オベルタスとユーダイクスの潜入調査
アナスタシア達が遊んでいた頃オベルタスとユーダイクスはアイギス城塞都市を訪れていた
オベルタス:なんか検問してるね
ユーダイクス:あぁ……どうする?潜入するか?
オベルタス:ううん……正攻法で行こう
ユーダイクス:俺たちの痕跡が残るぜ?
オベルタス:ミラージュバタフライを使って誤認させる
ユーダイクス:フッ……その手があるか
オベルタス:そろそろ順番だね……ミラージュバタフライ
オベルタスは自身の眷属の1つで幻術の能力を持つ蝶ミラージュバタフライを使い門番の認識を狂わせる
門番:お前たち見ない顔だな……旅行者か?
オベルタス(オケアノス):うん……僕はオケアノスこっちはネレウス
ユーダイクス(ネレウス):以前からこんな検問やってたか?
門番:いや……最近神々の黄昏とか言う無法者があちこちで問題を起こしてるとかいう話を領主さまが聞いたらしくてな
オベルタス(オケアノス):そうなんだ?
ユーダイクス(ネレウス):それは物騒だな……ところで俺たちはここを通ってもいいのか?
門番:あ、そうだったな……特に問題もないようだしいいぞ。ようこそアイギス城塞都市へ
アイギス城塞都市内部
ユーダイクス:内部に入れたなオベルタス
オベルタス:まっ……ざっとこんなものかな?ところでユーダイクス
ユーダイクス:あん?
オベルタス:アナスタシオスのオーダー早速実行しようか
ユーダイクス:そうだな
オベルタスとユーダイクスはお互いに確認し合うとその場から離れる
ユーダイクス:さてと……何処へ行くか………(ドン
康介:おい……
ユーダイクス:(取り敢えずあっち行ってみ……)
晃:おい!
ユーダイクスにぶつかられた康介と呼ばれる男がユーダイクスの肩を掴み思いっきり引っ張り睨み付ける
ユーダイクス:あん?この汚らしい手を離せ下等生物……俺の体が汚れる
康介:上等だこの野郎!ちょっと面貸せや!
晃:俺たちにたてついた事後悔させてやるからよ!
ユーダイクス:聞こえなかったのか?この手を離せと言ったんだ下等生物
ユーダイクスは肩に掴まれている手を右手で握り捻りながらゆっくり外していく
康介:離せこの野郎!(なんつう力だ……)
ユーダイクス:は?人に絡んでおいて何抜かしてる???
晃:康介が離せと言ってるだろ!
晃はユーダイクスの顔に向けて拳を繰り出すがユーダイクスはその拳に目も向けずに左手で受け止める
晃:何!
ユーダイクス:お前も死にたいか?
ユーダイクスはそう言いながら冷たく鋭い目を向けつつ肩を掴んでいた康介の手首を折ると適当に放り投げる
康介:がああああああああああ
晃:康介!
ユーダイクス:るせぇ……静かに出来んのか……耳障りだ………
晃:て……てめぇええええええ
ユーダイクス:はぁ……
ユーダイクスはめんどくさいと言わんばかりに深いため息をつくと晃の顔面に2発とボディに1発拳を入れ地面に沈める
ユーダイクス:はぁ……無駄な時間過ごした
晃:どこ……へ……行く……気だ………………(息も絶え絶えにユーダイクスの足首を掴む)
ユーダイクス:触るな汚れる……(ユーダイクスはそう言うと晃の顔を蹴り飛ばす)
晃:ガハ……
ユーダイクス:さてと……15分も無駄に過ごした
ユーダイクスが一方的に絡んできた男たちをボコっていたその頃オベルタスは領主の館を訪れていた
オベルタス:この領主の館は此処かな?ミストバタフライ
オベルタスは城の目の前に来ると対象を霧で包む自身の眷族の1種ミストバタフライを呼び出し自身を霧で覆い城門と壁の隙間に自身の存在を潜り込ませる
オベルタス:さてと……楽々潜入っと……
領兵:な、何者だ貴様!
オベルタス:ん?うるさいよ……メイザ……(そうだ……)……コンフュージョンバタフライ
領兵:う……うぅ……
オベルタスは対象の意識を混濁させる眷族コンフュージョンバタフライを呼び出し目の前に居る領兵の意識を奪う
オベルタス:此処に世界の事柄を纏めてある大資料室があるって聞いた事があるんだけれど何か知ってる?
領兵:こち……ら……へ………
オベルタス:(あれは……セキュリティシステムかな?)ミラージュバタフライ
オベルタスは幻惑の力を持つミラージュバタフライを使い領兵が1人で警備行動をしているようにセキュリティシステムに誤認させる
そして10分くらい歩くと大きな扉が現れる
オベルタス:此処?
領兵:は……い………
オベルタス:この扉を開けて
領兵:でき……ません………
オベルタス:は?
領兵:私……には……開け方が……わかり……ません…………
オベルタス:あっそ……ならもういいよ……メイザース!
オベルタスは自身の得物騎士槍を顕現させると案内を頼んだ目の前の領兵を刺し殺す
領兵:ウグ……
オベルタス:さてと……僕にも此処の開け方は当然分からないし……扉を破壊しようものならどうせ警報装置も鳴るだろうから……此処は……ミストバタフライ!
オベルタスは自身の存在を霧に変えると大資料室の扉と扉の隙間に自身の存在を潜り込ませる
大資料室内部
オベルタス:さてと……大資料室って言うだけあって途轍もない数の資料だなぁ………何処かに門外不出の禁書資料がある筈なんだけれど……
オベルタスは辺りを見回しながら資料室の内部を歩き始める……すると………
ルーカス:き、貴様何者だ!?どうやって此処に来た!
オベルタス:ん?君此処の関係者?コンフュージョンバタフライ
ルーカス:う……うぅ………………
オベルタス:君は此処にある禁書資料を含めた全資料の閲覧権限持ってる?
ルーカス:は……い………………
オベルタス:(僕は運がいい当たりを引いた)……禁書資料エリアに案内して
ルーカス:仰せの……ままに………………
オベルタスを率いて上級司書官のルーカスはただの大きな本棚の前に立つと目の前にある幾つかの本の配置を入れ替える
その瞬間本棚の本棚が扉の様に開きその中に高昇装置が現れる
オベルタス:これに乗ればいいの?
オベルタスに問いかけられたルーカスは高昇装置を向きながらゆっくり頷き先に乗り込む
そしてオベルタスはそれを確認するとそれに続く
ルーカスはオベルタスが乗ったのを確認すると中の基盤を操作し高昇装置の存在をまず隠しその後高昇装置を起動させた
起動した高昇装置は地下へと深く深く潜っていき突然止まり2人の前で閉まっていた扉が開く
そこに広がった光景もまた上層階に合った以上に様々な資料が納められた本棚が並んでいた
オベルタス:次の君の仕事はウルの宝珠と呼ばれる資料もしくはそれに準ずる物語が記された記述のある資料を出す事
オベルタスの言葉を聞くとルーカスは頷きオベルタスの求める資料のある本棚の前へと案内をする
オベルタス:それじゃあ君はそこで余計な人物が来ないか見張りをしておいて
オベルタスの言葉を聞くとルーカスは頷きその場を少し離れ本棚の外へと目を向け見張りに付く
ルーカスが見張りに付いたのを確認するとオベルタスは資料の閲覧を開始する
そしてオベルタスがウルの宝珠に関する資料を閲覧開始した時ユーダイクスはと言うと……




