表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
皇帝家の日誌  作者: ルシファー
第1部
10/65

フィリエルフェニックス対獣術師ユーダイクス

フィリエル:(戻って……来た?)


ホルス:あぁ……お疲れ様と言っておこう(念話)


フィリエル:(ホルス……)


ホルス:あんだよ……(念話)


フィリエル:(ホルスがそんな事を言うなんてと思って)


ホルス:フン……らしくねぇ事言ったな……忘れろ(念話)


フィリエル:(はいはい)


ホルス:それよりフィリエル(念話)


フィリエル:(何?)


ホルス:俺が必要になったら呼ぶがいい(念話)


フィリエル:(えっ?)


ホルス:てめぇが俺を振るうに相応しくなったのは確認できたのでな(念話)


フィリエル:(ありがと……ホルス)


ホルス:フン……精進は怠るんじゃねぇぞ(念話)


フィリエル:(分かってる)


フィリエルの返事を聞くとホルスはフィリエルの手の中から消える


アイメル:フィリエル?


フィリエル:はい何でしょうかアイメル様


アイメル:なんかボーっとしてたからどうかしたのかなって


フィリエル:いえ……なんでもないです


アイメル:そう?


ルシファー:はぁ……


アルフレッド:姫……気持ちを切り替えろ


ルシファー:分かってる


アルフレッド:ならいい


ルシファー:お姉さま……


アイメル:言わなくても分かってる……探しに行きたいんでしょ?ラエル達のことを


ルシファー:うん……


アイメル:マルコシアス


マルコシアス:はっ!


アイメル:貴方はルシファーについて行きなさい


マルコシアス:アイメル様の仰せのままに


ルシファー:お姉さま……?


アイメル:行ってもいいわよ……ルシファー


ルシファー:ホント!?


アイメル:ただし!無理はしない事……お姉ちゃんが追うまで出来れば偵察だけにしておいて


ルシファー:善処する


アイメル:それで十分よ


アイメルは妹からの無言の要求を聞き取りその要求に際し

色々な条件を付ける事で許可を出す事にした

ルシファーはその許可が出ると目に見えてパッと表情が明るくなのであった


ルシファー:アルフレッドとマルコシアス2人とも行くわよ


アイメル:ルシファー!


ルシファー:お姉さま……?


アイメル:もう1回言うけれど無茶はしないでね


ルシファー:うん!


ルシファーとアイメルの間で約束が交わされると

ルシファーとアルフレッドとマルコシアスはどこかの世界へと飛ぶ事にした

そしてフィリエルは洗脳が解けたばかりのエレノアとエレノア隊と一部のラエル隊をどうするかと言う話をアイメルへと尋ねるのであった


フィリエル:それで……この数のメンバーどうしますか?


アイメル:大型魔方陣で一旦ドラギオン帝国のアジェンデ宮殿へ飛ばす


フィリエル:あそこへですか?


アイメル:そこで経過観察をして様子をみるわ


フィリエル:分かりました


アイメルはフィリエルにルシファー親衛隊の処遇を話すと地面に大型の転移陣を書き始める


アイメル:わたしはちょっと転移陣を書くのに集中するわ


フィリエル:分かりました……お手伝いする事ありますか?


アイメル:周囲の警戒をして貰える?


フィリエル:分かりました……(バルディオスお願い出来るかしら?)


フィリエルは周囲の警戒のために空間を操る聖剣バルディオスを呼び出す


フィリエル:(バルディオス……魔力ソナー及び対人ソナー)


バルディオス:両方同時にするのか?(念話)


フィリエル:(だから貴方を呼んだの)


バルディオス:まぁ……俺なら余裕だがお前の魔力持つのか?(念話)


フィリエル:(持たせる……絶対に)


バルディオス:分かった……俺の力を存分に振るえ!(念話)


フィリエル:(どんだけわたしの魔力を使ってもいい魔力ソナーと対人ソナー使ってバルディオス!)


