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第324回 アンジィ・トラベリング・ラジオ

♪アンジィ・トラベリング・ラジオ、第三二四回♪


「……はいー、お聞きいただいたのは、ウラニアン・オペラ、二〇〇〇年発表にして唯一のアルバム、アイ・ラブ・ザット・スヌウピ・ワズ・フリイザから、ウラニアン・プラネットでしたぁ、いやぁ、それにしても皆久しぶりだねぇ、少しラジオを休んでいたのは理由があってね、充電期間って言うのかな、本来の私に戻るために布石っていうのかなぁ、とにかくね、来年、作りますよ、活動期間二年半、休止期間十三年と四ヶ月、充電期間二週間、ウラニアン・オペラ、活動再開です、拍手、いやぁ、おめでたいですね、なんで活動再開を決めたのかっていうのはね、様々な理由があるんだけど、一番の理由は、ココにみんな、集まったからなんだよね、集まったらやるしかないでょ、集まったんだよね、同じ目的を持った仲間が、春には発表したいね、等身大の今、みたいなやつ? ああ、そうそう、私ね、ショートヘアにしたんだ、こんなに短くしたの十七歳以来、どうして短くしたのかって? ミスちゃったんだよね、うん、私のミス、右側の髪がバッサリ、だから、バランスを取るためには左側もバッサリ、ただバッサリじゃ面白くないから、左右非対象にしたよ、日本古来よりある、妙ってやつだね、セカンドアルバムはまず、写真撮影から入ろうか知らん、スタジオはそうね、梅田地下街のハッピィ・カメラがいいかしら、なんて、楽しい未来のことばかり考えちゃう、ああ、それにしても、首が痛いわぁ、街で私の姿を見かけても勘違いしないでね、ブリっこしてるわけじゃないの、可愛い子ぶって、首を傾けているわけじゃないんだからね、ミスったの、ただ少し、ミスちゃっただけなんだ、未来に全く影響のない、小さなミス、紅い髪の女の子……、(ノイズ)……いい目をしていたね、銀食器みたいに無機質で、汚れることのない、錆び付かない色、……ああ、ごめんね、今日はここまでみたい、聞こえる? パトカーのサイレン、誰かが再結成を邪魔しようとしているね、困ったもんだ、それじゃあ、この曲でお別れしましょうか、アンジィ・リング・リボルヴァ、私の氷は回転して何よりも硬くなるんだよ」


                                      了



VGB第一部完結です。

いやぁ、どうでしたか?

個人的には最高傑作です。

いや、いつも小説を書き終えた後はそう思うんですけど。

でも、今まで書いた中で、一番のページ数なので。

ラノベ大賞には文字制限があって送れない。悲しい。

まあ、これからちょくちょく推敲予定です。

ばーっと書いたんで、つじつまが合わない部分、多々ありますね。

その辺、修正施していきます。

とにかく、ここで一端幕引きです。

約4か月のお付き合い、まことに感謝です。

また私の物語が一つ、武器になりました。

本当に幸せなことです。生きのばし。生きてれば、こんな幸せな気持ちになれるんですね。産みの喜びです。一度味わってから、もう、やめられませんね。ずっと下を向いているのは、この一瞬のためです。なんてつまらないこと書いてしまった。深夜だから、少し眠いから、なんにも面白いこと思いつかない。やっぱり駄目だね、寝ないと。寝て起きて、意識がハッキリしたら推敲を始めよう。BGMは何がいいかしらん。やっぱり矢沢?


感想、レビュ、評価、お待ちしております。

メッセージをくれたら、返信します。

褒めてくれたらうれしいです。


枕木悠、一月七日の午前三時前のまたとない冬。

涙はキネマで溢れたよ。

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