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皇帝家の日誌  作者: ルシファー
第1部
3/65

過去の残り火と皇女の想い

今より少し前……ドラギオン帝国の帝都クラレンスのアジェンデ宮殿であった記録

記録の合ったその当時アジェンデ宮殿は異世界連合軍の襲撃を受けていた

しかし連合軍の襲撃理由・襲撃目的等々多くの事が当時は謎で合った


人族:続け!


神族:恐らくこの部屋だ!


ドラギオン兵:クソ!もうここまで来やがった!


天竜族:居たぞ!邪族を滅ぼせ!


アルフレッド:貴様らああああ―――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!


???:待てアルフレッドよ


アルフレッド:マルコシアス様!


連合軍の行動に怒りを覚えながらアルフレッドは己の得物双剣レイフォールを構える

その様子を見てドラギオン帝国随一の老剣士である剣将マルコシアスが

アルフレッドの前に割り込み柄に宝玉が填っただけの剣を構える

その宝玉の填った柄だけの剣アレクラスタこそ

剣将マルコシアスを最強の剣士と言わせる為の武器なのだ

その力は様々な力を持つ宝玉を柄にはめ込むことにより剣の形状を変化させ

様々な敵に対処させる事が可能なのである


神族:貴様は剣将マルコシアス!?


マルコシアス:お主はルシファー様をお連れしろ


アルフレッド:ですがマルコシアス様!


マルコシアス:アルフレッドよ……お主の使命はなんだ?


アルフレッド:マルコシアス様……


ルシファー:マルコシアスも一緒に!


マルコシアス:ワシは後で追いますゆえお先にお逃げ下さいルシファー様


アルフレッド:ダメ!そんなの許さない!


マルコシアス:行け!


アルフレッド:……承知!姫行くぞ!


突然の敵に連合軍は慌てふためく

マルコシアスはその一瞬の隙を見落とさなかった

マルコシアスはその一瞬を見てアルフレッドに

ドラギオン帝国第二皇女ルシファーアルバートを逃がすように指示を出す

アルフレッドはそれを聞きルシファーを連れ隠し通路へと退避する

マルコシアスはルシファーが離脱のを確認すると

柄に填っているアレクラスタの宝玉を切り替え大剣の物から重剣の物へと変える


天竜族:邪族の皇女が逃げたぞ!追えぇぇぇ―――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


マルコシアス:フン!


連合軍:ぐあぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


連合軍は逃げ出したルシファーを追うために隠し通路へ向かおうとするが

マルコシアスが作った衝撃波でこの部屋に来た連合軍の30%を消し飛ばす


マルコシアス:ここから先へは1歩も通れぬと思え!


神族隊隊長:火力を剣将へ集中せよ!


全神族隊:イェッサー!


銃器・砲器にエネルギーを注入し高圧縮する

しかしマルコシアスにとってはそのチャージスピードは遅過ぎて退屈出来るレベルで合った

銃砲器にエネルギーが溜め込まれる前に

マルコシアスはアレクラスタの宝玉に高エネルギーを貯め重剣に集中させその貯めたエネルギーを連合軍へ解き放つ


連合軍:ぐああああああああああああああああ―――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


人族隊隊長:嘘だろ!?50000の兵を一瞬で消しやがった!?


マルコシアスのした行動が信じられないのか士気が落ち始めた連合軍

マルコシアスはその隙を突き反撃に転じようとする


マルコシアス:者共!奴らを取り囲め!此処で叩き潰せ!


ドラギオン全兵:おぉ―――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


神族隊隊長:くっ……


天竜族隊長:怯むな!


その頃隠し扉から逃走しているルシファー達一行は地下迷宮を疾走していた


ルシファー:戻ってアルフレッド!マルコシアスが!


アルフレッド:それは聞けない!


ルシファー:あたしが命令してるのよ!命令が聞けないの!


アルフレッド:たとえ姫の命令であっても聞けない!


ルシファー:どうして!


アルフレッド:俺の使命は姫!お前を護る事だ!


ドラギオン精鋭兵:アルフレッド様!お急ぎ下さい!


アルフレッド:わかった。


ルシファー:勝手に話終らせないで!


アルフレッド:後で幾らでも聞く!


ルシファーはアルフレッドと数人の精鋭兵に護衛され再び隠し通路を外へと向かうのであった

そしてその頃連合軍を惹きつけているマルコシアスの方は勝利が目前と化していた……

その様子を見て鼻で笑うマルコシアスに対し怒りをあらわにする連合軍……

しかしそこへ1人の男がゆっくりと歩いてくるのであった

そしてマルコシアスはその者の顔に覚えがあった


神族隊隊長:くっ……強い………


人族隊隊長:こんな奴がいるなんて話が違うぞ!


天竜族隊隊長:五月蝿い!我々もまさか遠出してる筈の剣将が出てくるとは思わんわ!


