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78話

宿屋近くに戻ってきたボクはこれからどうするか悩んでいた。


「自分で運命を切り開くって言ったもののどうしたらいいんだろう」


・・・前世の過去ではゲンブドラゴンを倒した時には龍理人のタキアさんと一緒に倒したんだよなぁ・・・


「いろいろ考えるよりまずは行動しよう」


ボクは龍理人タキアさんのところに向かう事にした。


〜〜〜

タキアさんのお店の前に来るとタキアさんはお店の外に出て掃除をしていた。


「こんな朝早くからどうしました?何かご用でしょうか?」


まさかの来客に戸惑っている様子が見えるから、ストレートに言ってみよう。


「タキアさんはイワクドラゴンや勇者クレアについて何か知っている事はありますか?」


「・・・・・」


沈黙が流れている。タキアさんは今何を考えているんだろうか・・・


「・・・ホクトさんは何故私にそれを聞くのでしょうか?」


なんて答えたらいいんだろ・・・考える必要もない事だし、ありのままを全て話してみよう。


「ボクは鑑定眼で過去が見えます。それは自身の前世の過去も見る事が出来ます。その前世の過去ではタキアさんと一緒にゲンブドラゴンを討伐した前世がありました」


「・・・なかなか面白い事を言うんですね。ってゲンブドラゴンは誰も今まで倒した事がないドラゴンですよね?前世で倒したゲンブドラゴンはどう調理したかわかりますか?」


さすがは龍理人だけあって誰も倒した事のないドラゴンには興味あるんだな。


「どう調理したかまではボクにはわかりません。すみません」


「そうですか・・・ゲンブドラゴンもそうですが、イワクドラゴンも調理してみたいと思い調べた事はあります」


「えっ!それで調べた結果は?」


「そうですねぇ、話が長くなりそうなのでお店の中で話をしましょうか」


「わかりました」


「ところでホクトさんは朝ごはんはもうお済みでしょうか?」


「えっ!あっ、まだです」


「私もまだですのでよかったらご一緒にいかがですか?」


マ、マジで・・・やったーーー!!!


「ありがとうございます」


「それではお店の中へどうぞ。これから作りますので少々お待ちください」


予期せぬ展開で龍理人タキアさんの料理が食べれる事になってテンションマックスでボクはお店の中に入って行った。

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