第一話
、、、今日の俺ってついてないよな、、、
熊に襲われたり、空から変な豚が俺を攻撃したり、、、
バシッ!!!
「いっ・・・痛えーな!!」
「さっきから、呼んでも起きないし、それに!!私のこと豚って!!!」
、、、口に出てたのか;
それにしても・・・こいつ・・・
「お前・・・」
「?」
雪成は、首を傾けて不思議そうな目でへたれな少年を見た。
「なんか、普通だな。」
へたれな少年は、またもやデリカシーのない言葉を口にした。
「人の顔見てそうそう、そう言うかあんたはあああ!!!表出ろやあああ!!」
雪成は、へたれな少年に殺気立てた。
「すでに表だけどな。」
「ああ!!?」
へたれな少年は、空気が読めないのか、言ってはいけないセリフをいってしまった。
「で、お前誰だよ!?空からなんで降ってきたんだ!!?」
「あっ!そういえば・・・ここどこ?」
雪成は、周りを見渡したが自分のいた世界とはまるっきり違う風景だった。
「・・・お前、アホか?ここは、ミクライヤ草原。それなりに有名だから、知らない奴はいないと思うぞ?」
「アホじゃないっ!!ミクライヤ草原・・・聞いたことないな・・・何県?」
へたれな少年は、こいつ何を言ってんだっていう顔をし、
「何県って・・・よくわかんねーけど、地図で言うと西側地区で、ヨダン村に近いところだ。」
ヨっヨダン村・・・?
「あのぉー確認したいんですけど・・・ここって日本ですか?」
「はぁ?日本??なんだそれ、食べ物か?」
まっまさかの食べ物発言!?
こんな台詞が聞けるなんて・・・
「じゃあ・・・ここはどこおおおおおおおおお!!!?」
「・・・だから、ミクライヤ草原だって。」