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筋肉が向かいます、皆様ご注意ねがいます?


 門の外に出て、目の前に広がった景色を眺めれば……


 「これだから……」


 吐き気を催す様な血の匂い。

 視界の全ての映る人と魔獣。

 その多くが地に伏せて、もう動かない肉の塊と化している。

 これがこちらの現実、日常。

 本当に、勘弁してくれ。


 「我々に任されたのは防衛。 門の前で敵を待っていてもいいのだが……そう言う訳にもいかなそうだな、コレは」


 さっきまでそのつもりで居たのだが、どうにも状況がよろしくないらしい。

 どう見ても押されているのだ、というか敵の数が物凄く多い。

 今戦っている人たちが敗れ、残党が一気にこちらに攻めてくるとなればただでは済まないだろう。

 というか抑えるなんて正直無理だ。

 ここは元々防衛している人たちに任せて、大将を討つべく攻め込むべきだと思うのだが……僕達がそれをやるのか?

 ゲームみたいな考えでそんな風に思ってはみたが、それもそれでちょっとご遠慮したい。

 なんて思っている所で、戦場の一角から雄叫びが聞こえて来た。


 「アレは……?」


 数百人くらいだろうか?

 ちょっと遠目では分かりにくいが、一か所だけ敵陣に攻め込んでいる部隊がいるようだ。

 もはや見飽きたとも言える転移の魔法陣が、その部隊の周りに数多く展開しているのが分かる。


 「アレは……ちょっと不味いんじゃねぇか? 今はいいかもしれんが、足を止めたら袋叩きだ」


 鎧を解除した先生が、眼を細めながらそんな事を呟いた。

 その言葉に王子に奥歯を噛みしめる音が聞こえる。


 「きっと先行する事によって注目を集めているのだろう……確かに相手はあの部隊に注目する。 だが今以上にあの者たち周辺の戦闘が激化し、生存が厳しくなる。 それくらい分かっているだろうに……なんで」


 悔しそうに言い放つ王子の言葉から感じ取れる。

 あの部隊は囮であり、もう持たないであろう事実が。

 この場所からは米粒程度にしか見えないが、アレは一つ一つがまごう事なき“生きている人間”なのだ。

 しかもあんな数が、囮?

 戦場というものを舐めている訳じゃない、今までに散々悲惨さは思い知った。

 そう思っていたのに……


 「ネコさん、馬鹿な事考えないで下さいね? 今“鎧”を使えば、間違いなく最後まで持ちません。 そんな事をしてまで人助けしても、ネコさん自身が死んでは意味がありませんよ?」


 いつの間にか握りしめた黒いケースがギリギリと音を立てていたが、ラニがそれを抑えた。

 分かっている、僕一人が突っ込んだ所で大きく変わることは無い。

 だが僕が“鎧”で突っこめば、あそこの人たちは助かるかもしれない。

 それを考えると、心に靄が掛かる。

 僕は別に、この世界の人間を皆助けたい訳じゃない。

 自分の身と、知り合いや友人の身の方がずっと優先だと感じられる。

 だからと言っても、平気で見殺しに出来るという訳でもない。

 じゃあどうするのが正解なのか。

 でも、このまま見ているだけというのは……


 「おい王子、クロエの事任せるぞ。 怪我の一つでもさせたら俺がお前を殺してやる」


 よく分からない台詞を吐きながら、先生が一歩前に踏み出した。

 白いケースを眼前に構えながら。


 「あ、あぁ。 もちろん命に掛けて守るつもりだが……どうするつもりだ? カラスマ殿」


 困惑気味に言い放つ王子に目もくれる事もなく、先生は目の前の戦場をジッと睨んでいた。


 「俺はよ、コイツを守る為だけに生きてんだ。 守るって言っても、色んな意味があるだろ。 ただコイツの身を守るだけじゃなくて、コイツが望まない未来があるなら、俺はソレを食い止めてやる。 それが親ってモンだと思ってる訳よ」


 そんな訳の分からない言葉を残し、彼は叫んだ。


 「変身!」


 周囲が光に包まれ、白一色に染まる。

 やがて瞼が開けられるくらいに光量が収まった頃には、輝く銀鎧が戦場を見下ろしていた。

 最初には無かった赤いマントを風にはためかせ、全身をゴツイ鎧に包んだその姿。

 それは勇者というより、まるで裏ダンジョンのボスの様な姿だ。

 それくらいに輝かしく、そして強者を演出する銀鎧。

 もはや最初の体にフィットしてそうな面影は、微塵もない。

 目の前には2メートルをゆうに超える、巨象と言える程の逞しい男の姿があった。


 「あの辺りは俺が抑えるからよ、上手い事やってくれ」


 そう言って、彼は戦場に身を投げた。

 たった一歩。

踏み込んだ瞬間に大地に震動が響き、眼で追えない程の速度で跳躍を見せる銀鎧。

 次の瞬間には光の軌跡となり、件の部隊まで飛来する銀の光。

 間違いなく、ソレは“勇者”と呼べる存在だった。


 ――――


 「怯むなぁ! 相手も押されている! さっきから周りの連中が私達を警戒しているのが分かるだろう!」


 そう叫びながら剣を振るう。

 とはいうモノの、やはりペースは落ちてきている。

それどころか武器の方が先に悲鳴を上げていた。

あと数匹断ち切った所で折れてしまうのではないか?

