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皇帝家の日誌  作者: ルシファー
第1部
37/65

指輪の予言(アナスタシオス・メルカルト編)

アナスタシオス:着いたかトロイヤに


メルカルト:そうだな


アナスタシオス:てめぇと長く一緒に世界を回るのも随分久しいな


メルカルト:お前は単独行動を基本にしてるところ多いからなぁ


アナスタシオス:それを言うんじゃねぇよ……


メルカルト:さて……これからどうするアナスタシオス?


アナスタシオス:これから?まずは当然俺たちと対峙する愚か者を殺す!


メルカルト:だよなぁ……てめぇならそう言うと思った


アナスタシオス:さぁ行くぜ!遅れんじゃねぇぞメルカルト!


メルカルト:はいはい……お前が立ててる計画お前自身が忘れんなよ


アナスタシオス:言われなくても分かってる!


アナスタシオスとメルカルトは軽い雑談を終えるとトロイヤの町の中へと歩を進める


メルカルト:さて……探すにしても手立てが無いのが痛いが……


アナスタシオス:まぁ……俺の勘が間違ってなければだが……この町の遺跡の場所を探す過程で見付かると思うぜ?


メルカルト:なら最初は……


アナスタシオス:あぁ……ここの住民を尋問する


メルカルト:なら俺の出番はまだ先か


アナスタシオス:あぁてめぇは黙ってついて来い


メルカルト:はいはい


アナスタシオス:広がれ……幻霧アレクサンドル!


アナスタシオスは自分の魔封具(グングニル)幻霧アレクサンドルを

トロイヤ全域に拡大させ町を幻術の世界へ堕とす


アナスタシオス:さて……尋問始めるとするか………………おいてめぇ……トロイヤにある古代遺跡のある場所を教えろ


トロイヤの住民:…………ココカラ……ミナミヘ……200m……ノトコロニ……


アナスタシオス:此処から南へ200m?


メルカルト:あれか?


アナスタシオス:そうみたいだが……あれは遺跡と言うよりは……塔か?


メルカルト:そのようだな……


アナスタシオス:取り敢えず今日の第一目標が最初だった……


アナスタシオスは突然足を止め周囲を見る


メルカルト:どうしたアナスタシオス?


アナスタシオス:………どうやら……祭りの時間のようだぜ?


メルカルト:まさか……


アナスタシオス:あぁ……俺の幻霧の中で普通に行動している奴がいる

アナスタシオス:決めつけは早ぇが十中八九アルテメシアの奴が言った雑魚だろ


メルカルト:場所は分かるのか?


アナスタシオス:あぁ……この町の入口付近だ……もしかしたら俺が幻霧を展開しているのが彼奴らとのエンカウント条件だったのかもしれんな


メルカルト:どうする??


アナスタシオス:急襲する


メルカルト:マジかよ!?


アナスタシオス:この行動で死ぬようなら所詮そこまでの雑魚だって事だ……俺たちが……いや……この俺がマジで相手をしてやる必要すらない


メルカルト:確かにな……俺は………………


アナスタシオス:てめぇは指を咥えて見てろ


メルカルト:はいはい


アナスタシオス:来なオーディン!


アナスタシオスは幻霧アレクサンドルとは別のもう1つの魔封具(グングニル)オーディンを

手にするとトロイヤに侵入してきた謎の人物の下へと向かう

そして丁度その頃入口で町の異常に困惑していたのは

天空神【ウーラノス】の宿主八代仙麗と雷の神霊【アルヴィート】の担い手八代陽介であった


陽介:仙麗兄これは……


仙麗:あぁ……何か普通じゃね……!?


陽介:仙麗兄?


突然仙麗は八代家当主から与えられたアーティファクトカシュナードを取り出し周囲に意識を向けだしたので陽介は怪訝な表情をみせる


仙麗:(な、なんだ……一瞬殺気みたいなのを感じたが……)


ウーラノス:(上だ仙麗!)


仙麗:な……


アナスタシオス:おせぇよ!天照!


