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番外編15 腐女子たちが買い物をする話。

「ねえ、奏音かのん。これとかどう思う?」


 私と奏音は、地元が一緒。小、中学校は違うけど、最寄り駅は同じ。


 今日は、その駅の近くのショッピングモールで買い物をしに来たの。洋服、コスメ、アクセサリー。色々買わないとだから、ちょうど良いよね。


「うん、かわいいね。それにしようよ」


 手に取ったのは、水色のシャツワンピース。高めの位置で切り返しされていて、ベルト代わりにリボンでウエストマークする、スタイルが良く見える一品なの。膝下まであるから着やすそうだし。


「じゃあ靴は白が良いかな?」


「私、これに合いそうなの持ってる。当日持ってくるね」


「ありがと。じゃあ次は、コスメだね」


「うん。移動しよ」


 私たちは会計を済ませると、一階へ移動した。




「ねえねえ、透香とうか。淡い色が良いよね?」


 奏音が手に取ったのは、アイシャドウ。下地類は二人が持ってるやつで良いから、必要なのはアイシャドウとかリップとかなんだよね。人によって似合う色は違うから。


「うん。それと、多分青みがあった方が良いと思う」


「確かに。服も水色だし」


 奏音は、持っていたアイシャドウを戻すと、先ほどより青みのあるピンク系パレットを手に取った。


「じゃあこれと、あ、リップこれかわいい! 粘膜色は普段使いもしやすいから!」


 ツヤ系の粘膜色リップ。パッケージもシンプルでいてかわいい、凝ったものだった。


「ね、かわいい! ……あとはアクセサリーか。どこに探しに行く?」


「うーん……。あ、あそこは? 反対側のかわいくてお手頃な」


「いいわね。じゃあ、そこ行こっか」




「揺れるのが良いよね、多分。男の子は揺れるものに視線を奪われるって」


「確かに。でも小さいのも上品で素敵なんだよね」


「言えてる」


 私たちは二つのイヤリングの前でにらめっこしていた。


 ネックレスは小ぶりの物にした。シルバーの細いチェーンの先に小さなハートがあしらわれたキレイめでかわいいネックレス。


「透香はいつもどっちを選ぶの?」


「私? 私は揺れるデザインが好きだから、ほら、今も揺れるのつけてる。奏音は?」


「私は小さいのが好き。でも、やっぱりここはちょっとだけ男の子受け要素があっても良いと思うんだよね」


「うーん、じゃあ揺れる方にするか」


「そうしよ!」


 こうして、私たちは買い物を終えた。



 そのあとは、ス○バ新作を飲みに行った。すっごい美味しかったよ。瑞穂みずほには、『なんで連れてってくれなかったのー!?』って怒られそうだから、内緒にしとかないとね。

お読みいただきありがとうございます!

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