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皇帝家の日誌  作者: ルシファー
第1部
21/65

アナスタシオスの恐怖再び

時は少し戻りドラギオン帝国帝都クラレンス

そのクラレンス城の城門の1つを訪れていたアナスタシオスとアナスタシアは2人の門番と相対していた


アナスタシオス:久しいなてめぇら……そこを通して貰おうか


門番1:き、貴様は!


門番2:幻影のアナスタシオス!


門番1:どの面下げて此処へ戻って来やがった!


門番2:通す訳ないだろ!


アナスタシア:どうしますお兄さま?


アナスタシオス:フン……こうするまで……オーディン!


門番1:殺り合う気か!


アナスタシオス:幻影剣!


門番2:何処で剣を振っ……ぐは………(バタ……


門番1:カハ……(バタ………


アナスタシオスは距離が50mは離れてる距離から自身の愛剣オーディンを抜いてその位置で突然剣を振ったのである

その瞬間距離がかなり離れているのに門番をしているドラギオン兵2名が突然前のめりに倒れたのである

これはアナスタシオスの剣技幻影剣の効力である

幻影剣とは肉体ダメージはさほどないが対象の精神を斬る事で

幻影剣の対象になったモノの脳、神経、記憶等に自身が斬られたと錯覚させて対象を殺傷する剣技で

精神力が低いモノは又は精神力が弱っているモノは簡単に絶命し

精神力が高いモノでも昏倒は免れないアナスタシオスの十八番の剣技の1つである


アナスタシア:流石お兄さま……鮮やかな剣技です


アナスタシオス:フン……こんな事で褒めるんじゃねぇよ………それより行くぞ


アナスタシア:はいお兄さま


スパ―――ン……ガラガラガラガラガラガラガラガラ

アナスタシオスはオーディンに魔力を食わせクラレンス城の鋼鉄の城門を両断する

ウ―――……ウ――――……

アナスタシオスが城門を両断した瞬間甲高い音で警報装置が鳴り出す


アナスタシア:警報音ですか……耳障りですね


アナスタシオス:戦いの鐘の音には相応しいと思うが?


アナスタシア:そうですかお兄さま?もっとエレガントな音でもいい気が……


アナスタシオス:フン……そうかよ(アナスタシオスは城内へと歩を進める


アナスタシア:お待ちくださいお兄さま(先へ進んだアナスタシオスを追う


門番を殺してクラレンス城城内へ侵入したアナスタシオスとアナスタシアは水の神宝【デレピエ】を奪取する為の作戦を決行していくのであった


アナスタシオス:俺が陽動をするお前は水の神宝【デレピエ】を探せ


アナスタシア:はいお兄さま!


アナスタシオス:行くぞ!


アナスタシオスとアナスタシアは水の神宝を奪取する為のお互いの役割を確認するとその場から離れる


アナスタシオス:さぁ……幻惑の時間だ……広がれ幻霧アレクサンドル!逃げ惑え!味方同士で殺し合え!狂気の舞台の開演だ!


アナスタシオスが展開した幻霧アレクサンドルが……クラレンス城全体を覆い城内が幻惑の世界に包まれる


アナスタシア:(これはお兄さまの……これで城内を探索し易くなりますね……でも広いですこの城内……)


周囲を見回しながら城内を疾走するアナスタシアは兄の指示に従い水の神宝【デレピエ】を探す


ドドドドドドドドド……キンキンキンキンキンキン……

ぎゃああ……うわああああ………………

アナスタシオスの使った幻霧に包まれたクラレンス城城内ではあちらこちらで正常な思考を持つ帝国兵と意識が混濁している反乱兵が同士討ちを始めていた

その様子をこれ以上ない程に楽しそうな笑みを浮かべながら時折り意識が正常の帝国兵の精神を天照と言う剣技で斬り付ける

天照とは幻影剣の下位剣技で幻影剣と同様に精神を斬る事が出来るが精神への浸食は幻影剣と比べたら70%ほどである為精神力が高い者には目に見えた効力を示せない事もあるが

現状混乱している反乱兵であれば下位剣技天照で十分とアナスタシオスは判断したのであった


アシュタロス:何事だ!


アスモデウス:は、反乱です!


アシュタロス:は、反乱だと!?


アスモデウス:グハ……(バタ


アシュタロス:アスモデウス!


ドラギオン反乱兵:我ラガ敵ヲ……排除セヨ………


そしてクラレンス城玉座の間に事態の報告を伝えに来たアスモデウスはアシュタロスに謁見していた

そこに入ってきたのは目から生気が消えうせたアシュタロスの妻ルフィーナであった……


ルフィーナ:………………


アシュタロス:ルフィーナいい所に!


ルフィーナ:バハムート……クライシス………………


アシュタロス:ルフィーナ………どうした????


ルフィーナ:我ラガ国家二叛逆スル愚カナ者ヲ滅ボシ尽クセ


アシュタロス:ルフィーナ!お前まで何を言っているんだ!しっかりしろ!


ルフィーナ:プロミネンス……ロア………………


ゴオオオオオオオオオオオオオオオ

ルフィーナは自身の杖バハムートクライシスを持ち出すとクラレンス城玉座の間に火球を雨の様に降らせる


アシュタロス:!?(不味い!)カルヌーンソーサラー!


アシュタロス:カルヌーンソーサラー!能力起動!パーフェクトコピー!


アシュタロスは20枚の鏡の武具を周囲に展開しその鏡の持つ能力の1つの目の前に居る相手の武具・防具を完全複製する力を行使する


アシュタロス:アブソリュートゼロバースト!


ルフィーナの放った焔の雨をアシュタロスは絶対氷結の力で凍結させる


アシュタロス:お、おい!ルフィーナ落ち着け!


ルフィーナ:テンペストラフレイム!


アシュタロス:ちっ!


アシュタロスは自身の妻に本気で攻撃するわけにもいかず手をこまねいてる間に

ルフィーナは焔の嵐を作り出し氷結した玉座の間を焔の嵐で包み込む


アシュタロス:てめぇらは下がれ!邪魔だ!


近衛兵たち:は、はい!


近衛兵たちを護りながら戦えないと判断したアシュタロスはこの場から離れるように指示し

自身の妻ルフィーナと意識を奪われた反乱兵多数を単独で相手する選択を取る事にした


アシュタロス:ルフィーナ!皇帝に(やいば)を向けるのがどう言う意味か分かっているんだろうな!


ルフィーナ:我ラガ帝国二刃向カウ……敵ヲ……排除セヨ………………


アシュタロス:(この反応……これは意識を奪われてる?)


ルフィーナ:アイシクルカッター!


アシュタロス:カルヌーンソーサラー能力解除!意識を……奪われる????(まさか!)


アシュタロスはカルヌーンソーサラーを元々の20枚の鏡の状態に戻し

鏡を操作しながら氷の刃を跳ね返す


アシュタロス:(誰か俺の声がまだ聞こえる奴はいるか!誰か俺の声がまだ届く奴はいるか!)

ドラギオン帝国防衛側兵力:アシュタロス・アイメル・フィリエル・ドラギオン帝国兵

ドラギオン帝国侵攻側兵力:アナスタシオス・アナスタシア・ルフィーナ・ドラギオン帝国反乱兵


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