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デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )  作者: 愛七ひろ
最終章

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17-35.紫塔の攻防(2)

 サトゥーです。漫画やドラマだと誤情報に惑わされた味方と戦うシチュエーションは比較的メジャーではないでしょうか? フィクションだと大抵最悪の事態になる前に気付くモノですが、現実だと破綻までいってしまう方が多い気がします。





「先々代勇者の従者ブルーメ・ジュレバーグ。勇者ナナシとの決闘を望む」


 ブルーメ女史が抜き身の剣をオレに向けて宣言する。


 サガ帝国の旧都近くにある世界最大の紫塔へとやってきたオレ達は、紫塔前でスタンピード処理をしていた勇者一行と相対していた。

 なんでも、パリオン神から勇者達に「世界の平和を脅かす、大逆者。魔神の化身である勇者ナナシを討て」と神託が降りたそうだ。


 ヒカルに尋ねてみたが、彼女は神託を受けていない。


 今は時間が惜しいし、誤解を解くのは後にして睡眠系の魔法で眠らせて先に行こうかな?


 そんな風に考えていたオレを庇うように、いくつかの影がブルーメ女史との間に立ち塞がった。


「――おい、小娘。なんのつもりだい?」

「あたしの野生の勘が、このナナシは本物だと言っている」

「それに、ナナシや金ピカ達には何度も助けられているからね」


 割り込んできたのは、勇者ハヤトの従者である虎耳族のルススと狼耳族のフィフィだった。


「世界の危機を前に、仲違いをするのは正義ではありません」

「……ロレイヤ。パリオン神に仕える神官であるアンタまで」

「私には神託スキルがありませんが、邪悪な存在かどうかを見分ける眼はあるつもりです」


 ルススとフィフィの列に神官ロレイヤが並ぶ。


「ちょ、ちょっと!」

「ルススやフィフィはともかくロレイヤ姉まで!」


 それを見た勇者セイギや勇者ユウキが慌てる。


「あたしらはともかく・・・・ってのはなんだい?」

「それが塔で鍛え直してやったあたしらへの恩返しなのか?」


 ルススとフィフィが勇者二人を睨め付ける。


「だ、だって! 神託だけじゃないんだよ!」


 勇者セイギが前に一歩踏み出した。


「パリオン様から授けられた『正義心眼しんじつはいつもひとつ』と『邪悪探索わるものはどこだ』が教えてくれているんだ。……勇者ナナシは悪だと、まぎれもない悪だと言っているんだ」


