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皇帝家の日誌  作者: ルシファー
第1部
33/65

オベルタスとユーダイクスの潜入調査2

ユーダイクス:ん?ここは酒場か?(一般の酒場如きにウルの宝珠に関する情報は無いだろうが……まぁ……寄ってみるか)


マスター:いらっしゃい


ユーダイクス:昼間から繁盛してるなマスター


マスター:お陰様でね……それよりもお客さん初めて見る顔だね


ユーダイクス:そうだったか?まぁ……詮無き事だ


マスター:その通りだな……それじゃあ何か飲んでいくかい?


ユーダイクス:そうだな……マスターの一押し……いや……マスターの渾身を貰おうか


マスター:ワシの渾身……承った


ユーダイクス:マスター作りながらでいい聞きたい事がある


マスター:なんだい?ワシのこたえられることならばいいが……


ユーダイクス:最近裏に関する事で何か耳よりの情報は無いか?


マスター:表じゃなく裏に関する事で?


ユーダイクス:マスターならこの町に居る一般大衆なんかと比べて少しはマシな情報を出せるだろ?


マスター:そうだなぁ……


マスターはユーダイクスと会話をしながら裏メニュー中の裏メニューに当たる知る人ぞ知る名前すら付けられていないマスター独自のカクテルを作りユーダイクスへ差し出す


マスター:少し前の事だったかな?トレジャーハンターだと思う……


ユーダイクス:トレジャーハンター?


ユーダイクスはそう口にすると差し出されたカクテルを口に含み味わいながら呑み込む


マスター:あぁ……確証はないが恐らくトレジャーハンターだと思う


ユーダイクス:それで?


マスター:その者がこう呟いていたんだ……妙な遺跡に謎の球体があるとかなんとか


ユーダイクス:それでその球体の存在と在処は?出来れば球体の名前くらいは聞きたいんだが?


マスター:確か……闇の神宝【セシリア】……だったかな?


ユーダイクス:(ちっ……この爺に当たったのは外れかよ……)その話なら既に聞いた事あるわ


マスター:そうだったか


ユーダイクス:勘定はこのくらいでいいな?


ユーダイクスはそう言うと銀貨8枚をテーブルに置く


マスター:うん?3枚ほど多いように思うが……


ユーダイクス:情報料だ……受け取っておけ


マスター:そうか?ならそうさせて……


ユーダイクス:あぁそうしろ……


ユーダイクスはそう言うとマスターの目の前で指を鳴らしマスターの意識を一瞬奪う

その行為によりマスターの記憶から先程までしていたユーダイクスとの対話と存在が消え去るのであった


マスター:ワシ何しておったんじゃ?誰かにカクテルを用意して……?????


ユーダイクス:さてと……そろそろオベルタスと落ち合うか


ユーダイクスが酒場を出る頃オベルタスは……


オベルタス:んーウルの宝珠に関する歴史資料は結構あるけれど在処とか言った詳細は出て来ないなぁ……んー時間も時間だしそろそろユーダイクスと落ち合おうかな……それじゃあ君出口まで案内してね


ルーカス:仰せの……ままに…………………


オベルタスはそう言うと見張りをさせていたルーカスに大資料室から出る手伝いをさせる


オベルタス:さてと……君のお仕事は此処まで……ご苦労様……メイザース!


ルーカス:ウグ……


オベルタスは大資料室から脱出すると案内を頼んでいたルーカスをメイザースで刺し殺す


オベルタス:さてと……後は此処から出ないとだね……(騒ぎになるのは面倒だし……)……ミラージュバタフライ


オベルタスは自身の存在を周囲へ溶け込ませる眷族ミラージュバタフライを使い城の中を出口へ向かって走り出す……そしてオベルタスが出口に差し掛かった頃……


う――――……う――――――――………


オベルタス:(警報?なんかミスったかな?)


巡回兵1:上級司書官様が血塗れになって大資料室の前で死んでたらしいぞ


巡回兵2:マジかよ……


上級士官:お前たち!不用意に話を大きく広げるな!


巡回兵1:はっ!


巡回兵2:申し訳ございません!


オベルタス:(なんだ……あのさっき転がした司書官か……なら心配ないか……むしろいい目晦ましになる……そんな事よりさっさと出よーっと)


オベルタスは城内が慌しくなっていくのを横目に城門へ急いだ

そして城門へたどり着くとミラージュバタフライの幻術を解除してミストバタフライを使い自身の体を霧状に変え城門と壁の間を通り抜け城を抜け出る


ユーダイクス:オベルタスお前此処にいたのか?


オベルタス:ユーダイクス何してたの?かすり傷負ってるじゃない


ユーダイクス:あん?


オベルタス:ほら其処


ユーダイクス:…………(ちっ……あの下等生物共か……不覚……不覚過ぎる……)


オベルタス:ど、どうしたんだよユーダイクス……


ユーダイクス:気にすんな


オベルタス:そう?


ユーダイクス:あぁ……それよりもそろそろ何処かで落ち着いてアナスタシオスの奴に連絡を入れるぞ


オベルタス:あ、そろそろか


ユーダイクス:あ、繋がった繋がった


アナスタシオス:ユーダイクス・オベルタス・アナスタシア・アルテメシア聞こえるか?


アナスタシア:はいお兄さま


アルテメシア:問題ないわ


ユーダイクス:俺の方も問題ないぜ?


オベルタス:聞こえてるよ


アナスタシオス:それでは報告を頼む


アナスタシア:はいそれではわたし達から


アルテメシア:わたし達はあんたの指示通りユグドラシル都市国家へ居るわ……でもバイデントの地には何も無かったわよ


アナスタシオス:そうか……わかった


ユーダイクス:次は俺たちの方だな


オベルタス:アイギス城塞都市へ行ってみたけれど外れだったね


アナスタシオス:そうか……俺たちの方もセイレーン魔導都市へ行ったが収穫無しだな


アナスタシオス:さて……他に何か話しておくことはあるか?


アナスタシオス:無いなら通信を切るが………


アナスタシオス達との通信を終えたオベルタスとユーダイクスはアイギス城塞を後にして次の世界へと飛ぶ準備を始めるのであった


オベルタス:ユーダイクスこの世界でのやり残しは?


ユーダイクス:多分ねぇぜ?


オベルタス:それじゃあ次へ行く?


ユーダイクス:おぅ!


オベルタス・ユーダイクス:異世界間超長距離転移!

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