コント「新人車掌」
昔からお笑いに興味があり、学生時代1度だけ高校の文化祭で友人と漫才をやったことがあるのですがダダ滑りでした。
あの時の酸っぱい思い出を噛み締めながら、大人になった今書いたコントです。
電車ネタが好きな方に刺さるといいなと思いつつ。
ツ「今日から新人車掌がやってくるらしいが・・・どんなやつがくるんだか」
ボ「おはようございます!(拡声器で挨拶しながらくる)」
ツ「うわ、うわうわうわーーー!!」
ボ「おはようございます!!(拡声器使用)」
ツ「何何何!?」
ボ「お(拡声器使用)」
ツ「やめろおおお!!」
ボ「ん?お...」
ツ「やめろおおお!!聞こえてるんだよ!!」
ボ「おはようございます!本日より着任となりました○○です、宜しくお願い致します!」
ツ「普通に挨拶しろよ、何だよそれ、何でそんなの持ってきてるんだよ!」
ボ「これですか?僕、前の職場では駅のホームでお客様案内をしていたんですけど、通勤ラッシュの時間帯はこれで(以下拡声器使用)押さないでください〜!!ゆっくり車内中程まで詰めてご乗車ください〜!!・・・ってやってたんです」
ツ「だからってそんなもん持ってくるんじゃないよ!しまえ!いいか、お前は今日から車掌になるんだ、そんなもんで車内のマイクでアナウンスしてみろ、お客様の耳がパーン!ってなるぞ!?」
ボ「パーン!!(拡声器使用)」
ツ「やめろおおお!!お前は!!サイコパスなのか!?」
ボ「サイコロステーキ??歓迎会の話ですか?やったー、僕大好きなんです〜」
ツ「お前の耳の方が先にイカれてるんじゃねえかよ!!何でだよ!!てゆうか歓迎会開いてもらえると思ってるのは図々しすぎるだろ!!」
ボ「え、してくれないんですか〜」
ツ「いや、・・・するけど・・・」
ボ「やったー!(拡声器を捨てる)じゃあ僕今日は初日ですしとことん頑張りますね〜!」
ツ「あっさり捨てやがった・・・(咳払いする)早速だがいきなりお前みたいな新人をお客様の前に出すわけにはいかないからな、まずは異常時の対応確認を行わせてもらう」
ボ「ハイ!」
ツ「元気だけはいいな〜・・・。車掌の仕事はお客様を安全に目的地まで送り届けることだ。アナウンスだけが仕事ではない。時に車内で発生した問題を解決しなくてはならない。例として、車内で妊娠されているお客様がいるとする。すると急に産気づいた妊婦のお客様が産まれそうなんです!と訴えてきた、お前はどうする?」
ボ「女の子ですか?男の子ですか?え〜うわ〜悩むな〜つばさとかどうですか?」
ツ「名付け親になろうとするんじゃあないよ!!しかもちゃっかり新幹線の名前!!違うだろ、まずは状況確認!次に車内に医療関係者のお客様はいないか協力を仰ぐ!そして指令に連絡し最寄りの駅で救急車を手配してもらう、だろ!?」
ボ「すみません、そうですよね、気が動転しちゃって・・・」
ツ「まずは言った通りやってみろ」
ボ「はい!お客様、大丈夫ですか?お客様の中に医療関係者の方はいらっしゃいませんか!?あ、お医者様ですか?・・・え、泌尿器科の・・・?・・・まぁ、いいでしょう!」
ツ「妥協!妥協したみたいに聞こえるから!泌尿器科の医者でも最低限の知識あるから!安心して任せなさいよ!」
ボ「よろしくお願い致します!車掌から指令、応答願います!」
ツ「こちら指令、どうしましたか?」
ボ「現在車内にて妊婦のお客様が今にもお子様が産まれそうとのことで申告がありました。次の駅で救急車の手配をお願い致します、どうぞ」
ツ「車内にて産気づかれた妊婦のお客様から申告があった旨承知致しました、お客様の年齢、特徴をお願い致します、どうぞ」
ボ「お客様の性別は聞かなくてよろしいんですか?どうぞ」
ツ「・・・妊婦のお客様でよろしいんですよね?どうぞ」
ボ「このご時世決めつけるのは如何なものかと思います!!どうぞ!!」
ツ「男が物理的に産めるわけねえだろ!!どうぞ!!」
ボ「っち、お客様の年齢は!?どうぞ!!」
ツ「・・・お前が応えるんだよ!!さっき俺が聞いたじゃん〜、何で現場にいるお前が聞いてくるんだよ〜」
ボ「お客様の年齢は〜四十代・・・いや、三十・・・二十代女性です!」
ツ「サバ読むな!!気を使ってサバ読む必要ないんだよ!!命がかかってるんだから!!」
ボ「四十代女性です!お客様の特徴は・・・全身ショッキングピングのお洋服を着られていて独特なファッションセンスをされております!どうぞ!」
ツ「そこは気をつかえ〜。わざわざ独特って言う必要ないんだよ!」
ボ「あ、お客様!危ない!!・・・大丈夫ですか?良かった、僕がクッションになれて。ちゃんとお客様を病院までお連れしますからね・・・」
ツ「新人・・・」
ボ「あ、これが本当のご乗車、ありがとうございます・・・ってね」
ツ「新人ーーー!!せっかく良い感じに収まりそうだったのに!!」
ボ「お子さまの明るい未来に出発進行!」
ツ「綺麗にまとめようとすんじゃねえ!もういいよ!」
ご覧くださり誠にありがとうございました。
少しでもくすりとしていただけたならば嬉しいです。
ネタ自体書くの初めてでしたが楽しかった...!