 勇者セイギが泣き笑いの顔で訴える。

 涙ながらの訴えに、従者三人がわずかに怯む。


 ――どうやら、オレは悪らしい。


 思わずそんな事を考えたオレの思考が眷属通信越しに伝わったのか、アリサにぽかりと肩を叩かれた。


『――そんな訳ないでしょ』


 そんなアリサの声が聞こえてきそうだ。


「勇者セイギ、その『悪』の基準は何?」

「え? 基準?」


 アリサの質問に勇者セイギが意表を突かれたような顔になった。


「ユニークスキルが教えてくれるんだ。あいつは『悪』だって」

「つまり、パリオン神から見て(・・・・・・・・・)『悪』って事でしょ?」


 勇者セイギの言葉を予想していたアリサが、一つ頷いた後、その善悪判定が公正なモノではなくパリオン神の主観によるものではないかと主張した。


「なるほど、そういう事か」

「わかるのか、ルスス!」

「あったり前じゃん! 『神様が言っているから悪』って事だ!」

「なるほど!」


 なんて会話をルススとフィフィがしていたが、皆は礼儀正しくスルーした。

 いや、ポチ、タマ、カリナ嬢の三人は熱心に頷いている。


『さあ、ご主人様、魔神の神力結晶強奪をパリオン神が手引きしたのかもしれないって言ったんさい』

『いや、それはまだ仮説だよ』


 限りなく黒に近いけど、まだ灰色だ。

 状況証拠からの予想であって、証拠も証言もないしね。


「おまたせ! なんだか、ややこしい事になっているわね」

「ロレイヤ、何があったか簡潔に教えてちょうだい」


 飛翔木馬に二人乗りで現れたのは、勇者ハヤトの従者であるリーングランデ嬢とメリーエスト皇女の二人だった。


「勇者ナナシが魔神の手先だとパリオン神の神託がありました」

「「――なるほど」」


 ロレイヤの簡潔な言葉に、二人が頷く。


「ブルーメ婆さん、悪いけど剣を納めてくれない?」

「リーングランデの嬢ちゃん、アンタもソイツに付くのかい?」

「まーね。ハヤトからも言われているし、何より、ここで彼と戦うのは無意味よ」

「――無意味?」


 リーングランデ嬢の言葉に、ブルーメ女史が眉間に皺を寄せる。


「そういう事、もし勇者ナナシがその気なら、今頃ここには死体が三つ転がっているだけよ」

「たとえそうでも、一矢報いてやるさ」

「無駄無駄。ブルーメ婆さんが百人いても無理よ。もちろん、私達が千人いても無理ね」

「無理でも無駄でも、やらなきゃならない時があるんだよ」


 ブルーメ女史は引き下がる気はないようだ。

 なんていうか、彼女の息子のシガ八剣筆頭ゼフ・ジュレバーグ氏を思い出す脳筋さだね。


「わかった。やろう」


 ――時間が惜しい。


「ちょっと、ナナシ!」

『大丈夫、殺さないよ』


 リーングランデ嬢のあせった声に、空間魔法の「遠話(テレフォン)」で返す。


「そっちはブルーメさんと勇者二人だけ?」

「ああ、そうだ」


 オレはストレージから自作の聖剣を取り出して構える。


「ちょ、ちょっと! 俺はこんな距離だと戦えないってば!」

「そうだよ! 僕だってさっき大物に『断罪の剣せいぎはかつ』を使っちゃったから、当分は使えないんだ!」


 慌てる勇者二人をチラリと見たブルーメ女史が舌打ちする。


「なら、あたし一人で行かせてもらうよ! ――魔閃」


 ブルーメ女史が縮地からの居合い系の必殺技を放ってきたが、獣娘達との高速戦闘に慣れた今では目を瞑っていても避けられそうな攻撃だ。


 オレは魔力鎧を展開した手で刃を受け止め、そのまま剣を握りつぶす。


「――なっ」


 ブルーメ女史はすぐに剣を捨て、瞬動バックステップで距離を取りながらアイテムボックスから予備の魔剣を取り出そうとしたが、それを待ってやる義理も無い。

 オレは縮地で距離を詰め、ブルーメ女史の顎を軽く撃ち抜いてノックアウトする。


 ついでに睡眠系の魔法で眠らせて、麻痺系の魔法で動けなくしておこう。


 気を失ったブルーメ女史を魔術的な念動力サイコキネシスである「理力の手(マジック・ハンド)」で受け止め、勇者二人に届ける。


「勇者ナナシ、この塔も破壊するのですか?」


 メリーエスト皇女の言葉に首肯する。


「二人が皇帝の許可を取るのに協力してくれたんだっけ? ありがとー」


 仲間達がナナシ口調を聞かないように、腹話術スキルを駆使してメリーエスト皇女や彼女の仲間達にだけ聞こえるように調整した。


>称号「音の魔術師」を得た。


 なんだか、久々の称号だ。


 なぜか二人がくすくすと笑っている。


 ――そういえば、この二人は勇者ナナシオレや仲間達の正体に気付いているんだった。





「うわぁあああああああ!」

「でぇええええええええ!」


 なんとも言えない気分でいると、勇者二人がぎこちない動きで叫びだした。

 勇者達の身体を青い光が瞬き、勇者ユウキの手に赤い炎が踊る。


 勇者ユウキが多弾頭ミサイルのような火弾の雨を放ってきたが、その全てがオレ達から離れた場所に着弾し爆発と炎を撒き散らす。

 勇者セイギが青い光――恐らくは彼のユニークスキル「断罪の剣せいぎはかつ」が発動している剣で斬りかかってきたが、へっぴり腰な上に明らかに剣をオレから逸らそうとしている。


