どきどきクリキントンのミッドナイトラジオ
381 名前:お笑い好きな名無しさん 投稿日:2010/2/17(水) 02:48:53.74 ID:h2w/3ij0
最近ふと思い出した話です。
お笑い芸人のクリキンのラジオだったかな。いつかの夏に流れてたやつです。
「さあ、今夜も始まりました! どきどきクリキントンの栗原です!」
「どきどきクリキントンの金子です! いやー、夏真っ盛りっすねー!」
みたいな感じでいつもどおりラジオが始まった、でリスナーからのお便りコーナーである一つのメールが読まれてから変な空気に変わったんです。
確か身近にいる変わった知り合いみたいなお題だったと思います。
「えー、ペンネームなみだめケーキさんからのお便りです」
「はいはい」
「私は大学生なんですが、同級生に変わった食事のマナーを守ってる子がいるんです」
「あー、マナーね! 最近マナー、マナーってうるさい輩が増えましたねー!」
「マナー講師とか変な職業も見かけるしなあ! やかましいわって!」
「で、メールの続きを読みますと……その子の実家はかなりの田舎みたいで、地元では逆にそのマナーは常識、守っていない人間は全くいないとのこと」
「ほうほう、で、そのマナーとは!?」
「その子は食べ物と食べてる姿を隠しながら食事をするんです、キャンパス内の食堂でも黒い薄手のタオルで食べ物と自分の顔を覆って食事をするんです、うへえ、これは変わったマナーだなあ」
「へえ……」
「水とかを飲むときですら必死に隠すんですよね、自販機で購入したミネラルウォーターに黒いタオルを巻いて飲み口を手で覆って……本当にすごいんです」
「……」
「で……それだけじゃなくて、その子の実家では食卓の真ん中にとある物を飾って、それに向かって拝みながら飲食をするとか……そのとある物というのが」
「――ご先祖様のお骨を固めた黒い球体とかで、その話を聞いた瞬間、気持ち悪くてその子とは距離を置くようになってしまいました……って気持ち悪いわー! なんやねん、この話! なあ、金子ぉ!」
「ちっ……」
「おい、金子? 急にどしたん」
「やめようや、この話」
ってな感じで、クリキンの栗原さんはいつもの様子だったんですが金子さんが何故か凄い不機嫌になっちゃって、結局そのリスナーのメールにはあまり触れずに次の話題へ移ってしまいました。二人ともコンビでいつも仲良さげにしているイメージだったから、結構衝撃的でした。
私以外にも、この回聴いてた人いますかね。いたら教えてほしいです。