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皇帝家の日誌  作者: ルシファー
第1部
47/65

八代家の力の一端2

アナスタシオス:てめぇは八代仙麗!?俺の第一ターゲットが自ら現れるとはな


仙麗:やれやれ……恨みを買う覚えは無いんだがなぁ


アナスタシオス:てめぇ……よくもぬけぬけと!


仙麗:まぁいいだろ……親父たちには侵入者の排除を命じられている………相手をしようじゃないか……出でよ!【カシュナード】


アナスタシオス:舐めんな!アナスタシア援護しやがれ!


アナスタシア:はいお兄さま!


先の闘いで苦汁を舐めたアナスタシオスはターゲットにしていた八代仙麗が目の前に現れると

怒りをあらわにして一般人の動体視力程度では消えるレベルの速度で仙麗の下へと駆け出していく


ウーラノス:オルティガ下がれ!


オルティガ:ウーラノスてめぇらだけでどうにか出来る相手じゃねぇ!


ウーラノス:てめぇの声を俺が中継しながら戦える相手じゃねぇのはお前が一番わかってるじゃねぇのか?


オルティガ:だが!


ウーラノス:俺と仙麗を信じろ……倒せなくとも時間を稼ぐくらいは出来るさ


オルティガ:ウーラノス……


ウーラノス:恭介を連れていけ


オルティガ:すまん!


アナスタシオス:逃がすかよ!広がれ!幻霧【アレクサンドル】


本来のターゲットでは無い物の折角の獲物を逃がす気が訳が無いのでアナスタシオスの結界能力を持つ魔封具(グングニル)幻霧【アレクサンドル】を展開し2人を閉じ込めようと画策するが以前の様に仙麗は天空神ウーラノスの力の1つ霧を使い幻霧の力を上書きしてしまう


仙麗:ウーラノス上書きしろ!


ウーラノス:あぁ!フォッグ!


アナスタシオス:おいおいおいおいおいおいおい!またかよ!


アナスタシア:お兄さま!この程度の霧ならわたしの力で吹き飛ばせます!


アナスタシオス:頼む!


アナスタシア:◇※△〇△×□〇※…………


アナスタシアはクリステラを構えるとアナスタシアしか理解出来ない言葉を使い高速詠唱を行い始める


仙麗:な、なんかヤバい!あの魔術師の詠唱を止めるぞウーラノス!


ウーラノス:あぁ!ウィンドカッター!


アナスタシオス:させるわけねぇだろ?


ウーラノスのかまいたちが狙った場所に立っていたアナスタシアの姿が消え失せ

そのかまいたちは空を切りアナスタシオスの傍を通り過ぎるのであった

そして暫くするとアナスタシオスの左後方にアナスタシアの姿が突然現れ

始めた詠唱を完成させるのであった


アナスタシア:◇※△〇△×□〇※


アナスタシアは完成させた古の風魔法を発動させ

周囲を覆っている濃霧を吹き飛ばすのであった


アナスタシオス:よくやったアナスタシア!流石俺の妹だ!


アナスタシア:ありがとうございますお兄さま♪


アナスタシオス:どうやら霧を使った力比べは無駄に終わりそうだな八代仙麗


仙麗:ふぅ……どうやらそのようだな……で?アナスタシオスとやらお前の引き出しはこれで全部か?


アナスタシオス:まさか?最高のショーはこれからさ


アナスタシオスはそう言うと冷笑を浮かべ指を鳴らす

すると異世界へ行くためにスターゲートへ向かっていた筈の螢華と鈴が突然目から生気の消えた状態でこの戦闘の場に現れる


仙麗:螢華?鈴?


アナスタシオス:わざわざ貴様の為に最高のショーを用意したんだ是非に楽しんでくれ!


螢華:仙麗……お兄ちゃん………………


鈴:皆の為に……里の為に死んで………………


仙麗:!?(これは……まさか!)


螢華:メリュ……ジーヌ………………


鈴:氷鏡……


螢華と呼ばれた少女は2本の弦しかない弓を鈴と呼ばれた少女は氷で出来た鏡を顕現させる


仙麗:アナスタシオス貴様螢華と鈴に何をした!


アナスタシオス:ククク……特に何もしちゃいない……ただ……その2人が心に抱いている本当の気持ちに気付けるようにほんの少し背中を押してあげただけさ……


仙麗の慌てる様子をみたアナスタシオスはこれ以上ない程楽しそうに笑うと仙麗へ向かって珍しく状況説明をしてやるのであった


アナスタシア:流石お兄さま鮮やかな手並みです


アナスタシオス:ククク……今回はメルカルトの手柄さ


アナスタシア:そうですか……でもその指示を出したのはお兄さまの筈です


鈴:氷鏡……パーフェクトコピー……対象……仙麗お兄ちゃんの……カシュナード……


鈴は氷鏡の能力の1つ完全コピーを使い

持っていた氷の鏡を仙麗と呼ばれる青年の持つ得物大剣の姿に変える


仙麗:ウーラノス!シルフィードとフィレスティアに呼びかけろ!


仙麗:契約者の……螢華と鈴の意識を呼び戻せと!


ウーラノス:とっくにやっている!だが!シルフィードもフィレスティアも反応を示さないんだ!


