表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

38/88

38話

ボクは一体何をしているのだろうか・・・


ボクは今1人で青いサンタクロースの格好をして海のゴミ拾いをしている。


はるか昔、人は科学技術を極めていき生活に便利なモノを様々作ってきた。そのモノは自然に帰るのに長い時間がかかるためあちこちにたくさんゴミが残っている。


科学技術を極めていった結果、この星は温暖化などの異常気象が多発して人々はそれに対応するために強制進化してスキルを身につけたといわれている。


同じく動物達もその気候に対応するために巨大化や凶暴化、獣人化していき魔物と呼ばれるようになった。


それからは人々は科学技術を使わなくなり、魔石や魔力を使った生活をしていった事によって徐々に自然は以前のように穏やかな気候となっていった。


その時のゴミが海流や風、魔物達がここの海に運び見渡す限りゴミの山になっている。


海の女神と言われるくらい綺麗な獣人スターバ。そのスターバが怒っているため人に呪いの言葉をかけると言われている。


だから海を綺麗をする行動はスターバに祝福される。


それを知っていたラオさんはスターバと交渉して海のゴミ拾いをするから最高級の水の魔石、サンタマリア・アクアマリンを欲しいとやり取りして帰っていったのだ。


っていうか魔物とも交渉できるんだ・・・


ちなみに青いサンタクロース、ブルーサンタの格好をしているのは海の神様、ネプチューンにそっくりな格好をする事で敬意を払うためにやるみたいだ。


気づくと夕方になっていた。日が沈むと共にスターバが姿を現してボクに親指ほどの大きさのサンタマリア・アクアマリンを渡してきた。


その時、アシタモヨロシクと言わんばかりの何かを感じる。


しばらくはゴミ拾いの毎日が続きそうだな・・・


ギルドに戻るとボクはひどい臭いを発していたのか、ギルドにいた冒険者達はゴミを見るような目でボクの事を見ている。


だがそれも一瞬だった。ボクが受付の人にサンタマリア・アクアマリンを渡すと、ザワザワし出した。


ボクはそんな事を気にする事なく処理を終わるのを待ち、ギルド宿舎に戻り、お風呂に入ってすぐに寝る事にする。


そういえば気合い入れて武器と防具の手入れしたけど、使わなかったな・・・



次の日、ボクはラオさんに今日もゴミ拾いをする事を伝えようとギルドに立ち寄ると、朝のギルドは冒険者達が取っ組み合いをしながら我先と依頼を奪いあっていた。


賢者勇者アイリンさんが魔石の乱獲をするために魔石を持っている手頃な強さの獣人が少なくなっている。そのため違う仕事を冒険者達で奪いあっているのだ。


ゴミ拾いするだけで最高級の魔石が手に入るって知ったらみんなゴミ拾いするのかな・・・


そして今日もゴミ拾いの1日が始まる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