第0章
この作品を手に取っていただき、ありがとうございます。この作品は名前のとおり、筆者の創作意欲に任せてかいております。意欲が著しく低下、また、私生活が忙しいときなど投稿ペースがとても遅い場合があります。ご理解の方、よろしくお願いします。まずは、楽しんでもらえるよう、頑張ります。
登場人物
・アース
男の子
・女
アースの親?
1人の女が膝の上に座る子供に向けて1冊の本を読んでいた。
「『ーこうして、その村の人々は魔女によって消えてしまいました。今も村人たちは、彷徨い続けているでしょう。無念を抱きながら、真っ赤に染まったその魔女を探して。』おしまい。」
静かにその本は閉じられた。読んでいた女はというと、どこか不満げで、それでいて満足した様子であった。
「どうだった?アース。」
そして、膝の上に座っていた、1人の男の子に話しかける。しかし、その子供は寝ているようだった。
「あちゃー、寝てしまったか。フフッ、この本を持ってきたのは君であろう?…………まぁ、いいか。子供はこうでなくてはね。」
そんなことを言いながら、女は膝の上の子供に優しい笑顔を向ける。しかし、その目は子供ではなくどこか遠いところを見ているようであった。まるで、なにかを懐かしんでいるかのように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。次回はいつになるか分かりません。先に謝罪させていただきます。ごめんなさい。今回の話は、あまり動きがないので楽しんでいただけたか分かりませんが、これからも筆者の創作意欲に任せて書いていきますので、よろしくお願いします。