バルディオス:おkだ!(念話)


ポーン……ポーン……ポーン……ポーン……

バルディオスは戦闘を繰り返し消耗しきっているフィリエルからなけなしの魔力を受け取ると出来るだけ早くかつ正確に探知魔法を使いフィリエルの負担を減らしながらもフィリエルのオーダーもこなす……が…………


フィリエル:(バルディオス……この反応……)


バルディオス:あぁ……最悪のタイミングに最悪の敵だ……それもあり得ない数の……(念話)


フィリエル:(わたしで対応出来る?)


バルディオス:無理だな……(念話)


フィリエル:(やっぱ……)


バルディオス:お前独りならな(念話)


フィリエル:(えっ?)


バルディオス:お前には俺たちがついている……独りで抱え込むな(念話)


フィリエル:(バルディオス……)


フィリエルは唐突な話に吃驚するがフィリエルは自分が思ったよりも追い詰められて居た事に気付き肩の力を抜きゆっくり体をほぐすのであった


エスペランサー:全くだ……俺たちの事を忘れて独りで抱え込むんじゃねぇよ(念話)


フィリエル:(エスペランサー……うん……皆頼りにさせて貰う)


ミラージュソード:任せてフィリエル(念話)


いつもの調子を取り戻したフィリエルはアイメルに周辺の探索をする許可を申し出る事にした


フィリエル:アイメル様少しこの場から離れていいでしょうか


アイメル:いいけれど……どうするの?


フィリエル:少し気になる事があって


アイメル:そう?気を付けなさい


フィリエル:ありがとうございますアイメル様


フィリエルはアイメルからの許可が出るとアイメルの下から一旦離れ

バルディオスが探し当てた問題のあるポイント南南東800m地点へと急ぐのであった


フィリエル:(バルディオス確かこの辺りよね?)


バルディオス:あぁ……この辺りだが……(念話)


ダークユニコーン:ヒヒィィン


ポイズンワイバーン:ギャオオオオ


アシッドドラゴン:ギャオオオオ


ヒドラ:シャアア


フィリエル:この子たち一体どこから……どうして……


フィリエル達は本来砂漠地帯には存在し得ない魔獣が4匹も居る事に驚きを隠せず一瞬動きを止めてしまうのであった


???:初めましてだなフィリエルフェニックス


フィリエル:どなたですか?


砂埃の中から突然現れた男に自身の名を呼ばれ驚くフィリエル

そのフィリエルの様子を見て男は冥途の土産代わりとして自身の名を明かすのであった


ユーダイクス:神々の黄昏(ラグナロク)所属獣術師のユーダイクス……冥途の土産だ覚えておけ


フィリエル:獣術師……まさかこの子たち……皆……


ユーダイクス:あぁ……俺の支配下に置いている


エスペランサー:通りで野生よりも強い力を感じる訳か(念話)


フィリエル:(ホントエスペランサー?)


エスペランサー:まあな……ここは俺に任せろフィリエル(念話)


フィリエル:(分かった……エスペランサーお願い)


フィリエルは空間を操るのに秀でたバルディオスを異空間へと仕舞い込み

その後この世のどんなものであっても叩き斬る事が出来る世界に名を遺す

最強の神剣の1本神帝エスペランサーを呼び出すのであった


ユーダイクス:ほぉ……神帝剣エスペランサーか……だがそんな鈍らで太刀打ち出来ると思ってるのか?フィリエル


フィリエル:………………………


流石のフィリエルも自身の剣(友達)を馬鹿にされた事で頭に来たのか突然口数を減らすのであった


ユーダイクス:文句の1つすら出ねぇのか小娘


エスペランサー:ここまで言われて黙ってられるか!(念話)


ホシナガレ:そうだなエスペランサー……ここまで馬鹿にされては俺たちのプライドにも関わる!(念話)


エスペランサー:フィリエル全力でぶっ飛ばすぞ!(念話)


フィリエル:(えぇ!わたしもわたしのお友達をここまで馬鹿にされては黙ってられない)


ユーダイクス:フェラーリ!