仙麗:なん……だと………………


アナスタシア:無駄ですよ?あの女の子達に掛けられている洗脳は完璧です


アナスタシオス:そうだ!何かしようとしてるみたいだが無駄な事だ……貴様らが自然界の上位精霊……神霊との契約により力を行使している事は調査済み……そしてその契約精霊は常に寄り添っていると言う事もな


仙麗:まさか……


アナスタシオス:その通り……契約している上位精霊ごとそこの小娘たちには幻術の海を泳いで貰った


アナスタシオスは今までの借りを返しきった事で気持ちが晴れたのか余裕の表情を見せまたまた上機嫌に説明を続けるのであった


仙麗:き、貴様ああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


アナスタシオス:ククク……そうだ八代仙麗!その顔だ!俺は貴様のその顔が見たかった!


アナスタシア:仙麗さんわたし達とお話されていても構いませんが……その間であってもその娘たちの行動は止まりませんよ?


アナスタシオスは仙麗が苦渋に満ちた顔を見るとやる事が終わったと言わんばかりにその場で伸びをしたり肩を回したりリラックスを始めるのであった

そしてその様子を見ていた妹アナスタシアもまた口元に手を当て含み笑いを始めた


螢華:ウィンド……ニードル……アロー………………


仙麗:ちっ!八代流剣術!神隠し!


アナスタシアの言う通りアナスタシオスとアナスタシアが話してる間にも洗脳された螢華と鈴は仙麗への攻撃を始めるのであった

仙麗は自身の義妹たちへ本気で攻撃する事が出来ずまともな抵抗が出来ない

出来た行動と言えば八代流剣術の1つで次元の穴を開ける剣技神隠しを使い螢華が飛ばしてきた風の矢を異空間へと飛ばす事ぐらいであった


アナスタシオスの声:俺たちは一足先に失礼させて貰う


アナスタシアの声:存分に楽しんで下さいませ仙麗さん


仙麗:待て!待ちやがれええええええ―――――!!!!!!!!!!!!!!


仙麗は事の元凶を作ったアナスタシオスとアナスタシアを追おうとするが契約した神の天空神ウーラノスにその行動を止められるのである


ウーラノス:仙麗!今はあの下種共より螢華と鈴の方だ!


仙麗:クソ!


鈴:アイシクル……バレット………………


螢華:ウィンド……ニードル……ショット………………


仙麗:ちっ!コンビ行動はそのままかよ!


鈴が放った大型の氷の弾丸を螢華は風の矢を複数放ち粉々にする

その瞬間粉々になった全てのアイシクルバレットの欠片が空気中に存在する水蒸気を吸収した事で全ての欠片が元々の大きさになり仙麗へと再び飛んでいく


仙麗:炎熱!


鈴:アブソリュート……ゼロ……ワールド………………


仙麗は氷弾を何度砕いても破片と言う破片が空気中の水分を吸収して無限に再生するアイシクルバレットを無効化するために半径20mの周囲を高熱で満たそうとしたが

鈴は如何なる高温で合っても必ずマイナスへと変換される絶対零度の世界を仙麗を中心に半径25mに渡って展開し仙麗が展開した力を上書きする形で無力化したのであった


ピキ……ピキ……カチ――――ン………………


螢華:お姉……ちゃん……どう……し……て………………


またその際鈴自分の双子の妹螢華に絶対零度の対応策をしないまま

アブソリュートゼロワールドを展開した為螢華が氷像化する


仙麗:螢華!?おい鈴!絶対零度の空間を解け!お前の妹を自ら殺す気か!


鈴:………………………


仙麗:(反応無しか……まぁいい……鈴を無力化すればこの絶対零度の世界は消滅する)


鈴:アイシクル……ジャベリン……アイシクル……バレット……アイシクル……アロー……


仙麗:ちっ!厄介な!八代流剣術!神隠し!


仙麗はやはり鈴を傷付ける事が出来ず鈴が自身へ飛ばしてくる氷で出来た様々な得物の攻撃を異次元へと飛ばす神隠しの剣術を使い身を護るしか出来ないのである


鈴:氷鏡……モードリセット……


仙麗:(何をする気だ?)


鈴:アイシクル……ランス……


仙麗:(俺の得物では倒せないと踏んで使い慣れた得物での戦術に切り替える気か!?)


鈴:アイシクル……ミラージュ………………


仙麗:疾風迅雷!


鈴:アイシクル……セイバー………………


仙麗:八代流歩行術!雷足!


鈴:仙麗……お兄ちゃん……どう……して………………


自らの幻影を作り突撃をする鈴に対し

仙麗は八代流歩行術の1つの雷のようなに高速で動く足運びで

鈴に近付き通り過ぎ様に鈴の懐に強烈な一撃を入れ昏倒させる

そして鈴が昏倒した瞬間仙麗たちの周囲を覆っていた絶対零度の空間が消滅する


仙麗:どうだウーラノス?シルフィードたちに声は届くか?


ウーラノス:あぁ……大丈夫だ……相当疲弊してるが正気に戻ったようだ


仙麗:なら後は任せても大丈夫か?


ウーラノス:恐らくな


仙麗:それならあの下種共を追うぞ

八代の人間が持っている幾つかの力について2


神について


(1)

八代の人間が契約出来る神とは自然界に存在する神霊よりも更に高位の存在である

この最高位存在と契約するには神側からの呼びかけが必要となる

この呼びかけに反応出来た存在だけがこの世界においての最高位存在である神との契約する権利を得られる


(2)

神は基本的に気紛れである為契約した宿主を気に入らないと判断すれば簡単に契約を一方的に破棄する


(3)

世界に存在する最高位存在である為に神霊ですら起こせない奇跡の力を容易に起こせるが

安易に振うと世界のバランスが簡単に崩壊する

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