フィリエルの持つ最後の剣の力
アイメル:(エレノア……皆…………)
アイメルはそんなことを考えながら周囲を見る
フィリエル:アイメル様どうされますか?
アイメル:フィリエル貴女の剣(お友達)に頼りになりそうな子いる?
フィリエル:そうですねぇ……一応1人心当たりが……
話を聞いてくれるかは分かりませんが………
フィリエルは目を瞑り内の世界へ意識を向けてある剣(友人)に声をかける
フィリエル:ホルス……
ホルス:………………………
フィリエル:ホルス……
ホルス:………………………
フィリエル:ホルス……
ホルス:うっせぇ!黙れ!
フィリエル:貴方が答えないか……
ホルス:るせぇ!黙れと言ってるだろ
フィリエル:少しくらい話を聞いてくれても…
ホルス:だ・ま・れ!
フィリエル:…………………
ホルス:………………………
フィリエル:どうしても話聞いてくれませんか
ホルス:…………………
フィリエル:はぁ……
フィリエルはホルスと呼ばれる剣(友人)に話しかけるが話をする以前の状況で合った……が……………
アイメル:フィリエルどう?
フィリエル:この状況を一番どうにかしてくれそうな子がやっぱり話を聞いてくれませんでした
アイメル:そう……
ホルス:おいフィリエル……俺が我儘みたいに言うんじゃねぇよ!(念話)
フィリエル:ホルス?
ホルス:……った……………
フィリエル:えっ?
ホルス:……わぁったよ………手を貸せばいいんだろ手を貸せば(念話)
フィリエル:いいの!?
ホルス:あぁ……手を貸してやるよ………(念話)
フィリエル:ありがと
ホルス:ふん……礼なんか後にしろ!今はターゲットに集中しやがれ!(念話)
フィリエル:えぇ
我がまま扱いされた事で腹を立てたホルスは渋々ではあるが力を貸す事にするのであった
アイメル:フィリエル?
フィリエル:ここはわたしに一旦お任せくださいアイメル様
アイメル:そう?分かったわ
フィリエル:ホルスこれからどうしたらいいの?
ホルス:俺がお前とお前の触れている物以外の時を全て止める……俺が時を止めてる間にターゲットの処理をしやがれ(念話)
フィリエル:分かった
ホルス:それじゃあ行くぞ!(念話)
フィリエル:えぇ!
ホルス:時惑い!(念話)
カチカチ………カチ……カチ……カ……チ………
フィリエルはホルスが時を止めたのを確認すると
時間が停止した空間でルシファー親衛隊の間を縫いエレノアの下へ急ぐ……が………………
カ………チ……カチ……カチ……カチカチ………
エレノア:水……魔……爆……連………
フィリエル:きゃあああああああああ――――――――――――………………!!!!!!!!!!!!
突然ホルスによって止められた時が刻み始めるとエレノアが解き放った大量の水に飲みこまれる
ホルス:と、時が………時が俺の許可もなく再始動しただと!?(念話)
アイメル:フィリエル?フィリエル何処?
フィリエル:エレノアさんの目の前に居ます!
アイメル:それなら作戦は上手く行ったのかしら?
フィリエル:いえ……原因は分かりませんが失敗しました
アイメルはフィリエルが突然傍から居なくなっていた事で作戦が成功したと思ったようだが
フィリエルはそれを否定しその理由が不明であると説明をした
フィリエル:ホルスこれはどういう事なの?
ホルス:分からねぇ……俺以外にこの場で時を操れる力を持つ者がいるとは思えないが………(念話)
フィリエル:(もう1回やってみる?)
ホルス:それよりは……(この力は……まさか………………) (念話)
フィリエルがホルスにもう1回時空停止をしてみるかと言う提案をしていたところに
突然ローブを羽織った謎の少女が声を掛けてくるのであった
ローブを羽織った少女:フィリエルさんその行動少し待って
フィリエル:ど、どなたですか?
ローブを羽織った少女:わたしの事よりも今はエレノアさんを
ホルス:彼奴の言う通りにしろフィリエル(念話)
フィリエル:(ホルス?)
ホルス:俺を信じろ(念話)
フィリエルは突然声を掛けられ驚くがローブを羽織った少女は戦闘に集中するように言葉を発するそしてホルスもまたその謎のローブ姿の少女の声に従うようにと声を掛ける
フィリエル:(分かった……)……ええっと……貴女は何を知っているの?
ローブを羽織った少女:貴女の剣(友人)の力が通用しなかったのはあの宝珠を護っている結界が力を反射したから
フィリエル:ええっと……言ってる意味が………………
ホルス:つまりこう言う事か……俺の使った時惑いの力をエレノアの奴が持っている杖の宝珠を護っている結界が反射させたことで相殺され効果が打ち消されたこう言う事だな?(念話)
ローブを羽織った少女:流石時の神剣ホルス……おっしゃる通りです
ホルスは自身の力が効かなかったわけじゃない事を再確認すると
更にローブ姿の少女から提示された打開案を読み解くのであった
フィリエルはと言うと自身しか出来ない筈のホルスとの念話が出来ている事に違和感を覚えているのであった
フィリエル:(ホルスと念話で喋れてる?この人は一体……)
ホルス:フィリエル気にしなくていい……その内わかるからな(念話)
フィリエル:(ホルス?)