仙麗と陽介の頭上に突然現れたアナスタシオスはオーディンを稼働させる最低限の力に加え

更に+5%程を上乗せさせた状態で相手の精神を殺傷する能力天照を使い仙麗と陽介の精神を斬り裂く


陽介:いきなり何すんだて……ガハ………………


仙麗:ようす……ウグ……


アナスタシオス:んだ?この程度か?(期待はしてなかったが全くの雑魚じゃねぇか)


ウーラノス:(仙麗しっかりしろ!彼奴の剣でただ斬られたと思いこまされているだけで特に何もされちゃいねぇよ)


アルヴィート:(陽介!気をしっかり持て!)


仙麗:(思い……こまされ………それ……なら………)


仙麗は腹から多量の出血をし足元には大きな血溜まりが出来ているように見えている上に

斬られたという架空の激痛を受けつつもそれにぎりぎり耐えながら精神を整える

すると不思議な事に痛みを全く感じなくなり目の前にあった血溜まりも消え失せていた


仙麗:(なるほど……そう言う事か……)


ウーラノス:(よし……よく精神を立て直した)


仙麗:(ウーラノス)


ウーラノス:(なんだ仙麗?)


仙麗:(アルヴィートには陽介をまだ起こすなと伝えろ)


ウーラノス:(どう言う事だ?)


仙麗:(何となくだ)


ウーラノス:(まぁいいだろ)


アナスタシオス:ん?てめぇ……生きてんのか?


仙麗:どうやら当てが外れたらしいな……俺は無傷だぜ?ところでいきなりご挨拶じゃないか


アナスタシオスは天照の力を受け死ななかった仙麗を気に入ったのか楽しそうに笑い始める


アナスタシオス:ククク……ハハハ……はーはっはははは


仙麗:何がおかしい


アナスタシオス:いやいや……気にするな……それよりこの俺の急襲を受けて生き残る奴はそう居ない……だからこそ冥土の土産として俺の所属と名そして二つ名を教えてやろう


仙麗:冥土の土産……だと?


アナスタシオス:あぁ……俺は神々の黄昏(ラグナロク)がリーダー幻影のアナスタシオス……この名を知る誇りを持って冥府へ行くがいい天空神の八代仙麗!


仙麗:なっ!?なぜ俺の名を……それに何故俺の2つ名を……


アナスタシオス:ククク……これから死にゆくお前の知る必要のない事だ(そこの雑魚は気を失ってるだけで死んでねぇのか……ならば……)


陽介が辛うじて生きている事を確認したアナスタシオスはまた新たな幻術を披露する事にした


アナスタシオス:その目に見えし全ては幻覚……


仙麗:な、何を……


アナスタシオス:その耳に聞こえし全ては幻聴……


ウーラノス:(何か怪しいぞ気を付けろ仙麗!)


仙麗:分かってる!


アナスタシオス:その身を捨て……我が意に染まれ……虚世界!


陽介:ピク……


虚世界……これは対象の耳から脳へと働きかけ対象者の意識を封じて対象者が夢心地のままアナスタシオスの意のままに操る幻術である


アルヴィート:陽介気が付いたか!


陽介:エル……フィード………………


アルヴィート:陽……介………………????


陽介:雷将……撃破………………


陽介は目の焦点が定まっていない状態で突然ゆっくり起き上がると

自身が持つ八代家当主に与えられたアーティファクト

雷属性の双剣エルフィードを持ち出し天へ切先を掲げ雷雲を自分の意思に反して呼び寄せてしまった

トロイヤの上空に呼び寄せられた雷雲が現れると仙麗を巨大な天雷が襲う


仙麗:ぐああああああああ―――――――――――………………………


陽介:………………


仙麗:な……ん……だと………………


アルヴィート:陽介お前何を!


陽介:迅雷……将刃………………


陽介は再び天へエルフィードを掲げると天雷をエルフィードへ送り込みエルフィードを帯電させてその状態で仙麗へ斬り掛かる

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