4章 夜のち学校
どもども与一です。
今回は少なめになっちゃいましたがよろしくお願いします。
「ふぃ~、さっぱりした。お腹のほうもなんとかなったし、やっぱり風呂だな。」
早瀬は30分ほどのゆったりとした入浴だった。
浴場から出て、ベッドのある部屋まで来たのだが、誰もいなかったのでベッドの上で寝転がった。
「ったく。一義はどこ行きやがったんだ?・・・ん?」
意外と一人でいるとやることがなく、ベッドでごろごろしていると一枚のメモ用紙を見つけた。
「お~い、真司よ。今から夜の学校を調べてくるぜ。まさに新聞部の鑑だな。
とりあえず、このことがばれたらやばいから秘密にしておいてくれ、じゃな。
by一義 」
早瀬はメモ用紙をびりびりに破り捨てた。
「あいつこそばかなんじゃねぇの?
あ~、いいや。剣術の練習でもするか。」
決闘のときに使っていた木刀を取り出して寮の外へと出て行った。
外はもう暗くなっているのにも関わらず、外に出してくれる寮長の適当さがありがたかった。
「ていうか、会長が寮長だったなんて・・・。」
「あたりまえじゃろ。わしら生徒会の仕事なんじゃから。」
生徒会がこんな仕事するなんて聞いたことないよ。
この学校いろいろおかしくね。
というか、まぁ、なぜ会長がついてきているのかというと・・・
「外に出るのは構わないのじゃが、外が暗いのでわしもついていくとしよう。」
という感じでついてきた。
「というか、お主。木刀持ってどこ行くんじゃ?」
「今から剣術の練習ですよ。」
「なんじゃ、つまらんのう。」
それじゃ、なんでついてきた!なんていえず、ある程度広い場所に着いた。
「よし、ここでやるかな。会長離れてくださいよ。」
早瀬はそういって木刀を構えて素振りをしていた。
「っは!っふ!」
早瀬は自分が習っていた型の練習をしていた。
「ふぁ~、ほんとじゃったんじゃな。わしはなにしようかの。」
早瀬は会長の言葉を流しつつ、練習していると
「あ!そうじゃ、お主、わしと模擬戦してみないかのぉ。」
早瀬は素振りをしていた手を止めて会長に向き直った。
「構いませんけど、俺じゃ相手にならないのでは?」
「そんなことはないのじゃ、お主の試合は見ていたし、これは模擬戦じゃ。」
会長は楽しい遊びを見つけたような顔をしていた。
「はぁ、わかりました。手加減してくださいよ。」
「やってみなければわからんのじゃ。」
二人はそれぞれ距離をとり戦闘態勢に入った。
そしてそれぞれの武器を呼んだ。
「・・・来てくれ!」
「来るんじゃ、桜扇!」
早瀬はモノクルを、会長は扇子を呼び出だした。
「お主の武器はほんとにおもしろいのぉ。」
「会長は扇子でしたね。」
早瀬はモノクルで危険視を、会長は扇子を構えた。
あたりは物音しない静けさだった。
ガサッという音を合図に二人は飛び出した。
どうでしたか?
突然で申し訳ないですが4章の突入です。しかも中途半端になってしまった。
これだから素人は・・・なんて思われてもしかたのないことです。
まぁ、素人なんですけどね・・・
というわけで
感想、評価、意見などございましたら、どしどしください。
よろしくお願いします。




