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皇帝家の日誌  作者: ルシファー
第1部
15/65

神降ろしの真の力

ルシファー:くっ!(声が届いていない……ならば!神降ろし!)

ルシファー:アネモイ!しっかりしなさい!あんたこの土地の護り神みたいなもんなんでしょ!


異形のアネモイ:オオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ルシファーはまだ使い慣れてないとはいえ自身の魔力波長をアネモイに近付ける為に神降ろしを使い

今度は魔力の共振により呼び掛けるがやはり効果は見受けられないのであった


ルシファー:(これでもダメか……仕方がない!)

ルシファー:少々荒っぽく行くわよ!神速!剛腕!バスタードアックス!


ルシファーは力付くでアネモイの意識を呼び戻す選択肢すると一気にアネモイの懐まで入り

クレセントアックスを強振する

クレセントアックスの強振により異形の姿へ変貌したアネモイの腕と思われる部分が斬り取られる


異形のアネモイ:邪悪ナル風ハ空間ヲモ捻ジ曲ゲル……


異形の姿をしたアネモイが何かを唱えると突然ルシファーの周囲を突風の壁が取り囲み

ルシファーを圧し潰そうと迫ってくる


ルシファー:しんそ……(駄目……間に合わない)


ルシファーは神速を使いその場から離脱しようとしたが

周囲に迫る風の壁の速さに対応出来なかった


???:風を読め異邦人


ルシファー:(えっ?)


迫りくる風の対応に難儀していたルシファーの頭に突然何かの声が響いてくる

それは神降ろしをした事でその身に宿したアネモイの分身の声で合った


アネモイの分身:風を知覚するのだ


ルシファー:(アネモイ!?アネモイ貴方なの!)


アネモイの分身:いや……我が本体はあちらの異形の存在だ………我は分身とでも思って貰うといい……


アネモイはルシファーの神降ろしの真の力の説明をすると共に自身の現状の説明もまたするのであった


アネモイの分身:そんな事よりお主の神降ろしと言う力……

アネモイの分身:どうやら我が力の一部とは言え我の存在その物を受け継いでいるに等しいようだ

アネモイの分身:ならば……それならば出来る筈だ……風の存在を視覚することが……知覚することが……


ルシファー:(視覚?知覚?何の事?)


アネモイの分身:周囲へ意識を集中するのだ異邦人よ


ルシファー:(周囲へ……意識を……集中………………)


アネモイの分身の言葉に混乱するルシファーであったがアネモイの分身の声に従うように

周囲へ意識を集中してみるのであった……すると………


ひゅ~……ひゅ~………


ルシファー:(な、何かいる!?なんか周囲にいっぱいいる!?)


アネモイの分身:それが我が眷属だ……その眷属の声を頼りに動いてみよ

アネモイの分身:我が創った風の包囲網からも逃れること出来るであろう


ルシファー:(分かった………)


ルシファーは目を瞑り意識を集中する

すると今までは無かった場所に通り道を見付ける事が出来た


ルシファー:行ける!神速!


ルシファーは視覚して得た情報を元に風の壁と風の壁の間を縫う様に神速を使い走り抜ける


ルシファー:抜けれた!(アネモイ……あんたの本体どうやったら正気に戻る?)


アネモイの分身:恐らく沈黙させる……だけでいいと思うが


ルシファー:(分かった……直ぐあんたの本体元に戻してあげる)


異形のアネモイ:邪悪ナル風ハ空間ヲモ捻ジ曲ゲル……


ルシファー:既にその技は見切ってる!


ルシファーはアネモイの分身に教わったように風読みを使い周囲を取り囲んだ風の壁から抜け出る


異形のアネモイ:ウィンドカッター……ウィンドスラッシャー……ウィンドスパイラル……


異形と化したアネモイはルシファーに対しかまいたち・風の刃・竜巻を放ってくるが

ルシファーは再び風読みを使い飛んでくるそれらの攻撃を避ける


ルシファー:(今あんたを助けてあげる……アネモイ)インパクトハンマ――――!!!!!!!!!!!


異形のアネモイ:オオオオオオオオオオオオ………………


攻撃を全て避けたルシファーは異形と化したアネモイへ目掛け高エネルギーを圧縮させ解き放つ

そして高エネルギーに飲まれた異形と化したアネモイの異常な魔力が沈静化していくのであった


ルシファー:はぁ……はぁ……こ、これで……どう……アネモイ!


アネモイ:感謝する……異邦人よ………


ルシファー:はぁ……疲れた………………


ルシファーは激しい戦いに疲れその場にへたり込むのであった


アネモイ:怪我をさせてしまったようだな異邦人よ………


ルシファー:こんなの別にどうって事ないわよ……あんたの守ってる神宝を奪われた事に比べたらね


そんなことを口にしながらルシファーはクレセントアックスを杖代わりにゆっくり立ち上がるとう~んと伸びをする


アネモイ:そうか……我の意識を取り戻してくれた礼をしたい

アネモイ:何を望む……我の出来る範囲であれば何でも叶えよう


ルシファー:そうねぇ……なら質問に答えてくれるかしら?


アネモイ:質問とな?


ルシファー:えぇ……神降ろしを使った時にあんたの分身が風読みをするように言ってきたのよ

ルシファー:それは別の土地神でも有効なのかしら?


アネモイ:ふむ……


ルシファー:分かるかしら?


アネモイはルシファーの質問に考え込むと次のような答えを出すのであった


アネモイ:お主の使う神降ろしと言う術

アネモイ:実際に我が憑依したわけではない故確実なことは言えぬが可能であろうな……


ルシファー:そう……


アネモイ:うむ……土地神には基本眷属が存在しているであろうからな


ルシファー:(そう言う事か……)ありがとアネモイ


アネモイ:もうよいのか?


ルシファー:えぇ……あんたの護ってた神宝を追う必要もあるしね


アネモイ:そうか……お主の行く末によき風が吹かん事を


ルシファー:ありがとアネモイ……異世界間超長距離転移!


アネモイからの言葉を受け取るとルシファーはカルディア神殿を後にし風の神宝の行方を追って異世界へと飛ぶのであった

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