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三原色信仰の国を追われた無色の花嫁は、帝国で世界を彩る   作者: りっちょまん


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【閑話】 モントローズ侯爵の錯綜 ◇

「なに、行方がわからないだと! あの見た目でも公爵令嬢。そう遠くまで一人でいけるはずがない。誰かの手を借りたのか……いや、色なしだぞ」


眉間を指先でトントンと叩きながら、思考を巡らせる。


隣の伯爵領、王都内、モントローズ領内、ロルモン公爵領内。 くまなく探させたが、どこにも見当たらない。


もしやと思い、東、西、北の隣国への出国記録もひっくり返した。 だが、平民の帳簿にも貴族の帳簿にも、形跡はまるでなかった。


ロルモン公爵家のメイドの証言で、服装も見た目の特徴も、一人旅であることもわかっている。 それなのに、忽然と姿を消してしまった。


夜間に追い出されたことで、目撃者が極端に少なかったことも災いした。 平民はたいてい夜が明けると起き、日が沈めば就寝してしまう。夜更かしできるのは、明かりを確保できる貴族だけだ。


「くそっ。……いや、待て。南だ。南……まさか、セレニータ帝国か?」


虚を突かれた、という思いだった。 そういえば、あそこは夜行馬車が出ている。


まさか公爵令嬢が乗り合いの馬車に……とは思ったが、この可能性に賭けてみる必要がある。 セレニータに逃げ込まれたら、もう絶望的だ。


「……どうにか王都に入る前に、見つけ出してやる」

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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