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〜相まみえる〜

 一方、龍救出に動き出したブラッドフット達はキンクアイルの中をただひたすら走っていた。

 長さは変わっていないはずなのに、やけに長く感じる。

 背中にはイリアが乗っている。この男、少し龍に似た気配をしているのだ。まあ、“微かに”だが。

 おそらくキバのせいだろう。

 やっとキンクアイルを抜けた。

 森を抜けた先は戦場になっていた。G.フィーストの戦士達とアウシャトロス、黒マントが入り乱れそれぞれ武器を振り回して戦っている。

 敵の他に仲間が何人か倒れ伏しているのが目に入った。

 ブラッドフット達は止まることなくその雑踏に突っ込んだ。

皆、通りがけに近くの敵を斬り沈める。

 スカーレット・ウィンドが通ったあとだけ、敵の屍と赤黒い雨が降る結果になった。

 文字通り命の抜け殻が飛ぶ。

 特に麗音のところは吹っ飛び方が激しい。愛用のデスサイズが次々と敵を屠る。それを振り回す麗音は、どう見ても日頃の鬱憤を晴らしているとしか思えなかった。首やら胴やらお構いなく切断するので、そういった体のパーツが宙を飛ぶ。

 イリアも強かった。一振りで必ず二匹は斃している。

 ブラッドフットはアウシャトロスの血を避けながら走り続けた。

 右の遠くで仲間が何者かに吹き飛ばされるのを見た。

肌も髪も共に真っ赤な、筋肉質の男が巨大な戦斧を振り回している。

「俺が行こう」

 煌とソーンテイルが速度を落とした。

「兄さんはダメです。あの手の相手は時間がかかる。僕が行きます」

 昴とスモークストリームが単騎飛び出し、男に向かって行った。

「おう、任せた!」

 麗音が刃先にて肉塊と化したアウシャトロスを振り捨てながら怒鳴った。

 昴はそれに片手を挙げて応えた。

 いつも目立たないが、仕草が一々かっこいい。

「おぉ…なんかかっこいいじゃないか」

 レアルの呟く声が聞こえてきた。こっちも平然と敵を斃してゆく。

 とうとう戦場を抜けた。

「ブラッドフット、影に入れ!」

 すぐ横で麗音の声がした。

「闇を飛べっ!」

「でも他の皆は?」

「飛闇狼は他の狼が通った闇を

感じることで闇飛びが出来るようになる」

 仁が言った。

「お前は先に進め」

「…わかった」

「いや、わかったってったって、俺わかんないんだけど…」

 イリアが口をはさむ。説明してる暇は無い。

「しっかりつかまってろ」

 ブラッドフットはそれだけ言って影に飛び込んだ。

「おわっ」

 影に入ったとき、イリアがそう言うのが微かに聞こえた。


-☆-☆-☆-


「どうです?まだ吐きそうに無いですか?」

「あ、イビデラム様!」

 イビデラムがやって来た。

「まだまだねばりそうですよ、こいつ」

「そうですか…」

 こちらをじろじろと見てくる。

「ふむ…しかしこの傷でここまでねばれるようには見えないのですが」

「はっ…悪かったな、弱そうで。戦闘訓練じゃあ毎回血まみれだ。こんな傷でへばってたまるかよ」

 いつもより少し深いだけだ。

「ほうほう、威勢がいいですね。しかし電撃などは滅多に受けないでしょう?」

 と言って手を振って見せる。

 龍が黙っているとイビデラムは手を懐へ入れた。取りだしたのは30センチ程の棒。

「これはなかなか便利なモノでしてね」

 クイッとその棒を振った。

 ピシンッ

 龍の近くの床が鳴る。

 床を叩く音と同時に、紫の電流でできた鞭が姿を現した。

 バシッ

 二の腕に灼けるような痛みが奔る。

「さあ、そろそろ喋りなさい」

 ヒュバッ

 鞭の先が首に巻きついた。

「あがっ…」

 電撃が龍の身体を包む。

 そのまま引きずり起こされた。足はついているが宙吊りに近い。

「なぜ話さないのでしょうかね?」

 電撃の光が強まる。

「あが‥ぐっ」

 ガクン!

