよ~!
というわけで、感想や評価、ご意見などございましたらぜひぜひよろしくおねがいします。お気に入りの数も増えるようにがんばるぜよ!