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2話

あれから3年の月日が立っていた。


ボクの授かった3つのスキル。鑑定スキルでは魔物の姿や弱点を観察する。二刀流スキルは剣術スキルがないボクにとっては死にスキル。盾術スキルを持っているボクは大楯を両手で持ってみんなを守る。


「セイヤ、タイガーイーグルを発見した。弱点は心臓だよ」

ボクは鑑定スキルの鑑定眼・開眼で魔物を鑑定した。


タイガーイーグルは顔はトラで体はワシ。鋭い牙と爪で捕食するBランクのモンスターだ。


「そんなのはギルドからの情報でわかってるんだよ。マイヤ、弓矢に風の付与をお願いだ」

3年たってセイヤはかなりのイケメンになっていた。男の自分から見てもかなりのイケメンだ。


「わかった。風の魔術付与」

マイヤもかなりの美人になっていた。勇者という事もあり、かなりの人気者になっていた。


「3連ウィンドショット」

セイヤは風の魔力を宿した矢を素早く3本打ったが、タイガーイーグルは素早く躱してて反撃してきた。


「フェザーレインがくる。みんな防御に徹して」

ボクはみんなに指示を出すが、セイヤはいつもボクの指示に反発する。


「フェザーレインの時が1番のチャンスだろ!オマエのその盾は飾りかよ」

セイヤは前に出て弓矢を構えて力を溜め始める。


「パワーショット」

セイヤが矢を放つと同時にタイガーイーグルの羽の雨が降り注ぐ。


「いつもいつも無茶しないで。ハイパーガード」

ボクは慌てて盾術スキルでみんなにフェザーレインが当たらないようにガードしたが、慌てていたためボクは少し羽に当たって血を流していた。


セイヤの放った矢はタイガーイーグルの羽に当たり、タイガーイーグルは地上に降りてきていた。


「地上に降りてくればワタシの番ね。魔法剣・炎の剣」

マイヤの3つのスキルは剣術スキル、魔術スキル、料理スキル。魔術スキルと剣術スキルの合わせ技、魔法剣を得意とする。動物系の魔物であるタイガーイーグルには料理スキルも発動して威力倍増だ。


地上に降りたタイガーイーグルはマイヤによって瞬時に解体される。


「さて目的の魔物も退治出来た事だし、ギルドに戻るとするか」

このパーティーのリーダーはマイヤだが、セイヤはいつもリーダー気取りだ。




ギルドに帰って来たボク達。受付嬢はセイヤに話しかけてきた。リーダーはマイヤだって言ってるのに・・・


「おかえりなさいませ。本日は以前から依頼されていた人材斡旋の件でお話しがあります。こちらへどうぞ」


帰ってきて早々に応接室に通される。っていうかちょっと待って。人材斡旋の件って何?何も聞いていないんだけど・・・って思いマイヤを見るとマイヤも人材斡旋って何って顔をしていて、こちらを見ていて目が合う。


腰まで伸びたサラサラの金髪、胸は大きく大人の色気ムンムンで見る者を圧倒する美人、でも時折見せる天然の可愛らしい姿はギャップがあり最高だ。


そんな事考えている内に応接室に着くと、応接室には3人の女性が座っていた。


どちらも盾を持っている2人組と杖を持っている人。2人組の方は双子の姉妹でどちらも盾術を持っている英雄だ。もう1人はたしか二刀流スキルと魔術スキルをもっている英雄で賢者と呼ばれている有名な人だ、なんて事を考えていると話は進む。


「本日紹介するのはこちらの3人です。ですが、1つのパーティーでの最高人数は5人までとなっております。いかがなさいますか?」


現在ボク達のパーティーは3人だ。

盾の双子を入れるとボク達のパーティーは盾術3人になって防御寄りのパーティーになる。そうなると二刀流魔術の賢者も入れたいところだがそうもいかない。双子のどちらか1人だけパーティーには入らないだろうし、今回は賢者の人をパーティーに入れるのかなって思っていた。しかし・・・


「よく来てくださいました。3人とも歓迎いたします。よろしくお願いします」

セイヤは3人とガッチリ握手を始める。


ん?


3人とも超絶イケメンのセイヤにメロメロだ。厳密に言うと受付嬢もセイヤにメロメロになっていてさりげなく握手している。セイヤ、オマエは本当は交渉術も持っている勇者なんだろ・・・と思わざるをえないほどの光景が目の前に広がっていた。


「ホクト、今までありがとうな。オマエはパーティーから追放だ」


その言葉に思わずマイヤと目が合う。その途端にボクが口を開く前にマイヤが口を開いた。


「どういう事よ!なんでホクトが追放なのよ!ワタシは認めないわよ」

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