 とうとう耐えきれなくなり膝がおれる。

当然首が締まった。だんだん意識が薄れてくる。

だめだ。また気を失うなんて…と、首を締めていたものが外れるのを感じた。前のめりに倒れる。

「困りましたねえできるだけ早く知りたいのですが」

 イビデラムは肩をすくめて困ったというしぐさをした。

「ゲホッ…な‥んで、そんなにキバの居場所が知りてえんだよ?」

 龍は質問してみた。

「なぜか?そんなことが知りたいのですか?いいでしょう。近々我々はまたエーテリーサに攻め入るつもりなのです。その時にあの男がいると厄介なんですよ」

_…エーテリーサを、襲う。

 ドクン

 その言葉を聞いた瞬間、鼓動が跳ね上がった。

 龍のものではない怒りが溢れ出す。

 自分の身体が紅い光を纏いはじめた。

 魔力を吸収されているのに、だ。拘束具の吸収能力を超えて溢れ出す。

「おやおや、これは…」

 イビデラムがなにか納得したように手であごをなぞる。

_ダメだキバ、落ち着いてくれ…

 必死にそう願ったが、怒りが収まる様子はない。

 動悸が激しい。心臓が破裂しそうだ。息が出来ない…


-☆-☆-☆-


 闇を抜けたそこは薄暗い部屋だ。

 足を止めたブラッドフットの脇にスノーストームが停止し、その背からレアルが跳び出す。

「レアル!?」

「だめよレアル‼」

「ブラッドフット、あそこ見ろっ」

 後から影を抜けてきた煌が指差した。

 言われなくても見てる。すでにそちらに足を踏みだしていた。

「…龍っ!!!」


-☆-☆-☆-


「…龍っ!!!」

 見慣れた顔が、目に入った。

「…ブラッドフット……」

 龍はなんとか声を絞り出した。

_やっぱり来てくれた…

 気が抜けたのか、急に意識が遠退きはじめた。

_…やば。

「龍?…おい龍!」

 ゴッ!

 …いきなり殴られた。

「起きろこのオオバカヤロウ」

_ああ、麗音か。普通怪我人殴るか?

 と思うが、まあ彼女にしては優しい殴り方だ。

「起きてるよ…」

「そうか。ならいい」

 手の縄を解いてくれた。

「ブラッドフット、俺のこの首のを取ってくれ。魔力を吸収されてる。自分じゃ取れないようになってるんだ」

 キキンッッ

 部屋中に鋭い金属音が響き渡った。

 顔を向ける。

 翼がオルゴネスと鍔迫り合っていた。

 ライトニングクローがオルゴネスの背後から襲いかかる。

 イリアがその向こうでヘルノワが投げた大量の棒手裏剣を刀で弾きまくっている。金属音はそこが音源たらしい。

 ブラッドフットが首の輪を外してくれた。

 いまだ魔力の制御はできないがさっきよりは苦しくなくなる。

「龍、コレを食べろ」

 仁が何やら飴のようなものを渡してきた。

「クロストルベリーとレゴラの回復薬だ。ダリオス特製。少しは楽になる」

「ありがと」

 龍は受け取った回復薬に目を向けた。きれいな青色の紙に包まれている。見た目は思いっきり飴だな。…ダルの趣味か?

「さすが仁。準備がいいな」

 麗音が言った。

 ギキキッン

 ザザッ

 また剣の交わる音がして、龍のすぐそばで土塊が飛んだ。間合いを取った翼が着地したのだ。

「大丈夫か?龍。なんで魔力放出しっぱなしなんだ?」

 ちらっとこちらに目を向けて言う。

「キバがキレた」

 それだけ聞いてまたオルゴネスに斬りかかっていった。

 龍は仁にもらった回復薬を口に入れた。

_…っ◇●$☆%☂૮(꒦ິཅ꒦ິ)ა✧〆!!?