ユーダイクスはどうでもいいと言わんばかりに肩をぐるぐる回すと

球体らしき物を取り出しアシッドドラゴン・ダークユニコーン・ヒドラ・ポイズンワイバーンに力を注ぎ込む


フィリエル:(どうやらあの球体が力の源みたいですね……)


エスペランサー:そのようだ……(念話)


ホシナガレ:ぶっ壊すか?(念話)


エスペランサー:そうだな(念話)


フィリエル:(やれるだけやってみましょう)


ユーダイクス:ほぉ……お前からのプレッシャーが変わったな


フィリエル:この程度敵……一撃で両断して見せます


ユーダイクス:ほぉ……言うじゃねぇか


フィリエル:神力行使!


カアアアアアアアアアアアアアアア………


フィリエルが神力行使と叫んだ瞬間エスペランサーの剣が光り輝く


フィリエル:神の断罪!


フィリエルは本日2回目の神の断罪を発動しエスペランサーを使って

アシッドドラゴンとポイズンワイバーンとヒドラとダークユニコーンをエスペランサーで4匹纏めて一刀両断する


フィリエル:わたしのお友達を鈍らと言った件撤回して貰えますか!


ユーダイクス:調子に乗ってんじゃねぇよ……やりなてめぇら!


ユーダイクスはそう言うと再びフェラーリに魔力を注ぎ込みフィリエルの周囲を取り囲むようにボーンウォーリアー1000体以上を召喚するのであった


フィリエル:(こ、これは……)


フィリエルはエスペランサーを握りしめ周囲を包囲している1000体以上のボーンウォーリアーの存在を見る


バルディオス:俺が感じた違和感はこれか……(念話)


フィリエル:(バルディオス?)


バルディオス:空間跳躍でここから離脱する事を提言する(念話)


フィリエル:(ううん……ここは逃げない)


バルディオス:だが……ここは…………………(念話)


フィリエル:(この数をコンマ1秒でも足止めしないと……アイメル様達が…………………)


エスペランサー:よく言ったフィリエル!(念話)


ホシナガレ:その通りだ!こいつらを出来る限り足止めするぞ!(念話)


バルディオス:お前ら状況分かってるのか!(念話)


ミラージュソード:状況が分かってるからこその選択だと思うわ(念話)


サイレントソード:わたしも此処で足止めしないと不味いと思うわ(念話)


バルディオス:お、お前らなぁ……(念話)


リフレクトソード:諦めた方がいいわバルディオス(念話)


バルディオス:あぁ~もう分かったよ!どうなっても知らないからな!(念話)


因みにホルスはと言うとフィリエルの剣(仲間)たちが喧嘩している際にも我関せずと言う感じに未来予測をしていた

当然フィリエルがこの場から即離脱しない事もホルスには分かっていたからである


ホルス:フィリエルアルマドルの天雷だ……アルマドルの天雷による一撃を出来るだけ広範囲に与えろ(念話)


フィリエル:(ホルス?)


ホルス:その天雷の一撃を与えたら瞬時にアイメルの下へ戻れ(念話)


グランヴェール:何故その選択を?(念話)


ホルス:フン……少し未来視しただけだ(念話)


フィリエル:(分かった)……(アルマドルお願い出来るかしら?)


アルマドル:オーケー任せなさい(念話)


フィリエル:アルマドル天雷!


ビリビリ……バチバチ……バリバリ……ゴロゴロ……ドゴ―――ン…………………

フィリエルは雷の魔剣を使って呼び出した雷雲から迸る稲光と轟く雷鳴と共にフィリエルの周囲に激しい雷が落ちる


フィリエル:(バルディオスお願い出来るかしら)


フィリエルは天雷が多くのボーンウォーリアーに直撃したのを確認すると

空間を操る聖剣バルディオスを呼び出す


バルディオス:あぁ!空間跳躍!(念話)


アイメル:お帰りなさいフィリエル……どこへ行ってたの?


フィリエル:少し敵の増援を足止めに……それより転移陣の準備は?


アイメル:完成したわ


フィリエル:ならば急ぎ陣の起動を


アイメル:え、えぇ……(何を焦ってるのかしら?)


フィリエル:アイメル様


アイメル:何かしら?


フィリエル:一足先にルシファー様たちを追ってもいいでしょうか?


