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プロローグだけだと、話がつづかないので続けて投稿

今朝、雪の中で微笑む従姉の夢を見た。


従姉の夢を見た理由は解る、昨日の夕方に伯母さんから電話があったからだ。

数日前から家にも帰ってないし携帯もつながらないので、

失踪届けを出す前に私が行方を知らないか聞いてみようと思ったみたいだ。


残念ながら、私も携帯に電話してみたが繋がらなかった。

従姉は仕事柄すぐ連絡が取れない事が多かったが、返信が無いなんて事はなかったのに・・・

事件に巻き込まれてないのか心配だったが、

なぜ雪の中なんて夢をみたのかさっぱり分からない。


家に居ても落ち着かなかったので、気晴らしに近所の公園の桜を見に行く事にした。

そこは隠れた桜の名所で、哲学をモチーフにした変わった公園で散策には良い場所である。


私は、川沿いにある桜をぼーっと見ながら歩いていると、

ふと公園内の小高い山へ向かう道が気になった。


山の頂上には古いお寺にあるような庵がある、

なぜかその中が気になって近づいて行くと、

突風に吹かれた桜の花びらが私の視界をさえぎった、

思わず目をつむる私が次に目を開けたら、緑一面の森の中でした。


「ここどこ」


誰もいないのに、思わず声が出てしまった。


なぜこんな場所に居るのかパニックになりそうな気持ちを落ち着けようと、

携帯で現在地を調べようとしたが、洋服のポケットを探っても何もなかった・・・


「まじ・・・落とした記憶ないんだけど。

こんなどこか分からない場所で、財布も食料も無いなんて詰んでるでしょ。」


言葉に出してもパニックは収まりそうになかった、

震える手をにぎりしめて、とりあえず状況確認しなければと周りを見渡す。


木、木、木・・・

あっ、地面に人が歩いたような跡が残ってる。

訳の分からない場所で動いていいのか悩むが、

ここにいて夜になっても困るので、人が居る場所にたどり着くことを信じて歩く事にした。


「痛っ」


歩き始めて数歩で頭に衝撃があった。


「卵と鞄と手紙?」


頭に当たったのはどうやら卵だったみたいで、亀裂が入っていた。


パリパリ・・・


「みゅ〜」


「なにこれ」


は虫類の体に鳥の羽の小さな生き物が出て来た。

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