 思わず吐き出しかけた。

 麗音に口を押さえられる。

 あり得ないほど不味い。

「良薬口に苦し、だ。我慢しろ」

 目を白黒させる龍をみて仁が言ってきた。

 苦いなら解る。

_でもこれ苦いどころの話じゃないぞっ

「俺はダルに味の改良を求める」

 龍はなんとか回復薬を飲み込んで言った。

「それは誰もが望んでる」

仁がその通りだ、というように頷いた。

〈龍、今のうちに言っときたいことがある〉

 ブラッドフットがいつになく真剣な声音で、しかも念話で話しかけてきた。

〈なに?〉

 大事な話なのだろう。

 龍は聞き返した。

〈アリュズクシェン・ルア。俺の真の名だ〉

〈真の名…?〉

〈飛闇狼はそれぞれ真の名をもってる。〉

…へ、へぇ。

〈じゃあ“ブラッドフット”ってのは偽名なのか?〉

〈いや。ブラッドフットも俺の名前だよ。一族の総長につけられた〉

〈名前が二つあるってことか〉

〈真の名は生まれる前から決まってて、誰かに教えない限り自分しか知らない。翔陽狼は例外みたいだけど。俺、龍には本当の名を知っていて欲しい〉

〈アリュズクシェン・ルア…か〉

_…長いな。

〈普段はブラッドフットでいい。この名前は“知っている”ことが大切だから〉

〈わかった〉

 とその時、部屋中を爆風が襲った。

 全員吹き飛ばされる。

 その衝撃に龍の身体は耐えきれなかった。後向きに飛ばされ受け身もとれずに壁に叩きつけられる。

 また気を失った。


-☆-☆-☆-


 ブラッドフットは大量の瓦礫に埋れていた。

「ん、よっ」

 ガラガラガラ

_…いてててて。

 瓦礫を押し退けて立ち上がる。

 ふと、目の前に紅い魔力を纏った誰かが立っているのに気付いた。強大な覇気をその背から感じる。

_……龍…?

 いや、龍なわけがない。龍は立つのもままならない傷を負っているのだ。こんな威圧的な気を放てるわけがない…

 だが、どこからどう見ても今ブラッドフットの目に映っているのは紛れもなくパートナーの後ろ姿だった。手に持った、紅の刀を肩に担ぐ。

「ブラッドフット」

 龍が話しかけてきた…龍の声だ。

「レアルを頼む」

「えっ?」

「そこだ」

 指し示した方を見るとレアルが倒れていた。

「レアル‼」

 ブラッドフットはレアルに駆け寄った。半分程瓦礫に埋まっているが怪我の様子はわかる。駆け寄ったはいいが怪我が酷すぎて触ることもできなかった。

「う…ブラッドフット……げほっ」

「あんまり喋んないほうが…」

 ザッ

 ブラッドフットの横に龍が立った。

「久しぶりだな、レアル」

 龍の声にレアルは目を見開いた。

「…お前……」

「少し休んでろ。あいつは俺が殺る」

「ま、まて‥よ…っ」

「そうだよ龍!俺も戦う‼」

「いや、お前はスノーストームを呼んでこい」

 龍は踵を返して進み出た。

「龍!」

 ブラッドフットは龍のあとを追おうとした。が、レアルに裾を掴まれてつんのめった。

「やめろブラッドフット…アレは龍じゃねえ」

「えっ?」

「…アレは…間違いねえ……キバ…!!!」

 絞り出すような声だった。


-☆-☆-☆-


 急に意識が飛んだ。

 多分壁にぶつかったせいだ。

_………。

 目を開ける。

 辺りは静かでほんのりと明るい。

_…おかしいな、部屋の中だ。薄暗かったはず…やけに周りが蒼い気がする。

 視界がぼやけている。

 目をこすろうとして気付いた。身体が動かせない。

 近くで人の気配がした。

「…だれ‥だ…?」

「‥龍。俺は姫様に誓ったんだ。必ずイビデラムを斃すと」

 耳元でキバの声がする。

_そうか、あの蒼い世界に来てるのか…

 妙に怠い。視界がだんだん暗くなる。

「だから、お前はここで少し寝んでろ」

 キバが離れて行く気配がする。

_…待てよ、キバ…やすむ?…どういう……こと…だ‥よ‥…?…

 龍の意識は視界と同じく、闇に呑まれた。


-☆-☆-☆-


 キバは目を開けた。破壊された壁の残骸をどけて立ち上がる。

_…いってぇ。

 身体を見下ろす。

_…あ~あ。ったくこんな傷だらけになりやがって。

 ふと、首にさがっているものに目がついた。黒い竜が描かれた小さな札だ。

_…封印か。

 キバはそれを外した。

 ガラ…

「ん、よっ」

 背後に散らかる瓦礫の山からブラッドフットが出てきた気配がした。

「ブラッドフット」

 キバは声をかけた。

「レアルを頼む」

 レアルは近くの瓦礫に血だらけで半分埋まっている。

_…無茶しやがって。

「う…ブラッドフット……げほっ」

 気がついたようで、レアルが言葉を発する。

「あんまり喋んないほうが…」

 ブラッドフットが心配そうな声で言った。

 キバはレアルに歩み寄った。

「久しぶりだな、レアル」

 旧友に声をかける。

 レアルは驚いたように目を見開いた。

「…‥お、前……」

「少し休んでろ。あいつは俺が殺る」

「ま、まて‥よ…っ」

「そうだよ龍!俺も戦う‼」

 ブラッドフットが叫んだ。

_ああ、そうか。まだ俺のことを龍だと思ってるんだな。まあ、しょうがないことだが。…指示でも出しとくか。

「いや、お前はスノーストームを呼んでこい」

_この部屋のどこかにいるだろうからな。スノーストームの治癒能力があればレアルは大丈夫だ。

 キバはそう思いながら踵を返した。

_…‥奴は…俺が斃す‥っ!

