地の神宝を巡って
オデッサ村
フィリエル:ユーダイクスさんその神宝放棄してください!
ユーダイクス:そうして欲しかったら力尽くでやってみる事だな
アジ・ダハーカ:久しぶりじゃねぇか小娘
ユーダイクス:アジ・ダハーカ遊ぶか?
アジ・ダハーカ:あぁ……以前の借りを返さねぇと気が済まねぇ
ユーダイクス:なんかあれば言えよ?
アジ・ダハーカ:ユーダイクス!手を出すんじゃねぇぞ!
ユーダイクス:あぁ~はいはい
アジ・ダハーカ:それじゃあ楽しもうぜフィリエルフェニックス!
フィリエル:今は貴方の相手をしたくないのですが……
アジ・ダハーカ:そうつれないこと言うんじゃねぇよ
フィリエル:はぁ……(ホシナガレお願い出来るかしら?)
ホシナガレ:おぅ!
魔皇剣ホシナガレ……全世界に存在する最強の魔剣の1本で使用者の魔力を対価に封じられている魔王力を解放する事で斬った対象の魔力・精神力等と言った生命力を斬り裂く事が出来る
そしてホシナガレで斬られた生命力は暫く回復する事はない
因みに今のフィリエルの力では解放出来る魔王力は1日2回である
フィリエル:(アジ・ダハーカさんの魔力をタイミングを見て削ぎ落します……隙が出来たらお教えて下さい)
ホシナガレ:おぅ!
フィリエルは魔皇剣ホシナガレとの打ち合わせが終わるとアジ・ダハーカへ意識を集中させる
アジ・ダハーカは以前不意打ちを受けた意趣返しと言わんばかりに戦闘が始まる前に今度はアジ・ダハーカが先制攻撃として毒の吐息を吐き出す
フィリエル:ホシナガレ魔王力行使!
コオオオオオオオオオオオオオ―――――――――…………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フィリエル:魔王の暴虐!
魔王の暴虐……これはホシナガレが魔王力を行使している時に使えるホシナガレ専用の能力である
つまりは魔王力を解放する事で斬った対象の魔力・精神力等と言った生命力を斬り裂く力とはこの魔王の暴虐の事である
フィリエル:(い、いきなり魔王の暴虐を使わされるなんて……)
アジ・ダハーカ:今のを防ぐか……面白い……てめぇとは本当に遊びがいがあるぜ………
フィリエル:わたしは貴方の相手をしたくないです!
ユーダイクス:手伝おうかアジ・ダハーカ?
アジ・ダハーカ:余計なお世話だ!てめぇはすっこんでろ!
ユーダイクス:はいはい
フィリエル:(これからどうすれば……)
エスペランサー:俺に変われホシナガレ!てめぇじゃアジ・ダハーカを殺せない!
バルディオス:いいや!俺に変わって逃げるべきだ!
ミラージュソード:此処はわたしに変わるべきよ!わたしの力で一旦この場から離脱してから話を纏めましょう?
ホシナガレ:此処は俺に任せてろ!彼奴の力を確実に削いでやる!
フィリエル:(もぅ!皆いっぺんに喋らないで!)
フィリエルの剣(お友達)たちがフィリエルの頭の中で騒いでいるところにフィリエルが一喝を入れる
フィリエル:(バルディオスお願い)
バルディオス:あぁ……
フィリエル:バルディオス!空間転移!
アジ・ダハーカ:フィリエルフェニックスどこ行きやがった?
ユーダイクス:てめぇの目の前だ!アジ・ダハーカ!ティアマト!
ガキィン
フィリエルはバルディオスの能力空間転移を使い一気に間合いを詰めアジ・ダハーカを斬ろうとしたが
空間の歪みに気付いたユーダイクスがティアマトを手にして割り込んだ事によってフィリエルの強襲は防がれてしまうのであった
ホルス:フィリエル撤退だ!
フィリエル:(で、でもホルス地の神宝が……)
ホルス:未来視してみたが殆どの未来でてめぇが死ぬんだよ!
フィリエル:(で、でも……)
ホルス:此処は退け!
フィリエル:(わ、分かった……)
ホルス:まだ霧が掛かってる未来ではあるが必ず取り返せるタイミングはある筈だ
フィリエル:(分かったわ……バルディオス!異世界間超長距離転移!)
バルディオス:了解だ!異世界間超長距離転移!
アジ・ダハーカ:ちっ……逃げやがった………
ユーダイクス:まっ……俺たちの勝ちだ……戦術的にも戦略的にも
ユーダイクスはそう言いながら懐から地の神宝を取り出し眺める
ユーダイクス:帰るぞアジ・ダハーカ
アジ・ダハーカ:ちっ……つまらん……………
ユーダイクス:そんな不機嫌になんな
アジ・ダハーカ:わぁったよ……それよりてめぇ俺とリントヴルム以外の獣術契約対象いつ増えるんだ?
ユーダイクス:俺の気に入る奴がまだ見つからねぇんだよ
アジ・ダハーカ:あっそ
ユーダイクス:まっ……その内俺たちの仲間は増えるかもな
その頃オデッサ村からドラギオン帝国へ戻ったフィリエルは……
フィリエル:地の神宝確保出来なかった……アイメル様の期待に応えられなかった……
アイメル:お帰りフィリエル……どうだった?
フィリエル:地の神宝……確保出来ませんでした……
アイメル:そか……大丈夫!いつか取り返したらいいと思う
フィリエル:でも……
アイメル:取られちゃった事を気にしたってしょうがないよ
フィリエル:は、はい……
アイメル:取り敢えずゆっくり休んで?
フィリエル:ありがとうございますアイメル様