「だ、ダメだ。避けてー!」


 勇者セイギの聖剣が急に軌道を変えてオレに向かってきたが、ブルーメ女史よりもノンビリした攻撃なので避けるのも簡単だ。


「操られているのか?!」

「うん、たぶん!」

「身体が勝手に動くんだよ!」


 オレは勇者二人の答えを聞くと同時に、彼らの意識を刈り取り、睡眠魔法と麻痺魔法のコンボを叩き込んでブルーメ女史の横に並べる。


『ヒカルは大丈夫か?』

『うん、特に操られる感じは無いわ。この鎧に組み込まれた機能のお陰だと思う』


 ヒカルは彼らと同じ「パリオンの勇者」だったので心配したが、それは杞憂だったようだ。


 オレは念の為、勇者二人に黄金鎧の精神支配対策回路の試作品を装備させる。

 ここに置いておいてもいいけど、塔から現れた尖兵に喰われても困るので、空間魔法で旧都の門前に強制転移しておく。


「パリオン様は何を考えておいでなのかしら……」


 神官ロレイヤが憂鬱そうな顔で呟く。


「本人に会ったら聞けばいいわ。それに本当にパリオン様の仕業かどうか分からないでしょ」


 リーングランデ嬢がロレイヤ嬢の肩をポンッと叩き、オレの方に歩み寄る。


「これからすぐに塔を破壊するの?」

「いや、塔を破壊する前に、最上階にある魔界への門を閉ざす」


 正しくは魔界との通路を対神魔法で封印する――可能なら魔界そのものを。

 低コストで通過できる経路がなくなれば、魔神だってそう簡単に軍団を送り込めないだろう。


「私達も付き合うわ」

「必要ない」

「そう言わないで。あの子達が迷惑を掛けたお詫びに、上層までの露払いくらいさせてよ」


 そういう事なら構わないか。

 彼女達は前衛から後衛の攻撃役アタッカーが多いから、白銀メンバーの補佐を頼むには丁度良さそうだ。


 オレ達は陣形を整えて塔の中へ踏み込んだ。


 入り口は他の塔と同様に封印で封鎖しておく。


「それって封印? 不測の事態で脱出しないといけなくなったら困らない?」

「大丈夫だよ。人間は内側から外へ出られるように条件付けしてあるから」


 いないはずだけど、塔の中に旧都の冒険者達がいても対処できるはずだ。





「行くよ、ライトウィング」

「分かったレフトウィング」


 白銀鎧を身に纏ったシロ(ライトウィング)クロウ(レフトウィング)の二人がキラキラとした光を曳きながら飛翔し、尖兵の群れに突貫していく。


 ゼナさんのユニークスキルと風魔法を融合した「破邪聖軍セイント・アーミー」やオレとヒカルが使った上級術理魔法「超人強化ヒーロー・プレイ」によるブースト付きだ。


「「――双翼乱舞ツイン・フェザー・ダンス」」


 二人の周囲を無数の小さな銀小片が飛翔し、近寄る魔物を傷だらけにしていく。

 ゼナさんの小剣開発で得た技術をフィードバックしたヤツだ。


「すげーな、あの翼人のガキども」

「あたしらも負けてらんねぇな」

「行くぜ、フィフィ!」

「おう!」


 ルススとフィフィの二人が、シロとクロウの二人が討ち漏らした大物を、無駄のない動きで屠っていく。


「盾ゴーレム隊、四人が切り開いた道を維持しつつ前進!」


 システィーナ王女の操るゴーレム隊に護衛された本隊が後に続く。


『ねぇねぇ、ご主人様。ご主人様のユニークスキルで最上階まで移動した方が早くない?』

『どうも構造が変わったみたいで、前に調べた階層情報がリセットされているんだよ』


 正確には別のマップに入れ替えられた感じだ。

