表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
皇帝家の日誌  作者: ルシファー
第1部
52/65

魔導都市シャンバラを救う方法

ワールドキラーによる砲撃がされるよりもかなり前クラレンス城玉座の間では

フィリエルがホルスの未来予測で視たワールドキラーの次なる標的とされる

魔導都市シャンバラの対策会議がされていた


アシュタロス:神々の黄昏(ラグナロク)の奴らの次の標的は再び俺たちの属国か……


フィリエル:はいアシュタロス様……ホルスの未来予知ではその可能性の確率が一番高いと


ルフィーナ:でもあなた属国の方々を本国へ受け入れる余力はもうないですよ?


アシュタロス:わかっている!


思わず玉座の肘掛けを叩いて声を荒げる


アイメル:お父さま……


アシュタロス:すまん……忘れろ


アイメル:だからとは言え見殺しにする訳にも……


ルフィーナ:その通りだけれどアイメル策はあるの……?


アイメル:お母さま……それは………


アルフレッド:行くしかないんじゃないか………


フィリエル:行くとは……????


アルフレッド:神々の黄昏(ラグナロク)の奴らの本拠地……ワールドキラーの砲台へだよ


アイメル:ルシファーは万全じゃないのに大丈夫かしら………


ルシファー:大丈夫よ……お姉さま………


部屋の隅で状況を静観していたルシファーは口をゆっくり開く


アイメル:ルシファー!?動いて平気なの!?


ルシファー:えぇ……アイヴィスに許可は貰ってるわ


アルフレッド:だからって無理するな姫……


ルシファー:少しくらい無理はさせてよ………今はそのくらいの事態なんだから………


ルシファーはアルフレッドを真っ直ぐ見上げると

ゆっくりではあるがしっかりとした声を出す


アルフレッド:あ、あぁ………


ルシファー:ありがと……アルフレッド………


アルフレッドはルシファーの威圧に負けゆっくり身を引く

そのアルフレッドにそっと微笑むと目線を姉のアイメルに戻す


ルシファー:お姉さま……あたしの事も心配なのは分かるけれど……今はシャンバラの臣民の事よ………


アイメル:ルシファー………


ルシファー:お姉さま……お願い………あたしにも役目を頂戴……このままシャンバラの臣民を見殺しにでもしたらあたしはこれから先ドラギオン帝国の全臣民の前に立つ事が出来ない


アイメル:ルシファー……わかったわ……あなたの力を借りさせて貰う事にするわ


ルシファー:その言葉待ってたわ!任せてお姉さま!


アルフレッド:しかしアイメル様……アシュタロス様のおっしゃられる事はもっともかと


フィリエル:はいアイメル様……現状では本国へ他国の者を連れてくるのはかなり厳しいかと思われます


アイメル:うん……


ルシファー:お姉さま……あたし1つ思い付いた事が……


アイメル:ルシファー……????


ルシファー:未開拓世界を領土にする事は無理かしら?


アイメル:出来なくはないけれど時間もないし……


ルシファー:そこはあなたに任せるわフィリエル……


フィリエル:わたしにですか?


アシュタロス:なるほど……そう言う事か……


フィリエル:アシュタロス様?


アシュタロス:ルシファーはお前とホルスの力に頼りたいと言っているんだ


アイメル:なるほど……その手が合ったわね


フィリエル:出来ない訳じゃないと思いますが……


ルシファー:やっぱり無理?


フィリエル:えぇ……わたし達がこの世界へ戻ってこれるか分からないです


アイメル:そう……


フィリエル:過去にそこまで大きな修正をしたらこの世界へ戻ってこれるか………


ルシファー:それなら却下ね……


フィリエル:申し訳ありませんルシファー様………


ルシファー:気にする事じゃないわ……あたしも無茶言ったし


アシュタロス:だがこれでまた策は白紙に戻ったな


ルフィーナ:やっぱり……可能性が低くてもワールドキラーを破壊しに行くしかないのでは……


アイメル:お母さまそう思いますか?


