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皇帝家の日誌  作者: ルシファー
第1部
35/65

アナスタシオスとメルカルトのセイレーン襲撃計画2

メルカルト:貴様!


アナスタシオス:ほぉ……この俺に気配を覚らせないのもそうだが俺の幻霧の中で動けるとはな


???:だ、黙れ!下郎!


メルカルト:ほぉ……俺たちを前に臆せず姿を見せれるとはな


バルバトス:私はセイレーン魔導王国筆頭魔導師バルバトス!下手人に臆する必要が何処にある!


アナスタシオス:ほぉ……?この俺たちを前にそこまでの啖呵をきれるか


メルカルト:だが……独り生き残っているお前が何の為に俺達と殺り合う気だ?


アナスタシオス:まっ……そうだな……別にいいぜ?尻尾撒いて逃げてもよ


バルバトス:ふ、ふざけるな!


アナスタシオス:ほぉ?


バルバトス:この国をこんなにした奴らを前にセイレーン魔導王国筆頭魔導師たるこの私がその選択肢を取るわけがない!


アナスタシオス:メルカルト……手を出すな


メルカルト:はいよ


アナスタシオス:こいつには一切介入させねぇ……俺とタイマンしようぜ下等生物


バルバトス:じょ、上等だ!


アナスタシオス:まずは改めて俺とタイマンを張れるかの試験だ!


そう言うとアナスタシオスはバルバトスの目の前から姿を消すほどの速さで動き始める


アナスタシオス:天照!


バルバトス:ウグ……カハ……………


アナスタシオス:はぁ………なんだ期待外れか


バルバトス:ゴフ……


アナスタシオスはバルバトスの側面へと回り込むと精神を斬り裂く天照を使いバルバトスの精神を斬り裂く

その攻撃にバルバトスは一瞬吐血し膝をつくが自身の腹に魔力弾を撃ち込み自身のぐら付いた精神を無理やり立て直す


アナスタシオス:ほぉ……面白い……………


バルバトス:ゲホ……ゲホ……


アナスタシオス:てめぇ……面白れぇ事するな……どうだ?俺たちについてこないか?


バルバトス:じょう……だん……………


アナスタシオス:あっそ……


バルバトス:メギドフレイア!


アナスタシオス:それがお前の得物か?ちゃちぃーな……まぁいいや……


バルバトスは穂先にサファイアの宝玉が付いた杖を持ち出し瞬時に魔力を圧縮し始める


バルバトス:フラッシュバースト!


アナスタシオス:下等生物の分際で小癪な……


バルバトスが使った閃光魔法で辺りが強い光に包まれる

アナスタシオスはその閃光魔法の急襲を受け思わず目を覆ってしまう


バルバトス:(今だ……)バーストエンド!


アナスタシオスが閃光で視界を失っているこの間にバルバトスはセイレーン魔導王国における禁断の終焉魔法を行使する

バーストエンドとは周囲を侵食拡大しながら触れた物を消滅させるバルバトスだけに使える魔法である


バルバトス:(ふっ……私を甘く見るからこうなるのだ侵入者が)


フラッシュバーストとバーストエンドの魔法効力が切れると辺りを包んでいた閃光が治まりセイレーン城の瓦礫と化した光景が出てきた

そして瓦礫の中に薄いバリアみたいな膜に包まれたバルバトスが佇んでいた


アナスタシオス:やれやれ……随分物騒な魔法を使う野郎だな辺りが瓦礫だらけじゃねぇか


バルバトス:(なっ!?なん……だと……何故あいつら無事なんだ!?)


バルバトスが顔を向けた方向に魔焔クラニチャールの焔で包まれ護られていたアナスタシオスとメルカルトの2人が立っていた


アナスタシオス:何を驚いている?この程度の魔法で俺たちが殺せると本当に思っていたのか?


メルカルト:舐められたものだな


アナスタシオスは左手に持っているオーディンを手元でくるくる回し右手に持っているオーディンで肩をトントンと叩きながら何事もなかったように話し始める


アナスタシオス:だがいい力を持ってるじぇねぇか


バルバトス:このバルバトスを舐めるな!


アナスタシオス:ほぉ?まだ俺達を楽しませてくれるのか?


バルバトス:(私の最高の魔法を難なく止められて次の手なんてあるのか)


アナスタシオス:その顔もう打つ手なしってか?


バルバトス:口数の多い奴だな


アナスタシオス:いやすまない……あまりにも弱い相手に暇になってしまってな


バルバトス:私が……弱いだと……???