 そんな不安が残る程ボロボロになった細身の剣を、容赦なく魔獣の頭に振り下ろした。

 スパッと綺麗な音が響き頭部が左右に別れるが、これは魔術的付与の効果にすぎない。

 そしてこの魔術は、剣が“ガラクタ”になった瞬間に効果を失う。

 果たして刃が毀れ、敵が斬れなくなった時か。

 それとも刀身そのものが折れてしまった時なのか。

 その終わりはこの剣を使い潰した時にしか分からない。

 だからこそひたすらに研ぎに出し、整備し、いつでも万全の状態に保ってきたと言うのに。


 「はぁはぁ……もう、何匹殺しただろうな。 はははっ! 皆、我らは勲章を受けるくらいには魔獣を殺している! 生きて帰れば、富と栄光は確かだぞ!」


 無理やり笑って、大声を上げて。

 どうにか自身を奮い立たせる。

 周りに居る兵達も同じような状況だ。

 バラけてしまって、今ではどれくらいの被害があるのか正確には分からない。

 それでも例え何人死のうが、我々は戦わなくてはいけないのだ。

 民を守る為、誇りの為に。

 それでも皆に生きていてほしい、危なくなったら後退していてくれ……

 そんな贅沢な願いを浮かべながら、私は再び魔獣の首を取る。


 「くっ……増援は、騎士団はまだか!?」


 もういい加減にしてほしい。

 一人20~30じゃきかない数の魔獣を切り払っているだろう。

 その影響か、さっきから私達の周りに転移の魔法陣が多く発生している様だ。

 目的は十分に達している、これ以上の囮は無いだろう。

 さっきまで悲鳴ばかり上がっていた筈の戦場が、今では雄叫びと共に戦闘音が聞こえて来ている。

 作戦は成功、でもこれ以上は……


 「団長さん! あぶねぇっ!」


 キリンのパーティリーダーが、突如として私の前に踏み込んで来た。

 一体何を? なんて思っている内に、彼の腹には数本の矢が突き刺さった。


 「なっ……! 大丈夫か!? 今回復魔法を……」


 「いいから! あのボウガンを持ったヤツらだ! 行け!」


 彼に言われるまま視線を向ければ、少し離れた位置にボウガンを構えるゴブリン達の姿が。

 普通の戦場ならあり得ない光景。

 ゴブリン如きにボウガンを持たせるなんて、正気の沙汰ではない。

 彼らは知能が著しく低い。

ほとんど場合野良か、最前衛の肉壁にされるのが一般的なのだ。


 「くっ……!」


 この戦場の主は、それだけ金の余裕と兵の数と質が揃っているという事なのか。

 そう考えてしまえば、今の状況がとんでもなく悪いモノに思えて仕方がない。

 だが……


 「私達の仕事に変わりはないっ!」


 目の前の魔獣を斬り飛ばし、奥で再びボウガンを構えるゴブリン達も首を跳ねた。

 急いで庇ってくれた彼の元に戻り、腹に刺さった矢を引き抜いた。


 「うぐっ! がぁっ……!」


 苦しそうな声が聞こえ血が噴き出すが、こればかりは耐えてもらうしかない。


 「すまない、すぐ回復魔術を――」


 「止めろ! お前は無駄な魔力を使うんじゃねぇ! 俺を直してる暇があったら敵の首をはねろ! おいキキ! キキ! 回復を頼む!」


 勇敢に彼は叫ぶが、彼の仲間はこの周辺には……


 「お待たせ! 今回復するから、死なないでね!」


 死体の山を飛び越え、一人の修道女が飛び込んで来た。

 彼の声が聞こえた? そんな馬鹿な。

 この騒音、叫び声。

 数々の音が鳴り響くこの戦場で、彼の声だけ聴く事など出来るのだろうか?


 「ははっ、リッセンガルドの占いか? タイミングばっちり」


 「黙って、結構深く刺さってる。 出血が多い」


 それだけ言って、彼女は彼の傷を治療し始める。

 こんなタイミング良くパーティメンバーが現れる事などあり得るのだろうか?

