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21話

ボクは七色サーモンのいる川に来ていた。


毎日のように七色虫を採取していた時に七色コガネもコツコツと採取していたから結構な数の七色コガネが集まっている。


さっそく1匹の七色サーモンに狙いを定めて七色コガネを食べさせてみる。


・・・特に何も起こらなかった。


さすがにまだ1匹目の七色コガネだ。もっともっと食べさせてみよう。


・・・なんかだんだん光り輝いてきている。


やり方は間違ってないみたいだな。もっともっと食べさせよう。


・・・すると突然七色サーモンは眩しい光を解き放つようになって眩しくなった。


キターーーー


すぐに斧熊の短剣で七色ゴールドサーモンの弱点を突き刺す。捕獲は完了、すぐにアイテム収納袋に入れる。


よし、これで帰るかなと思った矢先、マサカリカツイダベアが現れた。七色ゴールドサーモンの光に導かれて来たのだろうか。


せっかくのチャンスなのでマーキングはしていこう。マサカリカツイダベアに近づくとマサカリカツイダベアは右手を振り上げた。


よし、これを受け止めてスキルアップで上がった防御力を見てみよう。それから弱点にマーキングだ。


マサカリカツイダベアの振り上げた右手は攻撃する事なく上げたまま止まってこっちを見ている。


イヤ、よく見てみるとボクの後ろのずっと奥を見ているようだ。しかしマサカリカツイダベアと相対している状況で自分も後ろを向いて確認するわけにはいかない。


どうする・・・とりあえずは鑑定眼・開眼で弱点を確認しておこう・・・弱点は肝臓だな。


マサカリカツイダベアは動かないままだからマーキングしながら背後に回って、マサカリカツイダベアが何を見ているのか確認してみよう。


すかさず肝臓にマーキングをして背後に回った瞬間にマサカリカツイダベアは何かに怯えるようにして逃げていった。


またしても攻撃してもらえなかったよ・・・


気を取り直してマサカリカツイダベアの見ていた方を見ても何も発見する事は出来なかった。マサカリ山の主はマサカリカツイダベアのはずだが何を見て怯えたのだろうか・・・


とりあえずギルドに帰って七色ゴールドサーモンの報告しよう。



ギルドに戻り受付の人に七色ゴールドサーモンを見せたところヤバイ事になってしまった。


「すみません、支部長からは七色サーモンの買取の件は聞いていましたが希少種の七色ゴールドサーモンの件は何も聞いておりません」


あっ、やっちゃった


そして登場するラオさん。ちょっとこっち来いやと言わんばかりに手招きしている。


・・・・・


めっちゃくちゃ怒られました。希少種は普段出回らないため取り扱いが難しく、【必ず】事前にギルドを通す事になっているそうだ。


何も知らなかったようだから今回は許してあげると言われた。そしてなんとか七色ゴールドサーモンはラオさんに引き取ってもらう事が出来たが、お金に関しては買取先を見つけるまでは保留にされる事になってしまったが仕方ない事だよね。


支部長室から出てギルド宿舎に戻ろうとしたところ、さっそく誰かと連絡を取っていて、交渉は苦戦しているようだった。


本当に申し訳ないです。



次の日は休みだから何しようかなとギルド宿舎に戻って、青の牙の短剣と斧熊の短剣の手入れをしていたら、ラオさんが訪ねてきた。


「とりあえず明日の昼に私のところに来てくれますか?ご飯奢りますよ」


なんだろう・・・とりあえず怖い


「大丈夫です。明日のお昼に伺います」


「それではおやすみなさい」



次の日、休みの日だからゆっくりとした朝を迎える。ゆっくり出来る朝だから今日はいつもの卵かけご飯とちょっと贅沢に焼いた七色サーモンを食べる事にする。


うん、美味しい


自分で取ってきた事もあるんだろう。口の中でホロリホロリとほどけていく塩味のあるサケの身が卵かけご飯とよく合う。



ご飯を食べた後は久しぶりに盾の手入れをする事にする。普段は汚れても水で軽く洗い流せばいいため、盾の手入れはあまりしない。今日はお昼まで時間があるため丁寧に布で磨いて光沢を出していく。


うん、綺麗だ


光沢を出して綺麗にしても山に入ると目立たないように色を変えるからあまり意味がないように感じるが綺麗になった事で気分は上がる。それで充分なのだ。


ゆっくり時間をかけて磨いていたから、もう少しでお昼になる。ボクは盾をアイテム収納袋にしまい、いつものファイアリザードのレザーの上下を着てラオさんのところに向かった。


そしてラオさんから出た言葉にビックリしてしまった。


「今日は龍理人タキアさんのところで七色ゴールドサーモンの試食会がありますので行きましょう」


えっーーーーー、やったーーーーーーーー



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