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75話

ギルドに戻ったボクとケンタローさんは打ち合わせを始めた。


「先程の占い師の話ですが、ホクトさんはどう思っていますか?」


どうしたらいいんだろうか。本当に1人で行くか?それとも影からケンタローさんに見守ってもらうか?どうしよう・・・


「・・・迷っているみたいですね。それではまずは私の話を聞いてもらえますか?」


ケンタローさんから話ってなんだろう?


「私はあの占い師、イヤ、勇者クレアから未来の話をされたことがありました。その時言われた事は『お前は好きな人を救うために自分が死ぬ事を選ぶだろう』そう言われました」


その未来って・・・


「ゲンブドラゴンを倒した時、私は小さな怪我を負いました。イワクドラゴンと対をなすゲンブドラゴンもイワクドラゴンと同じく倒した相手を呪い殺すとしたら私も近い内に死ぬ事になると思います」


そ、そんな・・・


「呪いで近い内に死ぬのなら私は1人でイワクドラゴンを倒しに行って死にたいと思っています。死ぬのは私1人だけでいい」


それだけはダメだ。前世の過去ではこの後ケンタローさんはこの国を救う大活躍をする。今ここで死なすわけにはいかない。だけどその前世の過去ではケンタローさんはゲンブドラゴンの呪いを受けていない状態での話だ。


「1人でカッコつけようとするなんてダメですよ。呪いを受けるならボクも一緒に受けますよ。なぜか知らないけど、ゲンブドラゴンの呪いをボクは受けていません。何かまだ希望があるはずです。ボクは明日1人で占い師勇者クレアのところに行ってきます」


「・・・わかりました。それでは明日は1日自由行動をしましょう。私もいろいろと調べたり準備したい事もあります」


・・・なんだかイヤな予感がするが今は明日に備えてゆっくりと心と身体を休めよう。絶望しかない希望ある未来とは一体何なんだろう・・・

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