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皇帝家の日誌  作者: ルシファー
第1部
46/65

八代家の力の一端

里南側に降り立ったアナスタシオスとアナスタシアの前に固く閉じられた木の門がそびえ立っていた


アナスタシオス:………………


アナスタシア:閉まってますね……門………………


アナスタシオス:こんな木の板如きじゃ門にすらならねぇよ!両断しなオーディン!


アナスタシオスはくだらんと言わんばかりに手を振ると愛剣を抜いて分厚い木の門を両断する


アナスタシア:流石ですお兄さま


アナスタシオス:ふん……行くぞアナスタシア


アナスタシア:はいお兄さま


恭介:てめぇらか?俺たちの里に遊びに来たとか言う愚か者は


アナスタシオス:あん?あんだてめぇ?


恭介:てめぇら如きに名乗る名はねえよ!


アナスタシオス:あそ……なら死ね下等生物!オーディン殺れ!


恭介:破壊しろオルティガ!


オルティガ:あぁ!ウェポンブレイク!


アナスタシオス:何!?


恭介を袈裟斬りにしようと近付いたアナスタシオスだったが愛剣オーディンの片割れが

恭介の契約した神の破壊神オルティガの破壊の力の1つ武器破壊で粉々になる


アナスタシオス:オーディン!聞こえるか!


オーディン:あ、あぁ……なんとかの………………


アナスタシオス:だが……あの下等生物のゴミに何をされた?片割れとは言えてめぇを瞬時に粉々にするとかイカれてるぜ?


オーディン:分からん……だが片割れが破壊される瞬間何かの力を感じた


アナスタシオス:なんかって曖昧過ぎんだろ?


オーディン:喋ってる間に来るぞアナスタシオス!


アナスタシオスは何が起こったのか分からず警戒して思わず恭介から距離を取ってしまう

しかし恭介はその隙を見逃さず追撃を仕掛けてくるのであった


アナスタシオス:ちっ!これならどうだ!広がれ!幻霧【アレクサンドル!】


恭介:知ってるぜ?てめぇのそれは一種の固有結界みたいなもんだろ?そんなの俺には効かねぇよ!消し去れ!オルティガ!


オルティガ:ブレイクサンクチュアリ!


アナスタシオス:馬鹿な!?お、俺の幻霧が……晴れていく……


アナスタシオスが展開しようとした霧の力を恭介はまたまた自身の契約神のオルティガが持つ破壊の力の1つ結界破壊で吹き飛ばしてしまうのであった

つまり魔封具(グングニル)幻霧アレクサンドルとは一定空間を幻の霧で覆い隠す結界なのである


恭介:お前の引き出しはもう終わりか?


アナスタシオス:なんだ……なんなんだてめぇは!下等生物の分際でこの俺に刃向かいやがって!身の程を知れ!ゴミが!


アナスタシオスは闘いが思い通りにいかない事に苛立ちを覚え始め口数が普段よりも更に多くなり攻撃が大雑把になり始める


恭介:そろそろそのゴミも動いてもいいか?来なコルブラント!


アナスタシオス:舐めんな!オーディン!俺の魔力をくれてやる!全てを斬り裂け!


ビリビリ……バリバリ……バチバチ……


恭介は高電圧を纏った大剣である自身の愛剣コルブラントを持ち出し

アナスタシオスに向けて構え

アナスタシオスはそれに対抗し愛剣オーディンに自身の魔力を食わせてオーディンの切れ味を鋭くする


恭介:コルブラントの錆にしてやるよ!


アナスタシオス:言ってろ下等生物のゴミが!


恭介:八代流剣術!破魔龍王陣!


ビリビリ……バリバリ……バチバチ……ゴ―――――――………………


恭介は自身の愛剣コルブラントの能力雷の力と

八代流剣術の1つで剣撃の力によって上昇気流を起こす破魔龍王陣を使い雷の竜巻を起こす

アナスタシオスは恭介が使った電気を纏った竜巻に巻き込まれて空高く持ち上げられてしまう

そしてその上昇気流が治まるとそのまま地面に叩き付けられる


アナスタシオス:カハ……(吐血)


アナスタシア:お兄さま!


アナスタシオス:く……そ……が…………………


アナスタシア:お兄さま今そちらに!


アナスタシオス:じゃ……ま……だ……来るん……じゃ……ねぇ………………


アナスタシア:お兄さま……でも!


