魔蝶のオベルタスの最期
その頃ルフィーナとマルコシアスはオベルタスと対峙していた
オベルタス:ポイズンバタフライ!
ルフィーナ:サイクロンバースト!
オベルタスは獰猛なドラゴンさえも一刻で絶命させる毒鱗粉を持つ蝶を呼び出し部屋中に鱗粉をばら撒く……だがばら撒かれた鱗粉をルフィーナは突風の魔法を使い吹き飛ばす
オベルタス:パラライズバタフライ!
ルフィーナ:何度やっても同じよオベルタス!サイクロンストライク!
今度はどんな生物であっても体を麻痺させる麻痺毒鱗粉を持つ蝶を呼び出し部屋中に鱗粉をばら撒く……だが先と同様にルフィーナは突風の魔法を使い鱗粉を吹き飛ばするのであった
オベルタス:これはこれは……僕の眷属と相性最悪な相手だね………で~も……いでよ!メイザース……
オベルタスは自慢の眷属を使えないと判断すると直ぐに戦術を切り替え身の丈もある騎士槍を持ち出す
オベルタス:ラウンド2………始めようか!
マルコシアス:ルフィーナ様お下がりください!
ルフィーナ:えぇ
オベルタス:フリージング………チャ――――――ジ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マルコシアス:その程度の突撃でワシを止めれるとでも!
ルフィーナ:避けなさいマルコシアス!受け止めてはダメよ!
オベルタスはメイザースに氷の力を付与させマルコシアスとルフィーナへと突撃する
その突撃をマルコシアスは真正面から受け止めようとするが
ルフィーナの一言でぎりぎりのタイミングでオベルタスの突撃攻撃を躱す事は出来たが
メイザースの周囲に展開された氷の力によりマルコシアスの体が氷結し始める
マルコシアス:こ、これ………は………………
オベルタス:まずは一匹………
オベルタスはそう言いながらくるくるとメイザースを回してルフィーナへと切先を向ける
オベルタス:次は君だよルフィーナ
ルフィーナ:バハムートクライシス!
オベルタス:此処から本気って言うところかな?でもこの僕を止められるかな?
次はメイザースに焔の付与をさせルフィーナへとオベルタスは突撃を敢行する
それに対してルフィーナはクリスタルウォールを張り防御を固める選択肢を取るが………
実はこれは悪手であった………メイザースは属性を付与させる事により硬度も一時的に増すからである
しかしこの女はあの歴戦の猛者アシュタロスの妻ルフィーナである
普通の魔導師ならこれでチェックメイトになるのだが
ルフィーナの場合この程度の状況はピンチにすらならないのである
ルフィーナはマルコシアスがやられた状況を見た瞬間に
ステルスフロートマイン……不可視の浮遊機雷を自身の周囲に設置していた
つまりルフィーナがクリスタルウォールを張った本来の目的はオベルタスからの攻撃を防ぐ為ではなく
自身の張った地雷ステルスフロートマインの爆発から身を護る為であった
どんどんどんどんどんどんどんどん
オベルタスはルフィーナの張った地雷原……つまり罠に自ら嵌りに行った為に大ダメージを貰いその場に蹲る
ルフィーナ:ご愁傷様オベルタス……わたし達の捕虜になるって言うのなら生かしてあげるけれどどうする?
オベルタス:ごめんだね……捕虜になるくらいなら死を選ぶ……それにまだ勝負はついていない
オベルタス:リカバリーバタフライ!
ルフィーナからの投降勧告を拒否したオベルタスは自身の傷を癒す事の出来る鱗粉を撒ける眷属リカバリーバタフライを呼び出し自身の治療をさせる……が…………
受けた傷が深く治療時間が掛かるのか即時回復とまでは行かなかった
ルフィーナ:そんな状態でまだやる気?
オベルタス:これでも僕は神々の黄昏の幹部だからね……リカバリーバタフライの力でも即時回復出来ないのならここが僕の死場なんだ
ルフィーナ:そう……
オベルタス:ライトニングブラスト!
ルフィーナ:ヴォルカニックインパクト!
オベルタスは最後の力を振り絞りルフィーナに雷を落とそうとするが一手遅く
ルフィーナの焔の塊が雨の如くオベルタスに降り注ぎオベルタスはここに絶命するのであった
そしてオベルタスが絶命した事でマルコシアスを氷像化させていた力も失われ氷が溶けるのであった
マルコシアス:ルフィーナ様……無様をさらし申し訳ありませんでした
ルフィーナ:戦場での油断は自らの命を失うわ……絶対に忘れないで
マルコシアス:申し訳ありませんでしたルフィーナ様
ルフィーナ:まっ……お説教はこの辺にして……誰でも油断はするものよ……そこまで気に病むことないわ……わたしだってそうだもの
マルコシアス:ルフィーナ様……
ルフィーナ:それじゃあ先へ進みましょう
マルコシアス:了解しました