アナスタシオス:あぁ……この上もなくな……少しでも期待した俺が愚かだったぜ……とりま時間の無駄だし……死ねや……幻影剣!


バルバトス:ぐああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


アナスタシオスはバルバトスの精神を確実に斬り裂き絶命させる


アナスタシオス:まっ……ざっとこんなところだな


メルカルト:おつかれさん……おもろかったか?


アナスタシオス:少しはな


メルカルト:これでセイレーンの生き残りは全て始末したと思うがこれからどうする?


アナスタシオス:金目の物を頂いて引き上げようぜ


メルカルト:いいねそれ


アナスタシオス:てめぇなら賛同してくれると思ってた


メルカルト:それなら宝物庫だな……だが……どうやって探す?


アナスタシオス:まっ……それも任せろや


メルカルト:アナスタシオス?そんな死体に何をする気だ?


アナスタシオス:黙ってみてろ


アナスタシオスはその場に倒れたバルバトスの頭に手を当てる


メルカルト:お前何してるんだ?


アナスタシオス:もう済んだ


メルカルト:何してたんだ?


アナスタシオス:こいつの記憶を漁っていた


メルカルト:記憶を?


アナスタシオス:あぁ……その中には当然この城塞の宝物庫がある筈だからな


メルカルト:それでどうだったんだ?


アナスタシオス:当たりだったぜ?


メルカルト:そうか!


アナスタシオス:まっ……俺について来いや


アナスタシオスはそう言うと肩をぐるぐる回し体のコリをほぐしながら城塞内を歩き始める


メルカルト:随分下層へ行くんだな


アナスタシオス:もう着くぜ?


アナスタシオスとメルカルトがつまらない話をしている間に大きな扉が2人の目の前に現れる


メルカルト:此処か?


アナスタシオス:あぁ


メルカルト:随分大きな……


アナスタシオス:オーディン!


メルカルト:……………


アナスタシオス:あん?なんか言いたい事があるなら言えや


メルカルト:別に?


アナスタシオス:あっそ……ぶった斬れオーディン!


アナスタシオスがオーディンを振うと10mはあろうかと言う巨大な宝物庫の扉が一瞬で瓦礫と化した


アナスタシオス:さ……行こうぜ


メルカルト:だな


アナスタシオスとメルカルトが宝物庫に入ると其処には金銀財宝の他に様々な書物等の資料があちこちに収められていた


メルカルト:お前……こんな金ぴか欲しかったっけ?


アナスタシオス:いいや?俺が欲しいのはこっちの書物の方だな


メルカルト:なるほどなぁ……ウルの宝珠の資料か?


アナスタシオス:まっ……そう言う事だ……てめぇはあっちを調べろ


メルカルト:了解した


アナスタシオスはメルカルトにこの世界に来た本当の目的を指示すると自身はメルカルトと反対側へと移動する


アナスタシオス:さてと……下等生物が持つ資料に俺たちの目的ウルの宝珠の資料その物があるとは思えねぇがきっかけになりそうなものくらいはねぇもんか……


アナスタシオスはそう言いながら宝物庫内を歩き回りながら宝物庫に保管してある書物の背表紙や巻物に手を当てて中の資料を透視する


アナスタシオス:(ちっ……全く期待してなかったがウルの宝珠の資料は全くねぇな)おーいメルカルト


メルカルト:なんだアナスタシオス!


アナスタシオス:てめぇの方に目ぼしいもんねぇか?


メルカルト:これと言ってねぇぞ!


アナスタシオス:そうかー


メルカルト:どうする!撤退するか!


アナスタシオス:そうしよう!この宝物庫にある金銀財宝及び資料を全て持ち帰るぞ


メルカルト:ぜ、全部か!?


アナスタシオス:俺たちでは無理でもアナスタシアなら何かを引き出せるかもしれん!


メルカルト:了解したー


アナスタシオス:書物は俺が持って行く


メルカルト:それなら財宝の方は俺に任せろ


アナスタシオスとメルカルトは宝物庫内の物品全てを回収し終えると城外へと急ぐのであった


アナスタシオス:さてと……時間だな


メルカルト:時間?


アナスタシオス:あぁ……定時連絡の時間だ……


アナスタシオスはそう言うと自身が作った特殊な懐中時計を操作し異世界に居るメンバーとのチャンネルを開き対話を始めるのであった


アナスタシオス:てめぇら聞こえるか……

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