ホルス:それでてめぇ……俺は何をすればいい(念話)
ローブを羽織った少女:フィリエルさんとフィリエルさんに触れているものに加えて今度はエレノアさんが持っている杖の先にある宝珠を護ってる結界以外の全ての時を止めて下さい
フィリエル:そんな事可能なのホルス?
ホルス:あん?誰に物言ってんだ!出来るに決まってるだろ……なるほどな……その手があったか(念話)
フィリエル:と、とりあえずやってみる?
ホルス:あぁ……時惑い!(念話)
カチカチ………カチ………カチ………カ………チ…………………
ローブ姿の少女に提案された方法を取り入れた方法で再びホルス展開した時間停止の空間を作る
フィリエル:ホルス様子はどう?
ホルス:………………今度は問題なさそうだな………行けるぞフィリエル(念話)
フィリエル:ホント!?
ホルス:後は俺の刃であの結界を突破出来るかだがな(念話)
フィリエル:………(コクリ
ホルス:行くぞ!(念話)
フィリエル:えぇ!
フィリエルは再びエレノアの前に立つとホルスを振り上げエレノアの持つ杖の宝珠を目掛け振り下ろす
ピシ……ピキ………
フィリエル:(これなら……いける!)閃撃の舞!
ピシ……ピキ…………パリーン………………
フィリエルは光速に近い程のスピードで剣を振るい
エルムエルスティンの宝珠を護る結界を破壊する
フィリエル:結界を壊せた!
ホルス:そのままやっちまえ!(念話)
フィリエル:えぇ!
フィリエルは間髪を容れずホルスを振り上げ宝珠を目掛け振り下ろし宝珠を破壊する
ホルス:よくやった!時を再始動させる……エレノアから距離を取れフィリエル(念話)
フィリエル:はい!
ホルスはフィリエルが距離を取ったのを確認すると時惑いの力を解除する
カ………チ……カチ……カチ……カチカチ………
バタバタバタバタバタバタ……
時が再始動したのと同時に周囲に居たルシファー親衛隊の大半が倒れる
アイメル:やったわね……流石フィリエルよ
フィリエル:ありがとうございますアイメル様
ホルス:フン……少しは俺を使いこなせるようになってたのか(念話)
フィリエル:いつまでも貴方に未熟な主と思われてる訳にはいかないから
ルシファー:お姉さま!
ルシファー親衛隊の包囲が緩んだ瞬間ルシファーとアルフレッドが駆け寄ってくる
アルフレッド:アイメル様首尾の方は?
アイメル:作戦は成功したわ……でも
ラエル:………………………
マルコシアス:ラエルよ!聞こえぬのか!
アイメル:ラエルと一部の親衛隊の意識は戻ってないみたいね
フィリエル:エレノアさんみたいに汚染されている何かを所持しているとか?
アイメル達が色々と推測してると突然ラエルの覆う空気が変わる
ラエル?:ククク……エレノアの宝珠をまさか破壊するとはな
ルシファー:ラエル?
ラエル?:俺の声が分からんか?暫く一緒に過ごしてたというのに淋しい奴だな
アルフレッド:お前アナスタシオスか!
アナスタシオスの声:その通り
ルシファー:アナスタシオス―――――!!!!!!!!!!!!!
ルシファーは怒りに任せクレセントアックスを振り上げる
アイメル:待ってルシファー!
ルシファー:止めないでお姉さま!
アルフレッド:落ち着け姫!あれはラエルをスピーカーにして遠方からアナスタシオスが喋ってるだけだ
ルシファー:くっ……
ルシファーは歯軋りをしながら振り上げたクレセントアックスを地面に向かって思いっきり振り下ろすとルシファーの周囲にクレーターが出来る
アナスタシオスの声:怒りに任せて行動すると思ったが意外だな
ルシファー:あんたがこの場に居ない以上やるだけ無駄なだけよ!そんな事よりラエル達を解放しなさい!
アナスタシオスの声:こいつらにはまだ利用価値があるのでなお断りだ
ルシファー:くっ……
アナスタシオスの声:それにしてもどうやってエレノアの宝珠を破壊した?
ルシファー:さぁ?知らないわ
アナスタシオスの声:まぁいい……これ以上お前たちと話す必要は無いからな……ここいらで退かせて貰うぜ
アナスタシオスの声がそう言うと
ラエルとルシファー親衛隊の50名ほどの下に転移陣が展開される
ルシファー:に、逃がさない!
アナスタシオスの声:ははは……また遊んでやるよ
この声を最後にラエルとルシファー親衛隊の50名ほどがアイメル達の前から消える
アイメル:取り敢えずエレノアたちを取り戻せただけで良しとしましょうルシファー?