 まるで彼が傷を負う事が分かっていたみたいに……


 「そこの女騎士よ、俺の話をどうか聞いてくれ」


 背後から、急にそんな声が聞こえて来た。

 反射的に剣を構えバッと振り返ると、そこには水晶を持ったローブの男が立っていた。

 何だコイツは……魔術師? それにしては貧弱というか、場慣れしてないというか。


 「よぉリッセンガルド、おせぇぞ。 どこに行ったのかと心配してたんだ」


 治療を受けていた彼が、血を吐きながらもニッと不敵に笑って見せる。

 彼のパーティメンバーなのだろうか? それにしては、冒険者という見た目もしていないが。


 「占いが、俺でも生き残れる場所を教えてくれる。 だからこそ遠回りになってしまった、すまない」


 「占い……?」


 占いと言うと、あの占いだろうか?

 普段は街中で見かける、あのうさん臭い職業のアレだ。

 そんなモノをパーティに入れているのか? 普通の冒険者なら鼻で笑いそうなモノだが……


 「キキ、オーリが毒で死ぬ未来が見えた。 恐らく矢に毒が塗ってあったんだ、解毒も頼む」


 「はっ!? 本当に!? あぁもう本当に、ゴブリンってろくな事しないわね! “キュア”!」


 キリンのパーティメンバーは、その占い師の言葉を疑う事なく魔術の追加を掛ける。

 そこにあるのはまごう事なき信頼。

 占い師という普段は“戯言吐き”なんて別称で蔑まれる職業の彼を、この者たちは本気で信じているんだ。

 きっと彼らの中でリッセンガルドと呼ばれたこの男は、間違いなく戦力になると判断され、そして信頼をおいているのだろう。

 こんなパーティは見たことが無い。

占いというものが本物であれば、それこそ未来視に近い力だが……


 「女騎士よ、約20秒後に5体。 オークが君から見て3時の方向から襲ってくる、頼めるだろうか?」


 「は?」


 「頼んだ、私には戦う力が無いんだ……すまない」


 そんな訳の分からない会話をした、きっかり20秒後。

 視界の端、丘の上からオークの群れが飛び出してきた。

 耳障りな掛け声を上げ、剣や棍棒を振り上げている。


 「“エアスライス”!」


 思わず魔術を使用し、襲い掛かって来たオーク達を切り刻んだ。

 飛び出してきたオーク達は食用肉の様に刻まれ、命を落としたが……


 「もう……剣が……」


 さっきの魔術で限界を超えたのか、ぽろぽろと刃が毀れ始める。

 まるで腐食した金属の様に。


 「正面から10。 ゴブリンだ」


 落ち着いた声で、そんな事を告げる占い師。

 絶望的じゃないか。

 私の剣は使い物にならず、彼らのリーダーは未だ治療を受けている。

 今この場で、戦えるものはいない。

 終わった……


 「心配ない……カムイが、仲間が来てくれる」


 占い師がそう告げると同時に、正面からゴブリンが襲い掛かってくる。

 その魔獣たちの攻撃を、彼は一切動かずに眺めていた。


 「なっ……避けろ!」


 思わず身を乗り出し、彼の身代わりになろうとしたその時。

 私の正面に大きな影が落ちた。


 「ここに居たか、探したぞ。 悪いな、はぐれてしまった」


 大きな盾を持ったフルプレートの人物が、ゴブリン達の攻撃を跳ね返した。

 そればかりか、左手に持った分厚い剣で数体のゴブリンを薙ぎ払う。

 とても力強い。

片手で扱う大剣に、相手は嘘みたいにぶった切れる。

でもまだだ、まだそれなりの数が……


 「あぁもう! カムイに付いて回ってたら連戦じゃない! あぁぁぁ鬱陶しい! “ファイアボール”!」


 後ろから飛び出して彼女が放ったのは初球魔法。

 だというのに、狙いは正確で威力も申し分ない。

 余ったゴブリンの額を貫き、中身まで焼いて殺す。

 魔法とは極めれば極める程強力なモノになっていくと聞いた事があったが、これほどの使い手は見たことが無い。

 本来ならゴブリン相手に火傷を負わせる程度の魔法で、ヤツらを射抜いて見せるとは。

 そんな彼女も、“キリン”のパーティメンバーなのだろう。

 私はなんという強力なパーティを引き当てたのだろうか。

 そんな彼らが自ら私達に協力を申し出てくれた事に感謝を、そしてこの幸運を神に感謝を……


 「オーリ、もう体は動くだろう? あと60数えるまで耐えてくれ。 そしたら、“アレ”が来る」


 その一言で、キリンのメンバーが固まってしまった。


