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5章

お久しぶりです与一です。

長らく待たせてしまって申し訳ないです

「賭け?」


精霊王であるスサノオからの提案だった。

確かにじいさんには追いつきたい気持ちもあったが正直、何をするのかわからない。


「そう!賭けだよ。

君のおじいさんはその竜を封印したんだ。当時の桜宮家の者とね。」


じいさんがそんなすごいことをしていたなんて・・・。

何も言わなかったし、傷が多かったのはそういうことだったのか。

でも、今度はその孫である俺がやることになる・・・。


「彼も君と同じ顔をしていたよ。」

「え?」


じいさんも俺と同じ顔?

どういうことだ・・・。


「君と同じ年齢のときだよ。彼も君と同じく精霊が視える能力をもっていたよ。

だけど、彼は成し遂げてくれた。あんなにすばらしい人は初めてだった。

君は彼を超えたいのだろ?君にならできるはずだ。

なんせ彼の孫なんだからね。」


どんだけ俺のじいさんのことが好きなんだよ。

まぁ、俺もおじいちゃんっ子だったから好きだけどな。

だけど・・・。


「俺はそんなに期待されるほど強くもない。俺より姉さんのほうが適役だ。」


俺は強くもない、昔の約束さえ守れないただの学生・・・。

そんな俺が誰かの期待なんかに答えられるわけがない。

たまたまこの学校に来て、腕輪で異能が使える。ただそれだけで楽しんでいるやつが・・・。


「期待はしていないさ。ただ君がどうするのか、何をするのかはそのときがこないとわからない。」


確かにそのとおりなんだが言ってることが矛盾しているような・・・。


「さて!賭けのことなんだが、わかっていると思うが竜を再封印をしていただきたい。」


やっぱりだった・・・。ただの学生なのにな・・・。


「だけどこれだけは言っておく。これができないと彼を追い越すことはできないよ。」


それはわかっていたこと、じいさんを追い越すには封印しなければならない。

やはり、俺には無理なのか・・・。


「諦める事、それは剣の腕が錆びることなり。」

「それは・・・!」

「そう、彼がよく口に出していた言葉だよ。落ち込んだりしたときにね。」


そうだった・・・。じいさんはあきらめたりすることが嫌いな人だった。

俺が忘れるなんてな。好きな言葉なのに・・・。


「うん。いい顔になってきたね。もし、君が勝てばあるものをあげよう。

それにもうそろそろ意識が戻りそうだね。また、会えることを楽しみに待っているよ。」


だんだんと俺の体が薄くなっていく、まだ話したかったが声が出ない。

本当に意識が戻るようだ。

竜の封印・・・。怖い。まだ見ぬわからない敵。

俺は・・・・・・・・・






どうでしたか?

最近すらすらと行けなくてとまってばかり、

遊びとはいえ本気になるとこうなりますね



というわけで

なにかございましたらぜひとも連絡をば!

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