ルシファー:ラエル……
アイメル:ね?
ルシファー:うん……
アイメル:貴女もご苦労様でしたフィリエル
フィリエル:あ、ありがとうございますアイメル様……そうだ……貴女にもお礼……あれ?
アイメル:フィリエル?どうかしたの?
フィリエル:い、いえ……わたしに助言をくれたローブを羽織った少女が居たのですが……
アイメル:最初からこの5人しかこの場に居なかったけれど……
フィリエル:5人しか居なかった?
フィリエルは自分の認識と周りの認識の違いに違和感を覚えて首を傾げてしまう
その様子をみたホルスはフィリエルにまだもう一つの仕事があると話す
ホルス:もう一仕事行くぞフィリエル(念話)
フィリエル:(エレノアさんもルシファー様の親衛隊も沈黙させられてやる事は終わったんじゃ……)
ホルス:過去に戻るぞ(念話)
フィリエル:(過去に……戻る……?)
ホルス:察しが悪いなフィリエル(念話)
フィリエル:(ホルス?)
ホルス:あの時対話したローブを羽織った女はてめぇだよ(念話)
フィリエル:(えっ!?で、でも……魔力波長とか違ったし)
フィリエルはホルスの言ってる事が分からず混乱するのであった
ホルス:恐らく認識阻害のローブを羽織ったんだろうぜ(念話)
フィリエル:(そ、そうか……その手があった……)
ホルス:フン……そのくらいは気付け……まぁそれはいい……それよりやることを確認するぞ(念話)
フィリエル:(はい)
ホルス:お前をエレノアの持っていた杖の宝珠を護っていた結界が俺の力を1度反射した少し前のこの場所と少し外れたところの時間へ飛ばす(念話)
フィリエル:(あのタイミングのこの場所じゃダメなの?)
ホルス:あの時俺の波動は感じなかった……つまりそのタイミングにお前はあの場に居なかったわけだ(念話)
フィリエル:(なるほど……)
ホルス:そして覚えてると思うが戦闘の助言はするが戦闘に参加はするな(念話)
フィリエル:(分かった)
ホルス:そしてここからが重要だ(念話)
フィリエル:(何?)
ホルス:あの時の俺が力を再び発動するのを確認したら即座にこの時間へ戻るぞ(念話)
フィリエル:(分かった)
ホルス:よし……行くぞ!時空跳躍!(念話)
ホルスは時空跳躍の力を発動し
フィリエルをエレノアが持っていた宝珠がホルスの時惑いの力を反射した
少し前の時間の少し離れたところへ飛ばす
フィリエル:(ホルス此処は?)
ホルス:あの戦闘の場から西へ10mほどの場所だ……それより急ぐぞ(念話)
ホルスの言葉を聞くと認識阻害のローブを羽織る
過去のフィリエル:(ホルスこれはどういう事なの?)
過去のホルス:分からねぇ……俺以外にこの場で時を操れる力を持つ者がいるとは思えないが………(念話)
過去のフィリエル:(もう1回やってみる?)
過去のホルス:それよりは……(この力は……まさか………………) (念話)
フィリエル:フィリエルさんその行動少し待って
過去のフィリエル:ど、どなたですか?
フィリエル:わたしの事よりも今はエレノアさんを
過去のホルス:彼奴の言う通りにしろフィリエル(念話)
過去のフィリエル:(ホルス?)
過去のホルス:俺を信じろ(念話)
過去のフィリエル:(分かった……)……ええっと……貴女は何を知っているの?
フィリエル:貴女の剣(仲間)の力が通用しなかったのはあの宝珠を護っている結界が力を反射したから
過去のフィリエル:ええっと……言ってる意味が………………
過去のホルス:つまりこう言う事か……俺の使った時惑いの力をエレノアの奴が持っている杖の宝珠を護っている結界が反射させたことで相殺され効果が打ち消されたこう言う事だな?(念話)
フィリエル:流石時の神剣ホルス……おっしゃる通りです
過去のフィリエル:(ホルスの存在を知っている?この人は一体……)
過去のホルス:フィリエル気にしなくていい……時期にわかるからな(念話)
過去のフィリエル:(ホルス?)
過去のホルス:それでてめぇ……俺は何をすればいい(念話)
フィリエル:フィリエルさんとフィリエルさんに触れているものに加えて今度はエレノアさんが持っている杖の先にある宝珠を護ってる結界以外の全ての時を止めて下さい
過去のフィリエル:そんな事可能なのホルス?
過去ホルス:あん?誰に物言ってんだ!出来るに決まってるだろ……なるほどな……その手があったか(念話)
過去のフィリエル:と、とりあえずやってみる?
過去のホルス:あぁ……時惑い!(念話)
ホルス:よし……戻るぞフィリエル……(念話)
フィリエル:(はい!)
ホルス:時空跳躍!(念話)
過去のホルスが時惑いの力を発動したのを確認すると
フィリエルはホルスの力を使い元の時間へ戻る