 「おい、リッセンガルド……“アレ”ってのはアレか?」


 大盾を構える彼が、膝を震わせながらそんな台詞を吐いた。

 彼らの言う“アレ”とは何なのか、ソレが理解できない私はただただ首を傾げるばかりだ。


 「いや、黒い方じゃない。 銀鎧だ、助けに来てくれる。 それまで耐えるんだ、そしてたら、俺たちの勝ちだ」


 そう彼が告げると、各々は安心したように息を吐いて再び周囲の敵に向き直った。

 むしろ私としては、銀鎧が助けに来てくれるという内容の方が気になるんだが。


 「っしゃぁぁ! お前ら耐えろ、絶対に死ぬんじゃねぇぞ!」


 今さっきまで治療を受けていたリーダー、オーリと言ったか?

 彼が掛け声を上げ、周囲の魔獣を駆逐していく。

 その勢いはまさに英雄。

 恐れる事を知らない狂者の如く、目に映る魔獣を狩っていく。

 これも占い師の60秒という言葉を信じているからなのか、刃が毀れた私には真似できないが……


 「お、おいおい。 マジかよ……おいリッセンガルド! コレはどうすればいいんだ!?」


 しばらくしてから、オーリが悲痛な叫びを上げた。

 彼の前に立つのはオークジェネラル。

 オークの進化個体であり、常人であれば逃げる事すら出来ない魔獣だった。


 「下がれ! 逃げるのではなく、俺たちの元まで下がれ! ソレで大丈夫なはずだ! 多分!」


 「多分っていうなぁ!」


 泣き言を言いながらも、彼は背を向けずにこちらに後退してくる。

 誰も彼も刃には血がこびり付き、膝は震えている。

 魔術師も魔力が心もとないのか、眉を顰めながらも呪文を唱える様子はない。

 ここまでか……

 そう、思ったんだ。


 「信じろ、来る。 来てくれる。 あと5秒、3……2……1」


 占い師のリッセンガルドが呟きながら、全員が後退していた時。

 銀色の光が落ちて来た。

 その衝撃はまるで隕石の様で、全員が尻餅を付く程に力強かった。


 「必要なかったか? でもまぁ来ちゃったもんは仕方ねぇし」


 そんな事を呟きながら立ち上がる銀鎧は、前よりももっと雄々しい姿になっていた。

 紅いマントはもちろん、各所に輝く角を煌めかせ、拳なんて常人の二倍くらい大きくなっておられる。

 額からは美しい一角獣の様な角を生やし、攻撃的な見た目の鎧。

だというのに、息を呑むほど美しい。

戦場にそぐわない銀色の花が、今目の前に立っている。

 まるで観賞用、もとい王が着るような豪華な見た目。

 しかしその各部位からは、実用性を求めている事が見て取れる。

 敵を殴り殺す為の大きな拳、攻撃を跳ね返す為の分厚い装甲に刺々しい各所の角。

 そして何よりも、おとぎ話に出てきそうな“勇者”や“英雄”としか言えない様なその見た目。

 私は、戦場に咲く奇跡の花を見ているのではないか。

 そんな気持ちにさえしてくれる。


 「彼に支援魔法を、早く! 魔力の限り注ぎ込むんだ!」


 リッセンガルドと呼ばれた占い師が叫ぶと同時に、魔術師と修道女が演唱を始める。

 その数秒の間に彼は戦場を見渡し、自身が攻め込む道を決めたようだ。


 「――――! ……――!」


 銀鎧が何かを呟いて、親指を立てた。

 えっと、何て言ったんだろう?

 早すぎて聞こえなかった。

 その後彼は駆け出し、そこら中で血の噴水を上げ始める。

 思う存分、暴れている様だ。


 「ブーストを掛け過ぎた影響で、喋る言葉も高速になっただけだ……後は彼に任せておけば問題ない。 撤退命令を」


 そう言い放つ彼の隣で、キリンのリーダーであるオーリが手を差し伸べてくる。


 「大丈夫、コイツの占いは絶対だ。 もう勝ったんだよ、俺たちは」


 その差し出されたを掴み、立ち上がれば……


 「酷い、ものですね……」


 周りには、人とも魔獣とも思えぬ肉片がいくつも転がっていた。

 これが戦場、これが現実。

 そんな事は分かっている。

 でも……


 「いえ、私が言うべきではありませんね……“スパークリング”各員に告ぐ! 戦闘修了! 撤退します!」


 私の言葉に答えた人間は、最初に比べれば半分も居なかった気がする。

 この業を、罪を。

 私はこれからも重ね、抱えて生きていくのだ……



 予定としてはあと数話で一章終わりです。

 長くなってしまいました。

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