ルフィーナ:そうね……それが今のところ最善かと……あなたはどう思います?


アシュタロス:そうだなぁ……フィリエル……いや……ホルス……どう思う?


ホルス:あん?なんでこの俺がてめぇ如きと言葉を交わす必要がある?


フィリエル:ちょ、ちょっとホルス!?


アシュタロス:はっはっは……別にいいさ質問を変えよう……俺の問いに答える気はあるか?


ホルス:俺が?てめぇに?


フィリエル:………ホルス……


ホルス:あんだよフィリエル……文句あんのか?


フィリエル:別にないですけれど……今後わたし肩身が狭くなります……


ホルス:ったく……わーったよ!答えてやるよ!


フィリエル:ありがとホルス


ホルス:ったく……で?何を聞きてぇんだ?


アシュタロス:ワールドキラーの砲撃よりも前にワールドキラーを破壊できる可能性があるか無いかだ


ホルス:いいだろう……視てやるよ……………


ホルスはそう言うとフィリエルの深奥へと潜る


アシュタロス:そう言えばルシファー


ルシファー:何お父さま?


アシュタロス:メタトロンは使いこなせているか?


ルシファー:ううん……まだ……このじゃじゃ馬全然言う事聞いてくれない


アシュタロス:そうか……まだ時間掛かりそうか…………


ルシファー:うん……


アシュタロス:何かいい方法あればいいんだが……


ホルス:仲良く話し合ってるところ悪いが未来が視えたぞ


フィリエル:ホントホルス?


ホルス:あぁ……今話してやるから黙ってろ


フィリエル:うん


ホルス:彼奴らの壊滅もワールドキラーの破壊もシャンバラへの砲撃前に実現可能だ


ルシファー:マジ!?


ホルス:信じねぇのならもうしゃべらねぇぞ!


ルシファー:ごめん……話を続けて…………


ホルス:ったく……ただし……かなりの綱渡りだ……覚悟しろ


アイメル:えぇ……


ホルス:世界地図出せ


アシュタロス:あ、あぁ……


ホルスの要求通りアシュタロスは球体を懐から取り出し全世界の地図を部屋中に広げる


ホルス:此処だ……このエリアを拡大しろ


アシュタロス:わかった


ホルスの指示を聞きアシュタロスは球体を操作しある部分を拡大させる


ホルス:よし……この座標ポイントだ!この134,928,183の世界だ……ここに彼奴等の本拠地があり……ここにワールドキラーも設置してある


アシュタロス:そうか……


ホルスはとあるの座標のポイントを口にする


ルフィーナ:あなた今回はわたしも行くわ


アシュタロス:ルフィーナ?


ルフィーナ:今回の作戦は電光石火に進める必要がある筈……その為には強者の力は幾らあっても足りない……そうじゃなくてアイメル?


アイメル:お母さま……はい……お願い出来ますか?


ルフィーナ:任せなさい……あなたもいいわよね?


アシュタロス:……いいだろう……俺はここの護りがある故に動けない……そちらの方は任せるぞルフィーナ


ルフィーナ:えぇ!あなたの妻を信じて


アシュタロス:当然だ


アイメル:それじゃあ今回の作戦に参加するのはわたし・お母さま・ルシファー・フィリエル・アルフレッド・マルコシアスの6名


ルシファー:あたしの親衛隊は?


アイメル:今回は少数精鋭で行った方がいい……時間を掛ければかける程に……人数が多ければ多いほどに失敗しかねない


ルシファー:わかった


マルコシアス:アイメル様決まりましたかな?


アイメル:えぇ……行きましょう


ルシファー:うん!


ルフィーナ:えぇ


フィリエル:はいアイメル様


アルフレッド:アイメル様の仰せのままに


マルコシアス:承知


アシュタロス:気を付けろよお前たち


6人はアシュタロスの言葉を聞くと力強く頷いてホルスの示したポイントへ向けて

異世界間超長距離転移を発動させるのであった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