マルコシアス:所詮は寄せ集めの軍に過ぎんか


神族隊隊長:舐めるな!


総隊長:まぁ待ちたまえ。


天竜族隊隊長:あんたは前衛に出て来なくていいと言っただろ


総隊長:そういうな。剣将マルコシアス侮っていた事は詫び様


マルコシアス:む?お主の顔は見た事あるぞ……確か幻影のアナスタシオス……


アナスタシオス:おや?俺の事を知っていたのか……なら話は早い


アナスタシオスがマルコシアスに視線を向けた瞬間

マルコシアスは頭に手を当てたかと思うと

マルコシアスの瞳から生気が消えマルコシアスの体がふらつき始めた


ドラギオン兵:マルコシアス様!貴様!マルコシアス様に何しやがった!


アナスタシオス:ククク……直に分かるさ…………


目から生気の消えた瞬間マルコシアスは味方である筈のドラギオン兵へ向け剣を振るうのであった


ドラギオン兵:うぁ!


アナスタシオス:(さて厄介な相手はこれで無力化出来た後は……)


ドラギオン兵は突然の事に驚きながらもマルコシアスの重剣を紙一重で避ける事が出来た

そしてアナスタシオスが何をしたのかはこの場に居る誰も知る事が出来ないのであった

マルコシアスは意識の無い状態で周囲360°に剣圧を飛ばし

連合軍を巻き込みながらドラギオン兵を壁まで吹っ飛ばす


ドラギオン兵2:マルコシアス様!くっ……


マルコシアスは突然破城円輪斬を放つ為の詠唱を始める

その様子を見たドラギオン兵達は今居る部屋から脱出しようとするが

ドラギオン兵が退避を始めた瞬間破城円月輪が発動し周囲へ円形の斬撃が飛んでいく


アナスタシオス:さて我々は皇女殿下のお迎えに行きますか


アナスタシオスは連合軍を引き連れ

無差別に斬り始めたマルコシアスを放置し隠し通路へ足を運ぶ


ちょうどその頃アイメルが率いる5個小隊が

アナスタシオス達率いる連合軍を探し城を疾走していた


アイメル:どきなさい!


周囲の通路を固めている連合軍をふっ飛ばしながら疾走する


ドラギオン精鋭兵1:アイメル様どちらへ行かれるのです!


アイメル:マルコシアスが惹き止めている場所は何処?


ドラギオン精鋭兵2:聞いてどうされるのです!


アイメル:挟撃するに決まってるでしょう……


フィリエル:アイメル様!!


アイメル:えっ……?


ドラギオン兵:ぐは……(〓ドス!


突然アイメル達の横から扉が飛んできたと思えば

血塗れのドラギオン兵士が壁に激突し崩れ落ちる

そしてそれを追う様に生気のない目をしたマルコシアスがゆっくり出てくる

マルコシアスはアイメル達の姿を確認したのか

ゆっくりフィリエル達の方へ向いて大剣を振り上げながら高エネルギーを込め振り下ろすと

同時に剣圧を廊下に居るアイメル達へ解き放つ


アイメル:皆わたしの後ろへ下がって!クリスタルウォール!


アイメルは自分の後ろへ皆を下がらせると

結晶で出来た壁を瞬時に作り放たれた剣圧を跳ね返す


ドラギオン兵:アイメル様ありがとうございます。


アイメル:お礼なんか後でいいわ!(そんな事よりこれはまさか……)


フィリエル:マルコシアス様!何をしてるのです!


マルコシアス:………………


ゆっくり大剣を振り上げながら高エネルギーを込め振り下ろすと同時に

剣圧を前方120°へ飛ばし廊下に居るドラギオン兵を斬殺する


ドラギオン兵:ぐあぁぁぁぁぁ―――――――‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


フィリエル:乱心されましたかマルコシアス様!(エスペランサ―お願い出来るかしら)


フィリエルは自身が契約している剣の中でも最強クラスの

神帝剣エスペランサーを呼び出す


エスペランサ―:あぁ任せろ(念話)


アイメル:待ってフィリエル


フィリエル:アイメル様?


アイメル:おそらくこれはサキュバスが使う幻術の1つ精神呪縛よ………………


フィリエル:精神呪縛……?アイメル様それは一体?


アイメル:精神呪縛……対象者の精神を拘束し様々な幻惑の世界へ引き摺り込み

対象者の精神を削るサキュバスが使う幻術の1つよ


フィリエル:それをサキュバス様が……?


アイメル:分からない……でも1つ言えるのは今のマルコシアスに敵味方の判別は付いていない


アイメルが状況説明をしてる間に

マルコシアスは足を一歩踏み出すと共にアイメル達の前から姿をくらませる


アイメル:フィリエル左前方!


フィリエル:くっ………


アイメル:貴方達はルシファーを追って!


