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皇帝家の日誌  作者: ルシファー
第1部
4/65

事件の真実と心の楔

アナスタシオス:ふふ……これでルシファーアルバートの心に楔を打てた。次のフェイズに移行するとしよう


近くの木の陰でルシファーの様子を見ていたアナスタシオスは光景を見ながら小声で呟く

またそのルシファーは座り込んで泣きながら呟き

アルフレッドはその様子を眺める事しか出来なかった


その頃アイメルの方では


アイメル:はぁ……はぁ……


フィリエル:な、なんとか無力化させる事が出来ましたね………


アイメル:取り敢えずはマルコシアスの幻術を解いてみるわ


フィリエル:そうですね


アイメルはマルコシアスの中心に魔方陣を作り詠唱をすると

マルコシアスの全身を包み込むように光が現れ淡く光り始める


マルコシアス:……うっ……こ、ここは…………


アイメル:気がついたかしら?


アイメルの使った術が終わるとマルコシアスはゆっくり目を開け辺りを見回し

自分が何処に居るのか何をしていたのかを考え始める


マルコシアス:アイメル様……?


アイメル:気分はどうかしら?


マルコシアス:わしは一体……


アイメル:貴方サキュバスの使う幻術の1つ精神呪縛を受けて意識を封じられていたの


マルコシアス:……そ、そう……でしたか………


アイメル:ねぇマルコシアス……ルシファーは何処にいるのかしら?


マルコシアス:ルシファー様なら大広間の隠し通路から外へ行かれました


アイメル;そう……ありがとう……それじゃあフィリエル行きましょう


フィリエル:はいアイメル様


マルコシアス:わ、わしもお供します


アイメルはマルコシアスに掛けられていた幻術が解けたのを確認した後

自身の妹ルシファーの居場所聞き出すと

フィリエルを引き連れルシファーの後を追う選択肢を取る事にした

その様子をみたマルコシアスは体を起こそうとした為

アイメルはそのマルコシアスを手で止め寝るように促す


アイメル:マルコシアスは休んでいて


マルコシアス:ですが……


アイメル:今の貴方には休息が必要よ


フィリエル:アイメル様参りましょう


アイメル:えっ……?


マルコシアスにこの場に留まる様に命令を出すと今度こそフィリエルを連れてアイメルはその場を後にする

その時何となく窓の外を見たアイメルは地上にサキュバスの姿を見掛けた気がした


フィリエル:アイメル様?どうかされましたか?


アイメル:いえ……なんでもないわ行きましょう


フィリエル:はい


アイメル:(……あれはサキュバス………どうしてあんな所に………?いえ……気のせいね)


アイメルがマルコシアスの意識を取り戻していた時

ルシファーは悲しみのどん底から抜け出れずにいた……


サキュバス:ルシファー様……


ルシファー:サキュバス……マルコシアスが……マルコシアスが……


啜り泣きながら呟くように話す


サキュバス:ルシファー様……お気持ちお察いたします………


ルシファー:どうして……どうしてこんな事に…………


サキュバス;ルシファー様……マルコシアス殿を手に掛けた者はアイメル様です


ルシファー:えっ……お姉さまが………?


アルフレッド:サキュバス冗談が過ぎるぞ


サキュバス:信じるも信じないも好きにしたらいい


ルシファー:……本当……なのね………サキュバス…………


サキュバス:はい……残念な事ですが………


ルシファー:アルフレッド……


アルフレッド:なんだ姫……


ルシファー:あたしの親衛隊にレトラッドへ移動するように伝えて………


アルフレッド:分かった


ルシファー:サキュバス貴方も……一緒に行きましょう………


サキュバス:仰せのままに


サキュバスは首を垂れると同時にルシファー達に見えないように含み笑いをする

そしてルシファー達が異世界へ飛んでから30分後アイメルとフィリエルそして数名のお供が

ルシファーの出てきたであろう隠し通路の出口の1つから外へ出るのであった


ドラギオン兵:ルシファー様はこちらですアイメル様


アイメル:あら……?ルシファーの姿は見えないんだけれど……


ドラギオン兵:そ、そんな事は……確かにこの出口から出られた筈ですが……


隠し通路から出た面々は辺りを見回す

そこでフィリエルが冷たくなり動かなくなった上級士官ジェディの姿を見付けるのであった

フィリエルの声に皆が駆け寄る


フィリエル:あっ……あれはジェディさん………


アイメル:ジェディ……こんなになって…………


フィリエル:ここまで酷くやることは無いでしょうに………


アイメル:本当に……


ドラギオン兵:そう言えばアルフレッド様も見当たりませんね………


アイメル:大広間の隠し通路の中で最も複雑な作りになってるのは此処だけの筈なのにどこへ行ったのかしら………


フィリエル:(バルディオスお願い出来るかしら?)


バルディオス:あぁ


フィリエル:(魔力ソナー及び対人ソナー展開)


ポーン……ポーン……し―――――ん…………


フィリエル:(これは……)


アイメル:フィリエル何かわかったかしら?


フィリエル:帝都クラレンス全域へ魔力ソナーと対人ソナーを掛けてみましたが何も引っかかりませんでした……それにルシファー様の親衛隊5個師団及びルシファー様の特殊部隊ヴァルキリー全ての反応もロストしています


アイメル:まさか……別の世界へ飛んだのかしら………


フィリエル:その可能性が高いですね……


ドラギオン兵:どうされますか?


アイメル:わたしはフィリエルと一緒にルシファーを探しにこのまま異世界へ行くから貴方達はアジェンデ宮殿の修復とお父さまへの報告をお願いするわ


ドラギオン兵:承知しました


それから時はルシファー達のヌメロス帝国攻略作戦後に時は戻るのであった


ブリジット:戻ったか姫


ルシファー:えぇ……ただいまアルフレッド


アルフレッド:どうした姫……ボーっとしたりして


ルシファー:な、何でも?


アルフレッド:そうか?


ルシファー:えぇ……(マルコシアス……必ず仇を討ってあげるから……………)


アルフレッド:姫そろそろ休んだ方がいいんじゃないか?


ルシファー:そうね……でももう少ししてから寝る事にするわ


アルフレッド:無理するなよ


何処かの世界のとあるアジトでアナスタシオス達はルシファー達にも何も話すことなく次の計画を立てていた


アナスタシオス:ルシファーアルバートもその部下たちも俺たちの掌の上で泳がされているなんて思いもしないだろうな


メルカトル:次は何処をターゲットにする?


アルテメシア:この辺りにしないかしら?


アナスタシオス:アッシリアか


メルカトル:面白い


アルテメシア:それじゃあ決定ね


アナスタシオス:それでは頼んだぞ

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