第四話 居眠り
書けたよ~
――う…うぅん
「ふぁぁ」
良く寝たぁ、ふぅ今何時だ?放課後だったらどうしよう…絶対部長になんか言わr「居眠りから起きたと思ったら今度は考え事か?」
………え…?
この声って……
「田村…先生」
「おぅ、おはよう」
「お…おはようございます」
おい!周りのクラスメート諸君!笑ってないで助けろ!
……ってその視線は何だ?特に男子!
その《そのまま死んでしまえ!》的な視線はおかしいだろ!?
学友に対して向ける視線じゃなくネ!?
「櫻井、俺が話しているのに余所見とは、「すみませんでした!!」分かれば良い。
それじゃぁ櫻井には特別にレポート10枚で許してやろう」
なっ!それは幾らなんでも
コラ、男子!笑うんじゃない!!俺は大変なんだぞ!
「いいなっ!」
「はい……」
逆らえねぇ……
「じゃあ授業を再開するぞ
じゃぁ櫻井!ついでだ、この式をといてみろ」
解いてみろって
これ大学レベルの問題じゃないか。
…まぁ出来るんだけどね?
「S=39πです」
おい!そこの男子達!頑張って解いたんだから舌打ちしない!!
「……やっぱりお前、頭だけは良いんだよな」
「先生、自分の生徒に対して言う発言じゃないと思いま~す」
いくらなんでも傷付きます。
「五月蝿い。黙れ。」
うわぁ。ひでぇ。
「よし、次はこの問題何だが…コレは……」
――キーンコーンカーンコーン――
「っち、もう終わりか
櫻井のせいで…
まぁいい、今日はこれで終了だ。
号令!」
『起ー立!れー!』
『ありがとーございましたー』
今日も一日終わったな、大きな問題を残して…
家帰ったら…やろう……
まぁ、取り敢えずは部活だな!
「このストレス…発散させてもらう…!」
「直人くん」
………空気読んでください宮村さん
「なに?宮村さん」
「あったいした事じゃ無いんだけどさ…明日も……一緒にお弁当食べていい?」
何事かと思ったらそんな事か…
「ダメ…かな?」
フフッ
「構わないよ
ただ…俺は勝手に食べるからな?
わざわざ待ったりしないからあんまりのんびりしてると
先の食べ終わってるからな?」
「う…うん!分かった!!
ありがとう!また明日ね!」
いきなりテンション上がりすぎ…
「また明日」
でもまぁ、それもいいか……?
さて、
部活動、頑張りますか!
テストやだなぁorz