 歩を進めるうちに、身体の傷が癒えはじめる。

 ヴァンパイア程ではないが、キバの種族も自然治癒力が高い。

なるほど、この身体は造られたものだったな。主が変わって体構造組織が組み変わったか。

 傷が完全に治った時、右側で壁が爆散した。

 崩壊する壁の中からイリアが後ろ向きに飛び出してくる。その後を追うようにヘルノワも現れた。二人ともこちらへ向かってくる。

 イリアがふっとこちらを見た。

「りょ…っ!」

 少し手前で上に跳躍し、キバを飛び越す。

「よう、イリア」

 頭上を通過する時に声をかけてやった。

「魅神 龍!馬鹿め、そんなところに突っ立って!殺してやるよ」

 ヘルノワが突っ込んでくる。

「うるせぇよ」

 身を翻して顔面に刃を打ち付けた。勢い任せで口から頸、背中を通って腰まで斬り抜く。

 ドシャッ

 ヘルノワは地面にぶつかった。

「がぼっ…な、ん…?」

 喉からゴボゴボと不快な音を立てて藻掻いている。

_…まったく呆れる程頑丈な奴だ。

「ま、肩慣らしにもならないがな」

 キバはボソっと呟くと刀を持ち上げ、眼下の頸に振り下ろした。

 刀の血糊を払うと、イリアの方を向いた。

「…あ、あ‥兄貴ぃ⁉」

 イリアは数秒こちらを観察してから素っ頓狂な声を上げた。

「おう。イリア。こんなんに手間取ってんじゃねえよ」

「お、おう…ってか、それ龍の身体…乗っ取っちまったのか?」

「乗っ取ったとは人聞きが悪いじゃないか。かしてもらっただけだ」

「どうやって?」

「……眠らせた」

「奪ってんじゃねえか!」

「いいじゃねえか。どっちにしろあいつは戦える状態じゃねえよ」

「はあ!?ちょっと待て。あ、兄貴少し黙っててくれよ?」

 なにかと思いきや襟元から何やら通信機器のマイクような物を引っ張り出し、それに向かって怒鳴り出した。

「おい、もう一回言ってみろ!…何だって?ダメだ。お止めしろっ…あ?いない?…ったくなんで……」

 どうやら部下からの連絡らしい。こちらと話しをしながら報告を聞いていたようだ。

_全く、器用だよな。

「もういい。俺が行く!」

 イリアは通信を切った。

「大変だな」

「ああ。兄貴が行方不明になってから俺が黒峰の指揮採ることになったんだ。おかげで要らんスキルが…」

「わるかったな。で、何の報告だったんだ?」

「姫様がこっちに来るって」

「はあっ!?」

「止めるように言ったんだが、さすが姫様というか、もう発たれた後らしくってな」

「な、何やってんだ!早く探しに行けっ」

「わーってるよ」

 イリアは刀をしまうとさっきつくった壁の穴に飛び込み、去って行った。

_…姫様、相変わらずだな。あのお転婆ぶりにも困ったもんだったが………あ。そういや抜け出し方って、俺が教えたんだった。すっかり忘れてたぜ。……………………長いな。…長かった。イビデラムを斃して終いだ。

 キバはイビデラムの居場所を探った。

_…いねーな。

 どっかにはいるはずだ。どこか近くに。

 根拠は直感。だが、この直感が外れたことは少ない。

神経を研ぎ澄ませ、広範囲に気を配る。

 ヒュッ

 背後に光槍が現れ空を斬り裂いて向かってきた。

「よっ」

 紅染クレナイゾメ月鱗ゲツリン__

 三日月形の光刃を放ってその槍を粉砕する。

 チャッ

「久しぶりだなぁ、イビデラム」

 振り切った右手の刀を肩に担ぐと目の前に現れた男に言った。

「ええ、久しぶりですね。王女の犬」

「おっと、ツルギの方にしてもらいたいな、同じ“ケン”つながりで」

「嫌ですね。あなたは地を這っている方がお似合いでしょう?」

「じゃあそっから噛み殺してやるよ」

 キバは肩に担いでいない左手の刀をイビデラムに突きつけた。

「俺の牙でな!」

 口角を片方だけ吊り上げ、駆けた。

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