アナスタシオス:る……せぇ………………


アナスタシア:お兄さま……


アナスタシアは兄アナスタシオスを心配しギュっと胸の前で手を握って心配そうに闘いの行方を見守り続ける


恭介:まだやるのか?


アナスタシオス:まだ……だ……カハ…………


アナスタシオスは吐血をしながら片膝をつき恨めしそうに恭介を睨み付け過呼吸のような状態になってしまい身動きが取れなくなってしまうのであった


アナスタシア:お兄さませめて少しでも回復を!


アナスタシオス:邪魔……すんな………………


アナスタシア:お兄さま!今この時ぐらいわたしの言う事を聞いて下さい!お兄さまが好きに遊びたいのなら!


アナスタシアは兄アナスタシオスの無茶をこれ以上見てられなくなりアナスタシオスの前に飛び出し恭介を見据えながら背中に居る兄アナスタシオスに一喝してから説得を始める


アナスタシオス:アナスタシア……


アナスタシア:お兄さま……お願いです………………


アナスタシオス:……ちっ……好きにしやがれ………………


アナスタシオスはアナスタシアの必死の説得に根負けしオーディンを杖代わりに立ち上がると素直に後方へゆっくりと下がると、どんな深手すらも一瞬で完治させる神々の黄昏(ラグナロク)の秘薬であるプレアラと言う粉末を取り出し服用する


恭介:そう易々と傷を治させたりするわけないだろ!


アナスタシア:お兄さまの……邪魔はさせない!来て!【クリステラ】


オルティガ:何か仕掛けてくるぞ気を付けろ恭介!


恭介:あぁ!


アナスタシア:×○◇×※※××○◇※○□□※※×○……


アナスタシアはいつものように自分にしか理解出来ない言葉を使い詠唱を始め魔力を練り上げる

そして今回は更にクリステラの力を併用した事で高速並行詠唱が可能になり複数の複合魔法を同時に完成させる事が出来た


アナスタシア:ダークネスライトニング!ヴォルカニックサイクロン!シャインアイシクルバレット!ガイアスプラッシュ!ホーリーラフレイム!


恭介:な、なに……ぐあああああ………………


その結果アナスタシオスの回復を邪魔しようとした恭介を中心にアナスタシアが放った複数の複合魔法が着弾した。その着弾の影響で恭介を中心として大爆発が起き周囲が土煙で覆われる


オルティガ:恭介!


恭介:あいつ……なんで……あんな簡単に……複合魔法を…… (パタ


大爆発に巻き込まれた恭介は一体何が起こったのか理解する事とも出来ずに意識を失ってしまうのであった


アナスタシオス:アナスタシア


アナスタシア:お兄さま?


アナスタシオス:アナスタシア……もう大丈夫だ……と言ってもてめぇがやっちまったみてぇだな


アナスタシア:お兄さまごめんなさい……


アナスタシオス:アナスタシア謝んな……いつも言ってるだろ?抜け駆け上等の殺ったもん勝ちだってな………今回は回復のタイミングを見誤った俺が悪い


アナスタシア:はい……お兄さま


アナスタシオス:だが……止めは刺しておくか


アナスタシア:そうですねお兄さま


アナスタシアの進言通りに傷を治してきたアナスタシオスは自分の妹の功績を評価しアナスタシアの頭に一瞬手を軽く乗せそっと撫でる

その後恭介がただ意識を失ってるだけだと見たアナスタシオスはアナスタシアを連れ恭介に止めを刺す為にゆっくり恭介の下へと足を歩を進めるのであった


???:そんな事させねぇぞ!

八代の人間が持っている幾つかの力について


神霊について


(1)

これは自然界に存在する神霊と契約する事でその契約した神霊の属性により貸して貰える力が変わる


(例)風の神霊と契約すれば風、火の神霊と契約すれば火……みたいな感じである


(2)

神霊と契約すればその契約した神霊の配下に居る精霊を認知する事と知覚する事が出来る


※神霊と契約した者は世界に存在している契約した神霊と同属性の精霊を介して様々な情報を仕入れる事が出来る


(3)

神霊は基本的に他者からの力の影響を受けたりする事はない


※例外は幾つか存在するが基本的に神に近しい存在である為殆どの力がオートレジストされる


(4)

契約には一種の試練が存在する為全員が全員担い手になれるわけではない

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