表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
72/106

番外編22 陽キャ男子は心配な話。

「あ、伊織いおりだ」


「ほんとだ、……って、あれ?」


 松井まついさんが何に驚いているのか、私にもすぐに分かった。


 ねえ、伊織。瑞穂みずほがいないんだけど……?

 探すの諦めて合流しに来たわけじゃないでしょ?


 ……え、待って待って。どこまで来る気? そこら辺で止まって良いんじゃないかしら……?


「……悪い。邪魔したか?」


 ……自覚があるなら、私たちを見つけた時点で方向を変えなさいよ。


 なんて。当のいおりはただ言ってみただけって感じね。


「……や、良いけど」


「ね、ねえ瀧田たきたくん。瑞穂は? 見つかったんじゃ……?」


 松井さん不安そう……。


 伊織! 早く私たちを安心させて!


「大丈夫、見つけた」


 ほんと?! あー! 良かった! 一安心! ……なんてならないわよ! 実物がいないんだから!


「ならどうして……」


 ほんと! 何で連れてないのよ。


 あ、もしかして、連れてきてる間にまた迷子になったとか……! うん、あり得るわ。だって、瑞穂なんだもの。「あ、あれ美味しそー!」とかいって勝手にいなくなるやつ!


「……俺じゃなくて、健人けんとが見つけたんだ」


「え、じゃあ今、藍沢あいざわくんが瑞穂を連れてきてるってこと?」


「そういうこと。だから安心して」


「そっか……! 良かった」


 瑞穂、松井さんみたいにこんな心配してくれる人なんて、そうそういないんだからね。大切にしなさいよ。


 それにしても、伊織……。あんた大丈夫? なんか、泣きそうじゃない……?

お読みいただきありがとうございます!


今回の話は短いので、次話は明日投稿します!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