ドラギオン全兵:は、はい!


アイメル:それじゃあフィリエル全力でマルコシアスを無力化するわよ!


フィリエル:はいアイメル様


マルコシアスを目で追えていたアイメルはフィリエルにマルコシアスの位置を示す

フィリエルは突然現れたマルコシアスの剣を何とか受け流し隙を作る

アイメルはフィリエルの作った隙を使い引き連れていたドラギオン兵全員を先に行かせ

アイメルはフィリエルと共にマルコシアスの相手をすることにした


マルコシアス視点(呪術を掛けられた直後)


マルコシアスは自身以外存在が全て連合軍の姿に見え味方の存在が消え失せていた


マルコシアス:(くっ……どう言う事だ!さっきから奴等を幾ら斬っても際限なく……)

マルコシアス:(ワシ以外の兵は何処へ行った……このままでは不味いな……)

マルコシアス:(ルシファー様はご無事でしょうな……)


そして時は進みマルコシアスを抑え込む為に

アイメルとフィリエルは手を尽くしていた……


アイメル:フィリエル!マルコシアスの5時方向へ!


フィリエル:アイメル様!


アイメル:わたしの事は気にしないで!


アイメルは大鎌オルクスを持ち出しマルコシアスの重連撃を防ぎながら

ゆっくりマルコシアスを廊下から大部屋へと誘導してゆく


フィリエル:マルコシアス様お許しを!神の断罪!


神の断罪……1日5回だけと言う使用制限があるものの

対象者の武具諸共肉体を原子レベルで斬り裂く一撃である………

だがフィリエルより強者には目に見えた効かない事がある


マルコシアス:ぐがああああああああああああああああ…………………


ガキィン……


フィリエルの斬る角度は完璧だった

しかしマルコシアスはフィリエルの振ってきた剣を弾いたのであった


フィリエル:くっ……


アイメル:くっ……流石はマルコシアス……剣将の名は伊達じゃない………


フィリエル:………一体どうすれば……


その頃ルシファー達は連合軍の追手に捕まっていたのであった……


ドラギオン精鋭兵1:そろそろ出口です……くは!(腕から出血する)


アルフレッド:姫!(体の陰に庇う)


ルシファー:な、何!?


連合軍:邪族の皇女がこっちに居たぞ!


アルフレッド:もうマルコシアス様の防衛を突破して追って来やがったのか!?


ドラギオン精鋭兵1:ルシファー皇女殿下!アルフレッド様!このままお進み下さい


ルシファー:でも!貴方達が!


ドラギオン精鋭兵1:心配ありませんルシファー皇女殿下!


ドラギオン精鋭兵2:ルシファー皇女殿下いつもお気遣い感謝いたします……でもここはお逃げ下さい!


ドラギオン精鋭兵3:貴女様が存命であらばドラギオン帝国は栄光を保っていられます!


ルシファー:わかったわ……でもちゃんと追ってきなさいよ!


ドラギオン全兵:イエス・マム!


アルフレッド:姫こちらへ


ルシファー:え、えぇ……(小走りで出口へ向かう)


ルシファーと別れた後ドラギオン兵は追ってきた連合軍と対峙することになった

そして隠し通路からアジェンデ城の裏にある森へ出たルシファーとアルフレッドは

とんでもない光景を見る事になるのであった………


ドラギオン兵1:結構な人数が追ってきたものだ……


ドラギオン精鋭兵1:無駄口を叩くな!


ドラギオン精鋭兵2:負傷者は治療を受けろ!動ける者は奴等を蹴散らせ!


ドラギオン一般兵:イエス・サー!


マルコシアス:ぐは……(腹部から多量に出血し仰向けに倒れている)


ルシファー:マルコシアス!(駆け寄る)


アルフレッド:マルコシアス様!(周囲の安全を確認しながらルシファーを追う)


マルコシアス:ル……ジヴ……ァー……ざ………ゴホ(吐血)…………ま………………………


ゆっくり手をルシファーへ伸ばす


ルシファー:あたしは此処に居るわ!


ルシファーは混乱しながら伸ばされた手をしっかり握り

マルコシアスの体を治す為に魔力を注ぐ


マルコシアス:よ……ぐぞ……ご……無事……で…………………(弱々しい力で握り返す)


ルシファー:今はしゃべらないで!


マルコシアス:ご……び……げ……ぐだ……ざい………げ……ほ………………


ルシファーの応急処置のかいも虚しく手が地面にゆっくり落ちる


ルシファー:マルコ……シア……ス…………?ねぇ……冗談は止めてよ…………(棒読み)


アルフレッド:くっ……マルコシアス様……


ルシファー:返事しなさい!マルコシアス!(泣きながらマルコシアスを激しく揺らす)


アルフレッドはルシファーのその様子を見ながら悔しさを噛み締め静かに黙祷をする

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