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片瀬日和の調査メモ02

「メモ02」


「スポット」


 彩葉町さいはちょう 彩葉祭さいはまつり

 意味は、災は災? 罪は罪?

 その昔、彩葉祭りは厄災を鎮めるための祭りであった。

 そして同時に、人の罪を洗い流す為の祭りであった。

 催される祭りでは全国から見て珍しく、冬に花火の打ち上げをしている。

 花火の存在しなかった時代には、他の物で代用。灯篭流しのようなもの。


 彩葉町 神代山かみしろやま

 神のいる山として地元住人から恐れられている。人が行方不明になったり、異形の化け物が出現する、と言われている。その土地の付近には昔から、その山に祀られている神「さい」の意を組んで動く狂信的な信者がいて、彼らは自らの事を司祭と名乗っている。


 罪在(つみあり?ざいあ?さいあり?)の森

 災害が多く続いた昔、その災害をおさめるために災への生贄として大勢の人間を埋めた森。

 己の罪を認めぬものには厳しい場所であり、罪を認めた者には災から特殊な力を授けられるらしい。


 彩葉町 呉羽大通くればねおおどおり

 集団失踪事件一年経過以後、怪異の噂話が多く出回るようになる。事故事件も多発しており、通行禁止になった。

 

 初染町 中央心木(ちゅうおうこころぎ)学園

 集団失踪事件の発生時に、在校生と共に建物も消失。しかし事件発生から約一年後、生存者一名と共に、唐突に元の場所へ出現。内部は戦争でもあったかのような無残な惨状となっていた。現場検証のあと解体が決まるが、作業のメドが立っていない。

 校舎は、立ち入り禁止の措置がとられている。

 最近では興味本位で肝試しを行う者達が出現、彼等から怪異の噂がいくつも流れている。


 初染町 初染病院

 集団失踪事件に関わる被害者の身内が、不審な最期を迎えている。

 大道寺男津真 突然の衰弱にて入院。死因不明。

 九条零 集団失踪事件の発生前に病院の屋上から転落。

 

 失踪事件の中で気になる人物

 白木雪奈 中央心木学園の教師。経歴に不明点が多い。

 結締姫乃 転校前の元住居が火災。自宅消失。地元にて連続放火事件発生。

 九条零二 文具店でカッター、シャープペンシル、シャープペンシルの芯を購入。家出をしていた。

 大道寺 三座 名のある大道寺家の娘。失踪事件前は、後目争いの噂が絶えなかった。



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