 オレが閃駆でひとっ飛びして、皆を最上階に呼び寄せた方が手っ取り早いが、せっかくの舞台を独り占めするのも悪い。

 なので、今は白銀メンバーのレベル上げを兼ねて普通に攻略している。


 まあ、このペースなら、今日中に最上階に辿り着けそうだけどさ。





「ふぃ~」

「疲れました」

「お疲れなのです。二人とも偉いのですよ」


 下層域突破と同時に電池切れになったシロとクロウの二人を、ポチが果実水と揚げたてドーナツで労っている。

 今の前衛はゴーレム兵団に守られたルススとフィフィ、それからカリナ嬢だ。


「クンフー・ランブゥウウウウウウウウウウウウウー!」


 ラカに補助されたカリナ嬢が中層の尖兵達を相手に無双する。


「いやー、おっぱいデカイだけじゃなくて、格闘もすげーな」

「――っていうか、あんだけ動き回って、よく痛くならねーよな」


 ルススはともかく、フィフィの驚くポイントがちょっとズレている。

 カリナ嬢の白銀鎧は防御力と胸部装甲のフレキシブルさの両立を実現した意欲作だ。彼女が装備する防具としては最高の出来だと言ってもいいかもしれない。


「何匹か抜けたわね。■■ 破裂(クイック・バースト)


 リーングランデ嬢が発動の早い下級爆裂魔法で牽制しつつ、魔刃を張った魔剣で大型尖兵の臑を切りつける。


「メリー!」

「■■■■■ 貫通雷撃ライトニング・ペネトレイター!」


 メリーエスト皇女が上級魔法とは思えないほど短い詠唱で雷魔法を放つ。

 貫通雷撃は大型尖兵の魔法障壁を貫通し、そのまま無防備な眼球を撃ち抜いた。


 ――PSYCLOOOOOOOOOOZP。


 大型尖兵の巨体が地面に倒れ伏す。

 震動とともに石畳の隙間から巻き上がった土煙が巨体を隠す。


「メリーのヒトもリーンのヒトもすごいのです!」


 ポチの率直な褒め言葉に、リーングランデ嬢は満更でもなさそうに髪を後ろに払った。

 その背後で大型尖兵の拳が振り上がる。


「≪唱えろ≫ 聖なる従者達! ■■■ 聖槍セイクリッド・ジャベリン


 セーラが展開していた「聖なる従者」達が、セーラの中級魔法を共鳴複製し、リーングランデ嬢の頭上に振り下ろされようとしていた巨大な拳を粉砕した。


「油断大敵ですよ。姉様」

「やるじゃない、セーラ。地雷爆裂(マイン・ボンバー)


 リーングランデ嬢が保留していた発動句を唱え、生き延びていた大型尖兵に止めを刺す。

 一応、白銀騎士ホーリーと名乗らせてあったのだが、オレ達の正体に気付いているリーングランデ嬢には意味がなかったかもしれない。


「余計なお世話でしたか?」

「いいえ、妹の愛を再確認できて嬉しいわ」

「愛なんてありません。余計な怪我をされたら迷惑だから、手を出しただけです」

「そう? なら、そういう事にしておくわ」


 照れ隠しにそっぽを向くセーラを見て、リーングランデ嬢が兜の下で満面の笑みを浮かべる。


「さーて、愛情を充填した私の前に出てくる幸運なヤツはいるかしら?」


 リーングランデ嬢が上機嫌でスキップしながら、前衛が討ち漏らした中型や大型の尖兵を爆裂魔法と剣技で屠っていく。


「うわー、敵に同情したくなっちゃうわね」

「まったく、あの子は……」

「そのうち息切れしたら下がってきますよ」


 アリサに続き、メリーエスト皇女やロレイヤが呆れや慣れを感じさせる言葉を呟く。


「ゼナたん、メリーたん、左右から敵の大群が来るわよ」


 アリサが後衛陣に忠告する。


「ありがとうございます、レッド。――天嵐テンペスト

「……■■■■ 雷迅地獄(ケラウノス)


