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光の巫女と六人の戦士たち  作者: 相模 雪成
第二章 運命の歯車
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第一話

<放課後>



雪成は週番だったため、一人静かな教室に残っていた。


もう一人の週番は、用事があるようで先に帰っていった。


「・・・はぁ・・・」


雪成はため息をついた。


「・・・今日は、散々だったなぁ・・・」


さっきの事は、雪成にとってとても辛い出来事だった。


「・・・なんで・・・こうなるのかな・・・?」


人に優しくしたり、相談事聞いたり色々しているはずなのに、私のときは誰も相談を聞いてくれないんだろう・・・


なんで・・・私の嫌がることを平気な顔で出来るんだろう・・・


みんなにとって、私ってなんだろう・・・


直樹くん・・・


『はぁ?冗談やめろよ。仮に相模が俺のことが好きだって言っても、俺はこんないつもヘラヘラしている男女に言われても嬉しくねぇーよ。』


「あはは・・・私、嫌われてるじゃん・・・」


嫌われているのを実感した瞬間、


私の目から涙が溢れでた。


「っ・・・止まらないっ・・・」


拭いても、拭いても止まらない涙。


辛い・・・辛いよぉ・・・誰か・・・側にいて・・・


・・・でも・・・



悲しい現実、叶わない願い。


そんな二つの切ないループが雪成の心を締め付けた、、、

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