アイメル:えぇ……許可するわ……わたしは一旦ドラギオン帝国へ皆を送るからフィリエルは一足先にルシファー達の下へいきなさい


フィリエル:はいアイメル様(バルディオスお願い出来るかしら)


アイメル:異世界間超長距離転移陣起動!


アイメルは超特大転移陣起動させ陣内にいる

エレノアと多数の親衛隊を自身と一緒にエルメ砂漠から離脱させる


フィリエル:(バルディオスルシファー様たちの居る世界までの道を)


バルディオス:了解した!固定したぞ(念話)


フィリエル:異世界間超長距離……


バルディオス:フィリエル備えろ!5時の方向より襲撃だ!(念話)


フィリエル:まさか……


ユーダイクス:アイメルとエレノアと雑魚の集団を叩くのには失敗したみたいだが……お前は逃がさない


フィリエル:ユーダイクスさん……まだ何か?


ユーダイクス:人に喧嘩売っといてはいさよならで済むと思ってるのかフィリエル


フィリエル:しつこい男の人は嫌われますよ?


ユーダイクス:そうやって隙を探って転移する気だろ?与えねぇよそんな時間!フェラーリ起動!来な!アジ・ダハーカ!久しぶりの運動の時間だ!


ユーダイクスはまた球体を取り出すと魔力を注ぎ込み始めた

その瞬間空中に何かしらの魔法陣が展開され謎の声が響いたかと思うと漆黒のドラゴンが姿を現すのであった


フィリエル:(な、何……このプレッシャー……)


アジ・ダハーカ:ユーダイクス……俺を呼ぶんだから少しはマシな獲物なんだろうな?


ユーダイクス:あぁ……失望はさせないぜ?


目の前に現れた漆黒のドラゴンの底知れない強さを感じたのか

フィリエルと契約している剣(仲間)たちが騒ぎ始めるのであった


エスペランサー:俺を呼べフィリエル!彼奴は俺じゃないと斬れない筈だ!(念話)


ホシナガレ:いや俺を使えフィリエル!俺が彼奴の力を奪ってやる(念話)


ホルス:フン……フィリエルそんな2人より俺を使うんだな(念話)


ミラージュソード:わたしを使ってフィリエル!わたしの力で隠形した方がいい(念話)


アルマドル:いいえ!此処はわたしを使って!わたしの能力の1つ疾風迅雷でこの場から逃げた方がいい(念話)


サイレントソード:それなら音を完全に消せるわたしを使うべき!(念話)


バルディオス:戦ってる場合か!フィリエル俺を使ってこの戦域から離脱しろ(念話)


フィリエル:(あぁ!もぅ!うるさい!みんなでいっぺんに喋らないで!)すぅ……ふぅ……


騒ぎ始めた剣(仲間)たちの声に耐えきれなくなりフィリエルの深層世界で飛び合う声に一言入れると呼吸を整える


フィリエル:(で……皆の共通認識は目の前の魔物がとんでもなく強い……これで合ってる?)


アルマドル:えぇ……それでいいわ(念話)


エスペランサー:因みに1つ言っておくとあれは魔物と言うよりはドラゴンだなそれも最上位級の……(念話)


フィリエル:(そんなに強いの?)


ホシナガレ:まあな(念話)


フィリエル:(ホルス……頼り過ぎるのも問題なのは分かってるけれど……)


ホルス:フン……皆まで言うな……俺に未来視しろって言うんだろ?(念話)


フィリエル:(ごめんなさい……)


ホルス:フン……俺の主だろうが!謝罪なんかすんじゃねぇよ(念話)


フィリエル:(そ、そうね……ありがと……お願い出来るかしら?)


ホルス:フン……最初からそう言え(念話)


フィリエル:(バルディオス転移出来る隙本当に作れる?)


バルディオス:話してる間にその隙は無くなった……(念話)


フィリエル:(そ、そう……でも転移出来る隙が見付かったらお願い)


バルディオス:分かった(念話)


フィリエル:(それじゃあ皆……迎撃戦……始めましょうか)


フィリエルの声を合図に剣(仲間)たちはフィリエルを援護する為に思考をフルに回転させ始めるのであった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