 発動を保留していたゼナさんと詠唱を終えたメリーエスト皇女の上級魔法が、魔物の大群を一気に殲滅する。


「……■■ 勇者増幅ブースト・ブレイブ


 ロレイヤの魔法が発動すると、従者達や勇者の称号を持つ四人が強化される。

 サガ帝国の旧都にあるパリオン神殿の勇者派にだけ伝わる神聖魔法らしい。


 オレには今一つ効果がなかったが、メリーエスト皇女やリーングランデ嬢の戦闘力が強化され、失われた魔力が急速に回復していく。なかなか便利な魔法だ。

 もっとも、ロレイヤ嬢の魔力消費が激しいので、あまり頻繁には使えないとっておきだろう。


『上への道を見つけた~?』

『偉いぞ、タマ』

『にへへ~?』


 経路調査に出ていたタマからの報告を受けて、階層の殲滅を担当していたリザ達黄金メンバーを帰還させる。

 戻ってきたタマと留守番役のポチがハイタッチを交わす。


 オレ達は中層を抜け、上層へと突入する。


「この辺まで来ると魔竜が出るわね」


 アリサの視線の先では、白銀メンバーと従者達の混合チームが尖兵魔竜エビル・ドラゴン・ヴァンガードと激闘している。


「頑張れ~」

「そこ! そこなのです!」

「ああっ、危ない!」


 仲間達が手に汗握って魔竜との戦いを見守っている。


「マスター、援軍の許可を」

「ダメ」


 支援魔法以外で手伝うのは危ない時と、彼女達から救援要請があった時だけでいい。

 カリナ嬢が吹き飛ばされていったが、彼女なら無傷で戦線に復帰するはずだ。


「もうちょい!」

「そこです!」

「がんば」


 やがて一時間近い戦闘の末に、魔竜が地に伏せる。


「ぎりぎりだったわね」


 前衛や中衛の装備はボロボロだし、盾ゴーレムも半数近くが消耗している。

 後衛は怪我こそないが、魔力が完全に枯渇している。


「さすがに尖兵下位魔竜デミドラゴン・ヴァンガードとは違うわ」


 リーングランデ嬢が兜を脱いで汗を拭う。


「今なら成竜(ドラゴン)だって倒せそうだぜ」

「あはは、今度、挑戦しに行くか」


 ルススとフィフィは床にへたり込みながらも、笑顔で拳を打ち合わせている。

 なかなか充実した戦いだったようだ。


「そろそろ次来るよ~?」

「次?」

「今度はマンティコアあたりか?」


 タマの警告に、ルススとフィフィが気の抜けた顔で尋ねる。


「違うのですよ。魔竜まりゅーの大群なのです」

「大群?」

「魔竜の?」

「はいなのです。床の震動で分かるのですよ」


 ポチに言われて、ルススとフィフィが床に耳をくっつける。


「げ、マジだ」

「さすがに無理だぜ。逃げよう」


 青い顔になる二人の前で、ポチとタマがチッチッチッチと口で言いながら顔の前で指を振る。


 前にアリサがしたのを見て覚えていたようだ。

 変な仕草を覚えるのは止めてほしい。


「ここからはポチ(イエロー)達に任せるのですよ」

タマ(ピンク)の出番~?」


 さて、今度は黄金メンバーの出番のようだ。

※次回更新は10/13(日)の予定です。



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