重要なこと
アリスは言った。
「よし、魔理沙、弾幕ごっこしましょ!」
「ん?まあいいが。小腹を空かせるには丁度いいかな。」魔理沙はうなずき、アリスと共に森の奥へと消えていった。
「んで?パチュリー。《重大な話》って何?」
霊夢は椅子に座り、頬杖をついて聞いた。
こちらもまた椅子に座っていたパチュリーは、
「ええ。話を始めましょうか。」と空に立ち上る煙を見て苦笑いしながら言った。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「ひー、つかれたぜー。」「つ、強くなったわね、魔理沙。」
霊夢とパチュリーが話し終わった丁度その時、アリスと魔理沙も帰ってきた。
「おかえり。魔理沙。アリス。さ、座って。」
魔理沙とアリスが座ると、アリスが言った。
「で、話し合い。するんでしょ?」「え!聞いてないぞ!そんなこと!」
魔理沙がびっくりしたように目を見開くが、パチュリーは無視して話を進めた。
「ここで、この幻想郷で、異変が起きているわ。」ここでアリスも目を見開いた。
「え!?全然そんな感じしなかったけど。…まさか!」
パチュリーは、少し間を開け、話し始めた。
「そう。そのまさか。タヌキ妖怪が大量発生する異変。」