老人の町
私の住んでいる所は大阪市南東部ですが、特徴としてはとにかく市営団地が多いことです
なんせ、大阪市内で一番人口の多い区です
因みに2位の淀川区と3位の東淀川区は淀川より北にある3つの区のうちの2つですが、やはり市営団地が多いですね
私の区は若い頃に家族で転居してきて団地に住んで、子育てして子供が巣立ってしまい、そのままご夫婦が老夫婦になり、さらに独居老人となった方がとても多いです
と言うことで、辺りには老人ホームや介護サービスのセンターが多いのなんの
余談ですが、家族葬の葬儀会館もバンバンできています
昨日も、ギター教室終わりに帰宅する途中、家のすぐ近所の交差点をサイレンを鳴らした救急車が曲がって行きました
私は逆向きに曲がったのですが、バックミラーで見ると一番端の団地の棟の前でハザード点滅させて停まっていました
そして、こういう光景は日常茶飯時見かけるのです
酷暑ですしねぇ
その度に大丈夫なんかなぁ?と全然知らない方のことを案ずるのですけどね
近所のスーパーマーケットには、午前11時ぐらいと午後4時頃から手押し車を押したご老人がゆっくりと歩いて行かれるのをこれまたよく見かけます
乗らない方がいいんじゃないの?と思えるような自転車の運転をされるご老人もよく見かけます
外はカンカン照り・・・大丈夫なんかなぁ?と心配に思うのです
この近所のスーパーマーケットも独居老人向けの総菜がとても増えました
ニーズがそうなのですね
1人分と言う量のものが台に乗ってズラッと並んでいます
銭湯も3軒もあったのですよ
昔は中層の5階建ての団地にはエレベーターも無いし、家風呂もありませんでした
ベランダにあの簡易のバスルームを設置されておられる家もありましたが、やはり銭湯が大賑わいだったのです
当時は私も足しげく通っていました
今は中層団地の各階段には増築されたエレベータ―がついて、浴室までつきました
或いは、耐用年数が過ぎた中層団地が取り壊されて、その後に高層団地ができて、エレベーターも家風呂も当たり前に常設されています
ということで、3軒あった銭湯は全てなくなりました
数年前には近所にあったこの区の浴場組合の事務所も無くなりました
世の流れですね
そして町には老人が残ったのです
この酷暑の中で本当に大丈夫にしてはるんかなぁ?
と、思ってしまいます
そうそう、ご存じのように大阪万博が開催されていますが、この辺りの団地の空き棟が各国のスタッフの方の宿舎になっているようです
ほんと知らない時は何でこんないろいろな国の外国人の方が突然いっぱいおれるんや?と思ったのですけどね・・・
この普段は老人の町に今はいろいろな国の外国人の方が行き来されておられます
もちろんこの近所のスーパーマーケットにも買い物に来られますが・・・量が足らんやろうな(笑)
それも大丈夫やろうか?と心配になります