表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/12

どきどきクリキントンのミッドナイトラジオ

381 名前:お笑い好きな名無しさん 投稿日:2010/2/17(水) 02:48:53.74 ID:h2w/3ij0

最近ふと思い出した話です。

お笑い芸人のクリキンのラジオだったかな。いつかの夏に流れてたやつです。

「さあ、今夜も始まりました! どきどきクリキントンの栗原です!」

「どきどきクリキントンの金子です! いやー、夏真っ盛りっすねー!」

みたいな感じでいつもどおりラジオが始まった、でリスナーからのお便りコーナーである一つのメールが読まれてから変な空気に変わったんです。

確か身近にいる変わった知り合いみたいなお題だったと思います。

「えー、ペンネームなみだめケーキさんからのお便りです」

「はいはい」

「私は大学生なんですが、同級生に変わった食事のマナーを守ってる子がいるんです」

「あー、マナーね! 最近マナー、マナーってうるさい輩が増えましたねー!」

「マナー講師とか変な職業も見かけるしなあ! やかましいわって!」

「で、メールの続きを読みますと……その子の実家はかなりの田舎みたいで、地元では逆にそのマナーは常識、守っていない人間は全くいないとのこと」

「ほうほう、で、そのマナーとは!?」

「その子は食べ物と食べてる姿を隠しながら食事をするんです、キャンパス内の食堂でも黒い薄手のタオルで食べ物と自分の顔を覆って食事をするんです、うへえ、これは変わったマナーだなあ」

「へえ……」

「水とかを飲むときですら必死に隠すんですよね、自販機で購入したミネラルウォーターに黒いタオルを巻いて飲み口を手で覆って……本当にすごいんです」

「……」

「で……それだけじゃなくて、その子の実家では食卓の真ん中にとある物を飾って、それに向かって拝みながら飲食をするとか……そのとある物というのが」

「――ご先祖様のお骨を固めた黒い球体とかで、その話を聞いた瞬間、気持ち悪くてその子とは距離を置くようになってしまいました……って気持ち悪いわー! なんやねん、この話! なあ、金子ぉ!」

「ちっ……」

「おい、金子? 急にどしたん」

「やめようや、この話」

ってな感じで、クリキンの栗原さんはいつもの様子だったんですが金子さんが何故か凄い不機嫌になっちゃって、結局そのリスナーのメールにはあまり触れずに次の話題へ移ってしまいました。二人ともコンビでいつも仲良さげにしているイメージだったから、結構衝撃的でした。

私以外にも、この回聴いてた人いますかね。いたら教えてほしいです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