4章
どもども与一です。
なんか投稿がおそくなってしまい申し訳ないです。
早瀬はいろいろあって疲れているのも知ってか知らずか、二匹(?)は早瀬を起こすために騒いでいた。
(や~い、真司~。起きないと刀で串刺しにしちゃうよ~。)
ツルギは恐ろしいことを口走り、もう一匹のほうは姿が視えないこともあって家具を動かしていた。
まさにそれは、ポルターガイストと言っても過言ではないほど。
「あぁ!なんだよ!うっせぇなぁ・・・!」
早瀬は寝ていたのにもかかわらず、部屋の中がうるさかったので起きてしまった。
「誰だよ!・・・って、うぇあ!?」
思わず、変な声が出てしまうほどの光景だった。
隣のベットが逆さまなっていたり、配布物が錯乱したりしていた。
「な、なんだよこれ・・・。どうなっているんだ?」
眠気を忘れて、周りを見渡していた。
すると、
(やは~、やっとおきたね。)
ツルギが早瀬の前に飛んできた。
「お前の仕業か・・・!寝ていたんだぞ~!」
当然、早瀬の怒りはマックスである。
誰だって寝ているところを邪魔されたら、怒るに決まっている。
(まぁまぁ、それより助けて欲しいことがあるんだよ。)
(ったく・・・。それでなんだ?)
(うん。実はね、そこに精霊がいるんだけど話したいことがあるんだって、聞いてあげて欲しいんだ。)
(はぁ、わかったよ。)
なにかと面倒見のよい早瀬はモノクルを出し、言われたとおり精霊と話すことにした。
(あんたがツルギがいってたやつか。)
早瀬はその精霊を視ても驚きはしなかったが、相手の精霊が視られた事に驚いていた。
(ほ、本当に、視えるんだね・・・!)
(それで?一体なんなんだ?)
(あぁ・・・。ごめんね、初めてだったから、つい・・・。)
ツルギとは違った感じだな。まぁ同じだったら疲れるけど。
それにしても、こんなのがひとりひとりについているんだよな~。
(それでね、本題なんだけど・・・。夜の学校で宴会していたんだけど、なぜか生徒が入ってきて、出来なくなっているんだよ。)
(は?宴会?夜の学校で?)
なんで夜の学校に宴会なんてしているんだ・・・。なんか頭が痛い。
(そうなんだよ。儀式みたいな感じだからこれを怠ると・・・災いが起こるみたいですね♪)
・・・は?待てよ、災い?なんだそれこの学校は一体なんなんだよ・・・。
しかも、ですね♪っじゃねぇよ・・・!
(だから、このまま生徒がいたままだと出来ないから、なんとしてくれないですか
?)
何とかしてくれって、いわれてもな・・・。
ん?なんかさっき学校行くって言ってたやつがいたような・・・。
(わかったよ。なんか災い?が起こったらいやだからな。)
(ありがとう!)
まだ何もしていないのにお礼をいわれるなんてな・・・。
はぁ、準備するか・・・。
早瀬は夜の学校に行くために必要なものを用意していた。
「あ、そういえば木刀が燃えてしまったんだった・・・。」
早瀬は懐中電灯だけを持って夜の学校に行くこととなった。
(あ、待って。僕も行くよ。楽しそうだからね。)
楽しそうだけでくるんじゃねぇよ、そう言いたかった早瀬だった。
「へえ~、夜の学校なんて始めてね。」
「・・・なんで、ついてくるんですかね・・・。」
早瀬は麻奈に捕まって一緒に学校に来ていた。
まぁ一言で言ってしまえば、外に出る前に見つかってしまい捕まった。以上。
「はぁ、とりあえず中に入るか、危険があるかもしれないから気をつけろよ。」
「わかったわよ。それより、なんで眼鏡かけてるの?」
「まぁ、とりあえずだよ。」
「おかしな、真司。」
そう他愛のない話をしながら学校の中へ入っていった。
どうでしたか?
定番ですが夜の学校に突入です!
というわけで
感想、評価、意見などありましたらよろしくお願いします。




